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●フィッシュストーリー

●フィッシュストーリー 『Fish story』とは魚の物語ではなく本来『法螺話』という意味の英語。

この映画の物語も、ハッキリいってしまうと荒唐無稽であり得ない内容なのですが、これは素敵な熱い想いの籠もった法螺話!


観て、登場人物たちをなんか応援してしまい、そして笑っいながら温かく気持ちよくなる映画でした。

私は大好きです!








【ストーリー】1975年、鳴かず飛ばずのパンクバンド“逆鱗”のメンバー4人(伊藤敦史、高良健吾、渋川清彦、大川内利充)は、解散前最後のレコーディングに挑んでいた。そしてときは超え、地球の滅亡まで数時間に迫った2012年、営業を続ける一軒のレコード店から“逆鱗”のあの一曲、「FISH STORY」が流れ始め……。(シネマトゥディ


オムニバス映画というと、懲りすぎて色々繋げ過ぎて世界の広がりがなくなってしまったり、逆に漠然とさせ過ぎて纏まりがなってしまうかということも多いのですが、コチラはかなり上手く纏めていたと思います。


『フィッシュストーリー』という作品が時代を超えて人を超えて繋がり、水星衝突の世界に救いをどう作り出すのか?という展開はかなり無茶なのですが、法螺話というタイトルの映画、それに人がハッピーになる素敵な法螺ならいいじゃん!と思えてしまう空気があります。

それぞれのエピソードに出てくる登場人物が可愛らしく素敵なのもあるのですが、この物語の軸となっているフィッシュストーリーの存在の出し方がまた上手い!

どういう人達が作ったのかというのはまったく語られず、売れないバンド逆鱗が解散前に最後に作ったアルバムで、出るべき時代を間違えそして忘れられてしまった存在。

それが、中古レコード屋さんにひっそり残り、そして一部のオカルトマニアの中でカルトな曲として話題になっているだけで、決して時代を超えて多くの人に聞かれたとはいえない曲。

一見哲学的で意味不明な歌詞と1分の無音部分をもつというミステリアスな要素が、物語全体に面白い味わいを出しています。

最後に明かされるフィッシュストーリーという曲が作られるまでのエピソードに、、もう一つのフィッシュストーリーという名の本の物語が加わり、一気に世界が繋がり盛り上がっていく様子をみていると心がホッコリと幸せな気持ちになります。。

たフィッシュストーリーというという本の行間に込められた追い詰められた状況で家族の為必死に行動する男の思いが、自分達の適わなかった夢を一途に込めたフィッシュ・ストーリーという曲になり、それが人を動かしていく、その流れが最後に見事に繋がった瞬間、ジグゾーパズルを完成したときのようは気持ち良さを感じました。

行間、無音の時間、そんな見えない、聞こえない部分に物を描き込むそこがこの映画の面白いところだと思います。

どちらかというと情けない男を演じることの多い伊藤敦史がパンクロッカーのリーダーという珍しいホットでハードな演技を見せていて、意外にそれが格好良く感心してしまいました。

この映画全てが。“逆鱗”のメンバー4人が最後にフィッシュストーリーを通してみたお酒の席で盛り上がって語った物語の一つなのではともいえる内容で他愛ないといったらそんな物語なのですが、今を小さい事でも必死に生きている人たちが観ていて愛しく、ニコニコしながらみてしまう映画でした
人の想いは良い形で繋がっていくもの!というこのテーマもよく私は好きです。

しかし、、これ一人で観たために、オオブタさんにネタバレしないように熱く語るのが難しくそこが残念な所です。


●フィッシュストーリー

評価 ★★★★☆kobuta


監督 中村義洋

プロデューサー 宇田川寧 / 遠藤日登思
原作 伊坂幸太郎
脚本 林民夫

出演 伊藤淳史
高良健吾
多部未華子
濱田岳
森山未來
大森南朋
渋川清彦
大川内利充
眞島秀和
江口のりこ
山中崇
波岡一喜
高橋真唯
恩田括
石丸謙二郎


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この記事に対するコメント

SGA屋伍一さんへ

コメントありがとうございます!
この作品、馬鹿馬鹿しい法螺話ですが、こういう素敵な法螺話ならいいですよね(^^)

伊藤淳史くんも格好良かったですよね~
こういうハードな演技も出来るんだ!と感心してしまいました!

これを機会に、格好いい役もやってもらいたいですよね!

【2009/04/18 22:57】URL | コブタです #-[ 編集]

「逆鱗」という言葉は「聖闘士星矢」で覚えました

ども。先日わざわざ出張してみてきました
あの曲の「無音の部分」、予想とはずいぶん違う使われ方をされましたが、そんなところがバカバカしくて好きです

しかしバカバカしいだけではなく、
怒鳴られる度に萎縮する濱田君、
「行って来ます」という森山君、
「本当に届くのかよ!?」と叫ぶ高良君、
それぞれにハラハラし、ホロリとさせられました

伊藤淳史くんも猪八戒が電車男か、というイメージでしたが、この映画ではずいぶん男らしい、いい顔をするようになったなーと思いました

【2009/04/13 21:15】URL | SGA屋伍一 #TyXokUWg[ 編集]

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