Date:2009/03/22 22:34
今日は本当は、ワルキューレを観に行く予定だったのですが、、22日、、夫婦の日じゃないですか!
特典目当てて購入してしまった前売り券のあるワルキューレをこの日に観るのは勿体ないということで、急遽コチラに変更!
ジム・キャリーはオオブタさんの大好きな俳優さんの一人。
そしてコチラは久々にジム・キャリーのコメディー映画!本領発揮という感じでした。
こういう ポジティブなコメディー大好きです!
【ストーリー】仕事でもプライベートでも「ノー」を連発し、親友の婚約パーティーまですっぽかしてしまう後ろ向き男カール(ジム・キャリー)。生き方を変えようと決心した彼は、いつどんなときも「イエス」と言うルールを自分に課す。その結果、偶然知り合ったアリソン(ゾーイー・デシャネル)から好意を持たれるなど、運気を上げていくカールだったが……。(シネマトゥディ)
映画においてよくある「真実の物語」という一文。
コチラの映画も俄に信じがたいのですが、BBCラジオディレクターの体験実話が基となっています。
といっても、こちらの映画主人公の住む国も仕事も異なるし主人公はまったくの別人、ある男が『あらゆることに YES しか言わない』という制約を自分に課して生活し、どのように世界が変わっていったかという大きい流れを参考にして作られた物語のようです。
物事に対して、なんでも『YES』と肯定して受け入れて行動する!誰もがやってみたいとは思っても。リスクを恐れ言い訳をしつつ「NO」と言ってしまうのものです。
えっと言われそうですが、気ままに生きていそうで実はとっても臆病物で、かなりの「NO WOMAN」だったりします。
家族からは、脳天気で兄弟のなかで一番個性的な人生を歩むのでは?と思われていたようですが、実は石橋叩きすぎて一番冒険からほど遠い人生を歩んでいるコブタです。
そんな私だけに、この映画似たように、あらゆることに尻込みしていた主人公が心機一転、『イエスマン』として突っ走るこの物語、見ていて気持ちよかったです。
脚本がよく、何気ない会話の中に細かくいれてくる笑いの部分が上手かったです。
内容そのものがポジティブなものな上に、笑いもエゲツないところもあるはずなのにそこをあまり感じさせず素直に楽しく笑える映画でした。
コメディー映画であるので、そこまでする?という事もしてしまう主人公。
でもその結果が意外に現実的で、彼がイエスマンになることで確かに人生は激変するものの、善行を施した人や、助けてあげた人や、新た
に出会った人が彼サプライズ的な見返りをするということはなく、返すのは友情という好意のみ。
主人公が手にいれるのは多くの友人が出来るというメンタル面でのプラスのみであるところが良かったように感じました。
主人公演じるジム・キャリーの演技が最高で、繊細で臆病な部分と無茶でも突っ走ってしまう強引さこの相反する二面を一つの人格として上手く演じることの出来る俳優さんですよね。
あらゆることに堪える『イエス』も、心から思っている『イエス』と 躊躇のある『イエス』、嫌々だけど仕方がない『イエス』と様々な『イエス』を絶妙に使い分けています。
この映画をみると、誰もが、自分の人生の『イエス』を増やしてみようかな!とポジティブな気持ちになるのではないでしょうか?
よ~し!コブタも、、、マンション内でののお花同好会の発起人の役割、、ここは張り切って突っ走ってみますか!!
【オオブタさんの一言】久しぶりに良質のコメディーを見た気がした。
ジム・キャリーの良さが活きた作品。
ちょっと現実離れしたきらいはあるけれど、そこも行きすぎず良い感じで抑えていた。
この作品をみて、小さな一歩でもポジティブに踏み出す元気をもらえるそんな所がいい。

評価 ★★★★☆

監督 ペイトン・リード
脚本 ニコラス・ストーラー / ジャレッド・ポール / アンドリ ュー・モーゲル
原作 ダニー・ウォレス
出演 ジム・キャリー
ズーイー・デシャネル
ブラッドレイ・クーパー
ジョン・マイケル・ヒギンズ
テレンス・スタンプ
ダニー・マスターソン

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