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●ワンダー・ラスト(FILTH AND WISDOM)

●ワンダー・ラスト(FILTH AND WISDOM) スターを夢みてNYにやってきて最初にやったことは、「この街の中心で降ろして」と言い放ちタクシーに乗り、タイムズ・スクエアで降り立つ、マドンナのあまりにも有名なエピソード。その時の所持金は35ドルだったとか。

そのあと成人映画などに出演してお金を稼ぎスターダムに上り詰めた彼女。歌手・女優とマルチの才能をもったアーチスト。賞賛とパッシング双方を浴び人生の酸いも甘いも噛み分け生きてきた女性。

そんなマドンナが作り出す世界は、意外にも愛の溢れるキッチュてポップな青春映画?
でもらしいといったら らしい、マドンナカラーのしっかりでた映画でした。


【ストーリー】ロンドンの片隅に暮らす3人の若者、AK(ユージン・ハッツ)はミュージシャンとしての成功、ホリー(ホリー・ウェストン)はバレエの舞台で踊る日、そしてジュリエット(ヴィッキー・マクルーア)はアフリカの貧しい子どもたちを救うことを夢見ている。しかし、現実にはそれぞれ不本意な仕事をしながら、いつかなうかわからない夢を追いかけていた。(シネマトゥディ)


マドンナって才能溢れる人ではありますが、映画界においては疫病神のような存在になっていますよね。
ゴールデングローブ賞を一度とったものの、数々の映画に出演するもそのほとんどがゴールデンラズベリー賞の常連。
それまで人気監督だったガイ・リッチーも彼女と結婚したとたんに全然奮わなくなり、、と映画界においては惨憺たる感じ。
映画ファンにはかなり倦厭されている所もあるマドンナ。
(私は『マドンナのスーザンを探して』とかかなりいい感じで私は好きでした。)

そんな彼女が、出演者ではなく、監督として再び映画界に殴り込みをかけてきたのがコチラの作品。
セクシーであるもののはずっぱな印象で、とにかく逞しく打たれ強くスターでありながら人間臭い魅力をもったマドンナのキャラクターがそのまま、映像に溶け込んだ感じの映画でした。

マドンナの一面を切り取って生まれた思われる登場人物は皆、ピュアであるものの何処かキレた所のある滑稽な人物ばかり。放漫に生きているようで、あまりにもかけ離れた夢と現実の狭間に陥り身動きとれない状況。ロックスター目指しているけれど実情はSM調教師、プリマドンナを夢みるストリッパー、アフリカの飢えた子供達を救う夢をみつつ自分自身が精神的に飢えた生活、創作することを止めてしまった詩人、現在の生活に閉塞感を感じ癒しや刺激を求める男たち、そういった人たちが交わりながら刺激しあい動いていくという物語。

こういう底の時代で、社会全体がなんか閉塞感のある時代にあっていて、パワーを貰える映画でした。
怒濤の感動とか、胸が熱くなるとかいうのではなく、ゴチャゴチャしているけれどちょっとイイ感じという世界。

登場人物は、魅力的で才能あふれる人たちかというと、みんなハッキリいうと駄目人間でそこまで夢はもっているものの、そちらに本当に向かう気とかも感じられず成功者になれるとも思わない人ばかり。
理想とかけ離れているような生活をしていても確実に何か(成功への道とはいえないけれど)未来に繋がっていて、何もなくても、人間は何かを与え作りだすことが出来る!そんなテーマが素敵です。

愛のある世界ですが、決して夢が必ず叶うとか、信じて努力すれば道が開けるとか甘いことは言ってなくて、人間頑張って生きているなら恥ずかしくなるほど足掻いてもいいよ!、今の自分を恥じるのではなくてさらけ出せ開き直れという内容!

それだけに、観てなんか気が楽になります。
人が交わりあって繋がりあってみんなで進んでいくという流れが面白いです。

また歌手であるマドンナの音楽センスが生きていて、挿入歌とか音楽が心地良いです!
見終わった後まで、音楽が頭の中でいい感じに残り周ります。



●ワンダー・ラスト(FILTH AND WISDOM)
評価 ★★★★☆


監督・脚本 マドンナ

製作 ニコラ・ドーリング

脚本 ダン・ケイダン

出演 ユージン・ハッツ
ホリー・ウェストン
ヴィッキー・マクルア
リチャード・E・グラント
インダー・マノチャ
エリオット・レヴィ
フランチェスカ・キングドン
クレア・ウィルキー
スティーヴン・グレアム
ハンナ・ウォルターズ
ショーブ・カプール
エイド










この記事に対するコメント

とらねこ さんへ

本当にすごい 疫病神ぶりだったので、、作る映画はどんなものになるのか!と 半分は恐る恐るみにいったのですが、思ったよりも面白かったです。

マドンナって、どう見られているのかなどかなり自分をしっかり分かっている所もあり、だからこそ表現の仕方も心得ている、そんな器用のみえる作品でしたよね。

だから思ったよりも奇抜でもないし、無難に纏まっているとも思いました。

【2009/02/06 19:07】URL | コブタです #-[ 編集]

こんばんは、コブタさん
>映画界においては疫病神のような存在になっていますよね。
最初のこの一言、うんうん!と大きく頷いてしまいました~w
「マドンナは映画に出るな」とまで言われてましたっけ。
でも、それにも関わらず、出す音楽は全部大ヒット。そこが凄いですね。
マドンナ自身、「自分はもう映画には出ない」宣言を、そういえばしてましたね~。
この頃から、監督作品を撮ってみたい、と思ってたのでしょうね。

【2009/02/06 00:29】URL | とらねこ #.zrSBkLk[ 編集]

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