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●ミーア・キャット(THE MEERKATS)

MEERKATS TOHOシネマズフリーパス券で鑑賞した映画第9弾!この日は、ザ・ムーンとコチラのドキュメント2本鑑賞!
ミーア・キャットって時たまTVの野生動物ドキュメントで登場する意外、あまり馴染みのない動物だけに、観ること知ることが新鮮で楽しめました。
そんなミーア・キャットの生態が分かり安く可愛く見せてくれる映画でした!
ポール・ニューマンバージョンを観たかったのですが、TOHOシネマシネマズでは、三谷幸喜バージョンしかやっておらず、、仕方が無く鑑賞。
まあ ナレーションを吹き替えるのはいいですが、、何で日本ってテーマ曲まで差し替えるということまでするんでしょうね~
キマグレンは好きですし、彼らに文句はないのですが、音楽って映画において重要なパーツだと思うのに、それを他者が勝手に変えていいものなのかな、、とか思うのは私だけでしょうか?


【ストーリー】熱く乾燥したアフリカの砂漠地帯に生息するミーアキャットたち。暖かい日には後ろ足と尾で立ち、お腹を温めて日光浴をする彼らは、あまりの気持ち良さについつい寝てしまうようなことも。その姿はどこかのんきで、時に人間を思わせるようでもあるが、そんな彼らは危険と隣り合わせの砂漠でどのように生きているのだろうか……。(シネマトゥディ)


動物ドキュメントにおいて、人間的な感情の視点をどこまで内容に盛り込んでいくか?というのが難しい所。
クールに、余計な説明や推測による動物の感情はいれずに、動物の生態をじっくりみせて行動で観客に感じさせるのか、対象となる動物を擬人化して考えより身近な存在として表現するのか?

私個人的な意見ですが、あまり作為をもって物語を作り上げたものって好きではないんですよね。
コチラは、その物語を人間の思い込みたっぷりに作り上げたドキュメント!
生まれて初めて巣の外の世界に出たという子供のコンを主人公に、彼が一年間を追いその、困難を乗り越えて成長していく様を見せるという形で。ドラマチックな物語の流れを作り上げた形で見せています。
小さくても一生懸命、家族のため生きるために生きているミーアキャットの姿をみせつつ、地球温暖化にも軽くふれ、自然の素晴らしさを伝える!そういう意味では、広い年齢の人が楽しめる内容になっていたと思います。
面白い映像も多くシーンどうやって撮影したの?と思われる巣穴での天敵との追走劇や、巣穴にいるミーアキャットを襲うライオンを内部と外部から同時に撮影した絵とか、定点カメラをおいといて偶々撮れたというにはあまりにも決まった構図になっている所にも感心させられました。
とはいえミーアキャットを、ベタすぎる物語にのせてしまったことで、折角のドキュメントが軽い内容にしていました。
映画館で態々観に行くほどではないのかな?TVにきたときに、家族でご飯食べながらみる!という感じで楽しむにはいいと思います。
私は断然『ザ・ムーン』のほうをお勧めします!


MEERKATS評価 ★★★☆☆

監督: ジェームス・ハニーボーン

製作: ジョー・オッペンハイマー
トレヴォー・イングマン

ナレーション ポール・ニューマン
三谷幸喜



























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