Date:2008/12/25 22:27
アカデミー賞脚本賞にノミネートされたというからではないですが、気になっていたコチラの作品。
まさか、2008年、最後にまだこんないい作品が残っているなんて!
一人で行ってしまい、この感想をオオブタさんと語り会えないのが辛かったです。
【ストーリー】幼いころのトラウマから人とのつながりを避けて生活し、毎日地味な仕事に従事する青年ラース(ライアン・ゴズリング)。そんなある日、彼はガールフレンドを連れて自分を心配する兄夫婦(エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー)と食事をすることに。しかし、ラースが連れて行ったガールフレンドとは、インターネットで注文した等身大のリアルドールだった。(シネ
マトゥディ)
正直、設定を読んだときもっと、コメディータッチの映画だと思っていました。
こんなに良くできたヒューマンドラマだったとは、、。
とにかくラストの展開も含めて脚本が本当に素晴らしいです!
リアルドール ビアンカを彼女とするラース、彼が陥ってしまった妄想に付き合う家族と地域住民たち。物語の設定をみると笑ってしまう所があるのですが、その行為切実な願望ややさしい愛のある想いからきている行動なので、観ていて切ないし温かくみえてきます。
一見、現実逃避にみえる ビアンカとの関係が実は彼にとって人と触れあっていきていくために必要なステップ。
ライアン・ゴズリングがラースの穏やかな表情の後ろにみえる孤独や人肌を渇望している心の奥底という複雑な心理を見事に演んじていることで、何故そんな妄想を抱くようになったのか?住民がビアンカを何故受け入れたのか? 観客に納得させるだけの説得力をもっています。
登場人物の一人一人がそれぞれ良い味をだしているのですが、それと同じくらいの存在感をもっているのがリアルドールのビアンカ!
最初はリアルすぎてやや気持ちわるい人形で、ラースの中でしか生きた女性でしかなかったビアンカが、ラースと住民や家族のいる彼が求めるべき場所へ誘っていく様子が見事!
ビアンカがラースが必要として生まれたものの、都合のいい存在でもなく他者を交えることでラースに新しい試練を与え常に次の段階へと導いていき、気がつけば観客にとっても単なる人形ではなくなっていってしまうところが素晴らしいです。
台詞もないし表情もないのに、見事にヒロインを演じきっています。
またタイトルの『LARS AND THE REAL GIRL』というのが絶妙!
ラースとビアンカの関係を指しているようで、ビアンカとの物語と同時に進行していく、本物の女の子との物語をもさしているところが流石です!
評価 ★★★★☆

監督: クレイグ・ギレスピー
製作: ジョン・キャメロン / サラ・オーブリー / シドニー・キンメル
脚本: ナンシー・オリヴァー
出演 ライアン・ゴズリング
エミリー・モーティマー
ポール・シュナイダー
ケリ・ガーナー
パトリシア・クラークソン





この記事に対するコメント
とらねこさんへ
こんばんは〜
なんかホクホクした気持ち抱えて外でても一人ってなんか寂しいんですよね。
なので オオブタさんにCメールで感動の想いをつづって送ってしまいましたが(^▼^;
でも、観てないオオブタさんからしてみたら『面白かったんだ!よかったね〜』くらいしか反応かえせないし、、仕事中だし、、(^^;
なので、とらねこさんと コメントで語り会えてうれしいです(^^)
私も予告編みたら泣きそう!!
それだけ この映画素晴らしすぎる!!(><)
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コブタさん、こんばんは♪
おお、オオブタさんとお話しが出来なくて寂しかったなんて、これは本気で気に入ってくれたってことですね。
そのコブタさんの反応が、とても嬉しいです^^
こないだ、別の映画(『悪夢探偵2』)を見に行って、ラースの予告がかかったんですが、
予告なのに、涙が滝のように流れている自分が居ましたよ(苦笑)
本編始まってないっちゅーのに・・・。