Date:2006/01/26 15:13
いつもいろんな意味で驚かせてくれるシャマラン監督の最新作もうすぐ 公開ですね!評判は微妙なようですが
海外では「パクリ」だとか騒がれ酷評のこの作品ですが、私は元ネタを知らないこともありますが けっこう素直に感動してしまいました。
それに サイン アンブライカブルの2作品より 脚本がしっかりと纏まっていて 見る側が一番納得しやすい内容になっていたように思います。
いつもこの監督の作品日本ではサスペンス・ホラーとして紹介されて予告編も怖そうに作られてしまうのですが、そこが みる人をガッカリさせてしまう要因になっているのではないかなと思ってしまいました。
私自身は 敬虔なカトリック信者と思われるシャマラン監督の描き出す世界観がけっこう好きだったりします。
ある意味デビュー作が 衝撃を与えすぎて その後の作品評価的に損しているような そんな感じがしています。
今回ももれなくホラーではなく 広い意味での「愛」の物語でした。
確かに今回も脚本にトリックはあるのですが、その仕掛けそのものがこの映画の描きたかった本質ではないようで 比較的早い段階で 主人公に語られてしまうことで、トリックではない本当のテーマを見る側に考えてもらいたかったのではないかなと思えてしまいました。
また 盲目ながら感性で物事の本質を見ようとするヒロイン アイビィ演じるブライス・ダラス・ハワード(盲目には見えなかったですが) 寡黙ではあるもの内に強い意思を秘めたルシアを演じるホワキン・フェニックスが好演しているのはもちろん 脇でエイドリアン・ブロディ ウィリアム・ハート シガニー・ウィーバといった層々たるメンバーが重厚感ある演技をしていっているので 独特なヴィレッジの世界を引き締めているように思えました。
また 今回の作品も シャマラン監督自身がしっかり出演していました。
さすがにサインほど 重要な役ではないものの シックス・センス アンブレイカブル よりはるかに長い時間 そして台詞(しかも重要な内容の台詞)までしっかりある役で登場しています。
でも気がついてない人も多かったみたいですね。
シャマラン監督見つけにくさ
簡単←←←←←←←←←←→→→→→→→→→→→難しい
サイン<ヴィレッジ<シックスセンス<アンブレイカブル


製作・監督・脚本: M.ナイト・シャマラン
出演: ホアキン・フェニックス
エイドリアン・ブロディ
シガニー・ウィーヴァー
ウィリアム・ハート
ブライス・ダラス・ハワード
M.ナイト・シャマラン
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この記事に対するコメント
aiさんへ
はい (^^; シャマラン監督は 毎回自作に出演することで有名な監督さんですが、、
その出演の仕方が、、モノによっては、露出が凄まじくてそこでも評判になっていたりします。
サインにおいては、、 主人公の奥さんを交通自己死させて苦悩している青年いましたよね??それが シャマラン監督です!
この作品ではね、、(白地でかきます)
最後、ヒロインに薬をあげた青年の上司役として出演し、棚のガラスに姿をしっかり映し出しています。こちらはちょっと分かり辛いですよね、、でも 長い台詞がしっかりあったりしますが、、
ジャケット 観に行きたかったのですが、、(’c’
ケーブル待ちになるのかしら、、
え!?シャラマン監督って出演してるんですか?サインからみんな観てるのに1度も分かったことがないです(^_^;)ヒチコックはすぐわかるんだけどな~・・・(笑)
「ヴィレッジ」の印象はやっぱりエイドリアン・ブロディです。最初にこの俳優さんを知った時、あんまり好きなタイプの俳優さんじゃなくて、
「戦場のピアニスト」もつい最近まで思い切り見過ごしていましたし(^_^;)
でもこの作品を観てから彼の俳優としての技量を知り一気に注目度UP.
「ジャケット」も彼が主人公だからこそ、遙々観に行ったくらいです。
話はそれましたが、「ヴィレッジ」は変にスリラーに偏らず、感情の温度を感じる好きな作品です。