楽しみにまった コチラの作品みてきました!!
最初、周瑜と孔明とをトニー・レオンと金城武、が演じると聞いて、配役逆では?と思ったのですが、見てみるとそれぞれ意外に嵌っていましたね~
この二人だけではなく、劉備、関羽、張飛 趙雲もイメージにあっていて、しかも格好よくそういった面でも楽しめる映画でした!
ただ、有名過ぎる物語だからあえて説明するまでもないことは分かっているものの、脚本、登場人物にやや不満は感じる部分はありました。
でも、まあジョン・ウーらしさを堪能できたので、大満足です!
【ストーリー】るか昔の中国で絶大な権力を握る曹操(チャン・フォンイー)は、その兵力にものをいわせて敵国を攻めたてていた。彼の天下統一の野望を打ち砕くため、孔明(金城武)と周瑜(トニー・レオン)はともに協力し、連合軍を結成。だが連合軍の数はわずか6万、片や曹操の軍勢は80万で、その兵力の差は誰の目にも明らかだったが……。(シネマトゥディ)
最初に言ってしまうと、コチラ二部作の一部ということで、コチラだけで評価するものがちょっと難しい所があります。
というのが三国志というもの自身が壮大過ぎて、その中で尤も華があると思われるエピソード赤壁をピックアップして、三国志のどの要素をチョイスしてどの要素をあえて捨てるかいくかという選択はかなり難しいものがあります。
しかもコチラの作品前半という意味で物語は中途半端、ここだけ観たらこのシーンは必要だったのか、ならあっちのエピソードいれてくれてたほうが、あの人物は出てこないの?とか思う所は正直あります。だからこそ、三国志というものをジョン・ウー監督が世界に向けてどう料理したのかという本当の評価Part 2まで観てからするべきだと思います。
ただ、Part Iだけでいえることは、ジョン・ウー監督が作っただけに、アクションが最高!
最近のアクション映画って、どうもアップばかりの連続で細かくシーンを切り替えて見せるというものばかりで、ガチャガチャしてて見づらい事が多かったのですが、、、
コチラ流石!という感じでアクションを流れで感じることができます。
一人の武将がそれぞれの個性を出しながら、多勢に相手に次から次へとなぎ倒していく様子は圧巻でした。
また、陣形とか文章で描かれてもイマイチ分かりにくかった部分を映像で華々しく見せることで、説得力をもって観ることができました(ただ、あの『九漢八卦の陣』映像的に抜群に面白かったけど、相手が、かなり素直に間抜けに嵌ってくれること前提ですよね、、。最初に矢の雨で敵の勢力を削りをひるませたあと、関羽、張飛 趙雲 プラス甘興 の4人が相手にツッコンデいっただけで戦闘おわったのでは?と思ったのは私だけでしょうか?、人の輪の中で旗降ってただけの人とか、あまり役にたってなかったようにも、、)
逆にあまりにもそのアクションが素晴らしすぎて、三国志原作というより『三国無双』原作?という感じで、笑いすら感じてしまうほど面白く、無邪気に楽しました!
逆にいえば、このアクションを観られただけで満腹満足で、オオブタとコブタは重しと買ったです。
個人的な不満があるとしたら次の二点。
蜀の武将は楽しめたものの、呉の武将 魏の武将があまり出てこないこと。
曹操を横暴で人望がないという形に描いていることもあり、魏にいい人材がいないという形になっているために、夏侯惇、夏侯淵、曹仁とかは出てこないのね、、(><
もう一つは東宝東和かエイベックスが余計な気遣いをして、オープニング時代と情勢説明の内容の映像とナレーションをつけたこと。、そして人物紹介の字幕がひつこく何度も出ていてそれが、映像を安っぽくしていました。まだ初登場の時に一回出るだけなら許せたのですが、、その人物が再び登場するたびに、文字が出てくるのは正直呆れてしまいます。そこまでしないと、人物の判別が出来ないほど観客の理解力って落ちているものなのでしょうか?
私は三国志としてはどうかはおいておいて、ジョン・ウーのアクションみるだけでも映画館で観る価値ある作品だと思います。
【オオブタさんの一言】いや~アクション最高!!
やはり アクションの見せ方を知っている!
結構戦いは馬鹿であり得ない所があるだけに、もう少し物語コンパクトに纏めて戦闘シーンを増やしてくれたほうが良かった。正直いうと、、途中がちょっと怠かった。
なので逆に そういったテンポの悪いシーンを全て「カットしてアクションだけみせて二部作に分ける必要なかったような、、。

評価 ★★★★☆(ここまで興奮してみれるアクションシーンは久しぶり!)
監督: ジョン・ウー
トニー・レオン
金城武
リン・チーリン
チャン・チェン
ヴィッキー・チャオ
フー・ジュン
中村獅童
チャン・フォンイー
この記事に対するコメント
はらやんさんへ ノラネコさんへ 風情♪さんへ 睦月さんへ
はらやんさんへ
本当に、ジョン・ウーと三国志の中国アクション いい相性でしたね!
ここまで華やかな戦いをしてこその、三国志ですよね(^^)
次作楽しみです
ノラネコさんへ
最初のは悪いとは思わなかったのです。
ただ日本語でいきなり説明があったから違和感を感じてしまっただけです。
あと、人物紹介の字幕も最初に一回はいいのですが、、何故ああ何度も同じ人物の名前を出す必要あったたのでしょうか、、そこまで、、観客の判断能力って落ちているのでしょうか(><)
風情♪さんへ
本当に、三国無双ばりの、無敵な強さ最高に楽しかったです!
そのシーンだけでも 映画館で観る価値あったという感じですよね(^^)
睦月さんへ
いや~久しぶりに燃えるアクション観た!という感じです!
心を熱くしてくれました!
最初の説明と、最初の一回の人物紹介はいいのですが、、あそこまでひつこく何度も字幕いれる必要あったんですか(><)
そこまで 観客ってメメントなんですか、、と思いました。。。
こんにちわ
おお!コブタさん、オオブタさんも楽しめ
たようでよかったです~♪
ジョン・ウー大好き人間の私としては、
三国志うんぬんの前に、久々に本気のウー
アクションを堪能できて大満足でございました!
冒頭の解説や、人名テロップに関しては
賛否があるようですね。
三国志を少しでも知っている人にとっては
必要のないものだったかもしれませんが、
この世界を全く知らずして鑑賞している方
も予想以上に多いみたいなんですよね。
そういう三国志一見さんにとっては、ああ
いった配慮は親切だったかもって思いましたです♪
あともう一回は観に行くぞ~。
part2が楽しみですね♪
こんにちは♪
「三国志」というより「三国無双」の印象が強くありました。
女性絡みの他のエピが冗長の感が強く感じたりもしたんで、
もうちょい端折って欲しかったですね。
何て言うんですかねぇ~【普通】にオモシロかったってぇ
ところです♪ (゚▽゚)v
こんばんは
ジョン・ウーならではのアクション三国志で個人的には結構好きです。
まあ最終的な評価は二部待ちですね。
冒頭の説明は、知っている者としてはウザイのですが、正直あれが無いと知らない人は全く付いていけないと思います。
劇中に何度も同じ人物に字幕がはいるのも・・・残念ながら、今の映画観客にとっては必要かなあと思いました。
NHK大河ドラマみたいでしたけど(笑
テレビが映画観客のレベルまで落としてるんですよ。
こんばんは
コブタさん、こんばんは!
ジョン・ウーのケレン味のある演出は意外にも三国志の世界にマッチしていましたよね。
一騎当千の英傑たちが一人一人見栄をきるように戦っている様は、京劇か歌舞伎のようにも見えました。
そもそものジョン・ウーの演出のルーツは実はこういうところにあるのかもと思ったりもします。
後半の水軍戦はいよいよ楽しみになりますよね。
八卦の陣のような大掛かりなものが、水上で展開されるのかな。
楽しみですね!