Date:2008/10/22 14:07
オオブタさんが苦手なジャンルの作品だけに、レディース・デーに一人で観に行って、、一人で号泣(TT)
やはり、こういう素敵な男性の素敵な愛情!女性には溜まらないものがありますよね(><)
【ストーリー】突然の悲劇により最愛の夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)を失ったホリー(ヒラリー・スワンク)。彼の死を受け入れられず、絶望に打ちひしがれる彼女のもとに、ある日1通の手紙が届く。その手紙の差出人は亡き夫だった。それから毎月1日になると、夫から消印のない手紙が届くようになるが……。(シネマトゥディ)
この映画、たしかに上の物語紹介そのままの内容なのですが、夫婦のあり方家族の描写とか様々な描写が丁寧なことで、ただロマンチックなだけになりがちなこのジャンルの映画の中でも深みを出しているように感じました。
最愛の夫の死でその思い出というと、格好いい素敵な所だけを魅せていきそうなんですが、女性からしてみるとソコは気がついて!とかこういった所分かってくれない!という男性ならではの大雑把さをもった人物で、またヒロインも頑固だし怒りっぽいし気分屋で打たれ弱いといった弱点もある、お互いそういった面も含めて愛していた相手というのがうまく表現されています。
だからこそ、ジェリーの死がどれほど辛い事なのかというのが伝わってきます。
また泣かせ所と、笑わせ所の配分が絶妙で、とても悲しいシーンにもクスリと笑わせる要素を入れたりとそのあたりが上手いです。
台詞の言い回しが楽しく、そのやりとりがテンポよく最高に素敵。
この物語『ゴースト ニューヨークの幻』、『僕の彼女を紹介します』に要素的には似ているのですが大きな違いは、愛する人を失い残された人物目線で描かれていることと、その人物だけでなく周りで見守っている人物の姿を丁寧に描いていること。
ヒロインのホリーが哀しみ一年が描かれているのですが!
同時に周りの人のドラマの絡ませ方もよく、ホリーが悲しみに明け暮れジェリーの死を引きずっている間も、ホリーを支えつつも友人は友人でそれぞれのドラマを進行させていて、決してホリーの為だけに存在する周りの人達という形でなく気ままに生きているようなところが面白いです。
そしてホリーがジェリーとの手紙のやりとりで見出したものが、『ホリーはジュリーを失っても独りぼっちではなく周りに家族や友人という仲間がいるよ!』という内容でも『ジュリーの代わりとなる支えを見つける』といったのを目的にするのでもなく、『自分周りの人物同様、孤独である事を認める』という結論なところがこの物語がロマンチックなだけの物ではなくしているように感じました。
ちょっと 長いかな?と思うところはありましたがコブタは大満足の作品でした!
とにかく この作品のジェラルド・バトラーの色気のある演技を堪能するだけでも 観る価値あり?!

評価 ★★★★☆
監督・脚本: リチャード・ラグラヴェネーズ
原作: セシリア・アハーン
出演 ヒラリー・スワンク
ジェラルド・バトラー
リサ・クドロー
ハリー・コニック・Jr
ジーナ・ガーション
ジェフリー・ディーン・モーガン
キャシー・ベイツ


この記事に対するコメント
piyo さんへ
こちらこそ コメントありがとうございます!
リンクまではってくださるなんて感激です(^^)私の方からも貼らせてください!
私の所の夫婦も同じですよ!
ちょっとしたことでむくれたり、いじけたり、バカなことで盛り上がったりと、そんな感じです。
コチラの作品そういう夫婦の関係がかなりリアルに描けていましたよね
私もこの映画のジャラルド・バトラーを始め、アイルランドの男性に萌えてしまいました!
格好よかったですよね~(^^)
はじめまして♪
コメントありがとうございました!
実生活でバカみたいな夫婦喧嘩の多い私には、
本当に心に沁みる良い映画でした~♪
ジェラルド・バトラーの魅力も堪能さできて、
すっかり”ほの字”でございます(*^_^*)
せっかくなので、TBをさせて頂きますね♪
今後も、参考にさせて頂きたいので
リンクさせて頂きました(^_^)
それは困るってときにはご一報ください。
すぐに対応させて頂きますので・・・(^^ゞ
検討宜しくお願いします!