今週末、多くの映画ファンは『イーグル・アイ』とくるところなのでしょうが、、私らが観たのは『僕らのミライへ逆回転』
これは別の意味で、映画好きには外せない作品!
映画を愛するということが本当に幸せな事だというのを、改めて思い出させてくれる作品でした!
映画を愛することの、創作することの楽しさ、仲間と一緒に何かを作り上げていくことの楽しさに満ちていて、見終わったあとにとっても幸せな気持ちになりました。
ミシェル・ゴンドリーの手作りの暖かさの満ちた世界がとにかく素敵!
最近ずっと続く体調不良も、忘れるくらい楽しい作品でした!
【ストーリー】街角の古めかしいレンタルビデオ店で働くマイク(モス・デフ)は、旅に出た店長のフレッチャー(ダニー・グローヴァー)から店を任されて大張り切り。しかし発電所で強い電磁波を浴び、体が磁気化してしまった友人ジェリー(ジャック・ブラック)のせいで、店内の全ビデオの中身が消去されてしまう事態が発生する。(シネマトゥディ)
原題である『BE KIND REWIND』は「よろしければ巻き戻して下さい」という意味で、昔のレンタルビデオ屋で通常使われていた言葉で、DVD全盛の現代にとっては死語ともいえる文章。
そんなタイトルの言葉が持つアナログでいながら人間味溢れる空気、それこそがこの映画の魅力です。
今の時代VHSしか置いてないというレンタルビデオ屋、留守を任されて一生懸命なフレッチャー。
しかしお店の命ともいうべきビデオの中身失われてしまうという事件が起きてしまいます。
そこでフレッチャーとジェリーが思いついたのは、自分達が映画の中身を作り上げるということ!
そして古びたビデオカメラ片手に、ゴースト・バスターズ、ロボコップ、ドライビング・ミス・デイジー等の名作を撮影し始めるというトンでもない物語。
彼らが作り上げる映画は、素人がかつて観たことがある記憶を元に作っているだけに、熱意はあるおのの元の作品からかけ離れたチープなもので20分ほどしかない内容。
それが映画内で町の人を熱狂させるように、その姿をみていると当時その映画のシーンを観た時の感動が蘇ってくるんですよね〜
ありえない程原物からかけ離れた馬鹿な絵なのですが、、映画茶化しているのでもなく、人を笑わそうとしているのではなく一生懸命創意工夫をしながら撮影したその姿をみていっると、映画への愛が深まっていくのを感じました。
そして観客も、映画の中の人物が映画を無邪気に楽しみ、そして自らが映画の世界に飛びこんでいく住民の姿と一緒に映画そのものを楽しんでいくそんな内容が素敵でした!
また、無邪気で愛ある馬鹿な世界なだけでなく、模倣から始まった彼らの創造物が彼ら自身から発せられたオリジナルのものへ移行していったり、二人だけで始まった行動が町を巻き込んでの大きいプロジェクトへと広がりを魅せていく様子が観ていて気持ちいいです。
ラストご都合主義に華やかに終わらせる事もできたのに、観る人の判断に先の物語を任せるようになっている所がさらに好感を持ちました。
みんなでお店を救ったとするのか、最後にいいみんなで最高の思い出を作ることができたとするのか、、どちらにしても、映画のその後を考えさせることで映画の物語に観客が参加することができるという、懐の深さをもった映画のように感じました!
コチラの作品でリメイク?された映画は、もちろん許可もらって撮影されているのですが、以外にスピルバーグやゼメキスとかルーカスは許して貰えなかったようです。
あの権利に煩いディズニーですら、許可とれたというのに、、そういう裏事情も面白いですよね。
【オオブタさんの一言】ある意味ニューシネマパラダイス!
温かく楽しい気持ちにしてくれる作品。
最後も、全てを説明せずにさりげない所で止めて居るところがいい!

評価 ★★★★☆

監督・脚本・製作 ミシェル・ゴンドリー
出演 ジャック・ブラック
モス・デフ
ダニー・グローヴァー
ミア・ファロー
メロニー・ディアス
シガーニー・ウィーヴァー
チャンドラー・パーカー
マーカス・カール・フランクリン





この記事に対するコメント
SGA屋伍一さんへ
近所の底力、一人一人は弱くてもみんなの想いが集まると凄いパワーなことをみせてもらいました!
私もコンプリートできませんでした!でもね これはあの映画なんだろうな〜というのは分かりました!
それで 改めてえおの映画を、観たくなってしまったり、、
ラスト実は私は救われなかったととってしまったんですよ!
でも、登場人物にとって最高のハッピーエンドだったと想いました!
連日失礼します
まさに「ご近所の底力」なお話でしたね〜 登場人物がどなたもこなたも頭が悪そうな人ばっかりで、だからこそ愛着が湧きました
スウェーディッシュの元ネタは途中までほぼすべてわかりました。自分もけっこう映画見てるんだなーと
コブタさんはコンプリートでわかったんじゃないでしょうか
>みんなでお店を救ったとするのか、最後にいいみんなで最高の思い出を作ることができたとするのか、、
あー。わたしは単純にあれでお店が救われたんだと考えてました・・・・
ただ建物が消えたとしても、みんなの胸には消えない思い出が残ったでしょうね・・・(とたまにはキザに決めてみる)
睦月さんへ
そうなんですよね 以外ですよね!
まあ ゼメキスやスピルバーグがというより、会社が駄目といったのかもしれませんが、許可おりなかったそうです。
あのディズニーがライオンキングのリメイク許したというのに!!
ニューシネマパラダイスもコチラも映画ってワクワクドキドキするものなんだ!というのを、改めて思い出させてくれますよね!
風情♪さんへ はらやんさんへ
風情♪さんへ
こんにちは!
たしかに前半の導入はかなり強引でしたよね!
あらら 巻き戻さないで返すという不届き者そんなにnいたんですか!!
私は観た直後に巻き戻すようにしているので、そういう事はしなかったですよーー(><)
はらやんさんへ
こんにちは!
そうなんですよね!リメイクではなくて自分達がその映画をみた記憶を頼りにマジでその映画らしきものを作ろうとして作っているからこそ、面白いしその映画を観たときのワクワクをそのまま表現しているからこそ、魅力あるんですよね!
この映画みて、なんか温かい気持ちになってしまいました(^^)
こんにちわ
へええ!!
ディズニーの許可は下りたのに、スピルバーグとかゼメキスとかは許可しなかったんですか!初めて知りましたー!!
なぜ?普通逆ですよね?
あ、だから『逆回転』なのかな?
ウヘヘヘヘ・・・・ウヘヘ。
オオブタさんのおっしゃるように、私もこれはゴンドリー版の『ニューシネマパラダイス』って印象を受けました。前半はあまりにも突拍子もなくて違和感を感じましたが・・・・後半は、やっとこの映画が何をしたいのか見えてきて、素直に入り込むことが出来ましたです♪
こんにちは
コブタさん、こんにちは!
そう、その映画を茶化したりふざけたりしているのではなくって、一生懸命再現しようとしてアイデアを振り絞っているのが、良かったですよね。
あの店に並んだ人たちにも、リメイク品に溢れているもとの映画へのリスペクト、映画作りへの愛情が伝わったんでしょうね。
こんにちは♪
リメイク撮影なんかは笑えたしラストも涙
だったんで間違いなくオモシロい作品だっ
たんですが、前半の行がちょっとダレ気味
だったんで素直にオモシロかった!と言い
切れなくもありでちょっとモヤモヤ感が残
ってます♪ (゚▽゚)v
ビデオ屋でバイトしてた頃、巻き戻さない
で返却する輩が多かったんですよ。
専用の機会で簡単に巻き戻せるんですが、
これが意外と面倒な作業でした…。