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●クライマーズ・ハイ
【2008/07/10 22:30】 作品 (か) | Trackback(1) | Comment(6)
クライマーズハイ日航機墜落事故は私もTVや新聞などでしり心臓を掴まれるほどの衝撃をうけました。。
その時、まず何がいったい起こったの!? 何故こんなことになったのか!!と強く思ったものです。
その事件を実際記者として携わった横山秀夫氏による小説を映画化したというコチラの作品。
というと、あの墜落事故事態に迫った映画と思われがちですが、これは自分達のすぐ横であの大事件が起こったという地元新聞社の狂乱の一週間を描いた物語。


【ストーリー】1985年8月12日、乗員乗客524名を乗せた日航機123便が、群馬と長野の県境に墜落、その一報が北関東新聞社に入る。編集部で全権デスクに任命された悠木和雅(堤真一)は記者として扱う一大ニュースに対する興奮を禁じえないが、中央紙とのスクープ合戦や組織や家族との衝突を経て、命の重さに対しわき上がる使命感を覚える。(シネマトゥディ)


このタイトルとなっている クライマーズハイとは登山時に興奮などによる極限状態が続くことにより恐怖感が麻痺してしまう状態なそうです。
映画内において、日航機墜落前から登場人物それぞれがすでになんだかのハイ状態での仕事や職務や驕りなどに没頭するあまり何だかの感情を麻痺させているように私は感じました。
この映画における航空機事故はそれぞれをさらに峻険な場所に誘うもので、その最高にハイになった状況でそれぞれが行動し、考え、我に返ることが出来た物は山を下りることが出来、あるものはそのまま山の上、そしてあるものは転落してしまいます。
悠木和雅が山を登るというより、山から下りる物語となっています。
職務にプライドをもち記者として優秀であるものの実直で生きることに不器用な男悠木和雅という人物と同時に、彼に関わる人物を丁寧に描かれているので、それぞれのエピソードが生きていてみせるドラマにしていたように感じました。
話の展開は最初の日航機墜落当日という山を越え、そのあとは峰つたいでのぼりつつ、最後に一山越えるエピソードがあるという感じでノリはずっとハイというわけではないのですが、常に不安定な状況にいるという何とも言えない緊張感が漂っています。
これも上手い役者が揃っていて演んじていることもあり、多少ここまでやる?という感じの人物もいるのに関わらず納得してみてしまう所があります。
登場人物が集団と集団でぶつかっていくのではなく、悠木と佐山 悠木と安西 悠木と玉置、佐山と神崎など個々の対立や交流によってエピソードが生まれ物語が動いていくという感じで、そのそれぞれの見せ方物語の進め方は面白いです。
私にとっては物語というより、キャストの熱演を楽しむ作品だったように感じました
それぞれ演技が素晴らしかったと思うのですが、私が特に素晴らしいと感じたのが佐山演じる堺雅人さん!
私の中では「やさぐれパンダ」をよく見ていたこともあり、ほんわかとしたムードとヘラとた笑いをもった飄々として柔和な人物という印象が強いのですが、今回そんなイメージとは全く違った強くてしたたかな男臭さを感じました。
同じ地獄を見ながら、崩壊していく神沢とはことなり、それを受け入れさらに成長をみせ、野心を覘かせつつジャーナリストとしての冷静さを失うことない、下手したら悠木より強いのではないかと思わせる人物を熱演していました。
彼の存在がいるからこそ、堤真一演じる悠木が際だち、玉置や神沢のエピソードが生きていたように感じました。
堺雅人さん先日みたアフタースクールでもいい味だしていましたが、これから益々楽しみな俳優さんですよね〜!この作品をみて好きから大好きになりました!


クライマーズハイグラフ
評価 ★★★★☆
監督・脚本 原田眞人
原作 横山秀夫
キャスト 堤真一
堺雅人
尾野真千子
高嶋政宏
山崎努
遠藤憲一
田口トモロヲ
堀部圭亮
マギー
滝藤賢一
皆川猿時
でんでん
中村育二
螢雪次朗
野波麻帆
西田尚美
小澤征悦

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Comments
--ばちろうさんへ--
おおお 観られたんですね〜
ねねね 堺さん凄い演技でしたよね〜

無邪気さ 使命感 そして野心とかなり男臭い演技をしていましたよね〜
こういう格好良さをだせる人なんだというのが意外でした!
パンダの友達なだけではなかったんですね〜

今年は、、洋画も邦画も素晴らしい作品が多くて、、年末のランキングにかなり困りそうな予感がしています。
これも確実に入るとは思うのですが、、順位をどうつけていいのか迷います(><)
【2008/08/03 16:40】 URL | コブタです  #-[ edit] | ▲Back to top
----
こんばんわ
前から気になっていたこの映画やっと見に行きました。
結構な長尺にもかかわらず、あっという間に終わってしまいました。

とっても見ごたえのありました。
それぞれの役者がこれまた上手い。

堤さんの演技もさることながら、やはり堺雅人さん良いですねー。
そうそうやさぐれぱんだにも出てたんですねーなんとも思わずに見てた私です(笑)

今年見た映画の中で私的ランキングの結構上位にきそうな作品です。
【2008/08/01 22:48】 URL | ばちろう #-[ edit] | ▲Back to top
--ノラネコさんへ--
本当に堺さん最高でした!
映画が素晴らしいのもあるのですがこの演がみれたというのが、私の中でもかなり大きい喜びを与えてくれたように感じます。

本当に熱い映画ですよね!
流す汗もアドレナリンが吹き出るときにでる嫌なネットリしたものが出てきそうな映画です。
冷房なしの映画館でみるとより臨場感感じられてみれるのでしょうね〜

【2008/07/13 15:10】 URL | コブタです  #-[ edit] | ▲Back to top
--こんばんは--
堺雅人は出色でしたね!
彼の演技だけでも観る価値のある作品でした。
もちろん全体としてもなかなか良く出来た作品で、25年前の八月の熱気が画面から噴出して来るようでした。
夏に観るには少々暑苦しい映画ですが、どっしりと良い意味で腹にもたれます。
【2008/07/11 22:46】 URL | ノラネコ #UA7HFH2c[ edit] | ▲Back to top
--なななさんへ--
おおお お久しぶりです〜
こう暑いと、グッタリしてきてしまいますよね〜

コチラの作品、グイグイ引きずられた感じでしたよね〜
あんだけいたのに みんなキャラクターがしっかり立っていて、それぞれが物語で生きているの所も凄いですよね〜
堺さん 本当に最高でしたよね〜
やさぐれからアフタースクールと私も堺さんを観まくっているような!

今まさに旬な俳優さんってことなのでしょうね〜
【2008/07/11 22:09】 URL | コブタです  #-[ edit] | ▲Back to top
--こんにちわ〜--
コブタさん♪
お久しぶりですー。
最近めっきり引きこもりになっちゃっています(苦笑

悠木さんの決断には、ほー!っと思ったり、このハイな状態にちょっと怖さを感じたりでした。
でも見ごたえありましたよね〜!!
キャストの皆さんもあれだけいたのに、誰一人として邪魔な感じがせずによかったと思います。
堺さんはあとは「ジャージの二人」がとても楽しみであります。
ちょっとばかり堺さんブーム中なので♪
【2008/07/11 18:09】 URL | ななな #7qDEbzaw[ edit] | ▲Back to top
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原田眞人は日本映画史においては、かなり特異な映画作家であると思う。 若くして米国を拠点に評論活動を開始し、やがて「さらば映画の友よ ... ノラネコの呑んで観るシネマ【2008/07/11 22:22】

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