ロッキー、ジョン・マックレーン、ランボーに続き、この男もスクリーンに戻ってきた!ということで、心を躍らせた方も多いのではないでしょうか?
19年かけて選びぬいて作り上げた脚本ができたので制作した!という言葉にかなり期待を高めで観に行ってしまったコブタ、、、、。
それがいけなかったのでしょうか、、。
多分、普通に観ていたらそこそこは楽しめたとは思うのですが、19年かけて作った物語がコレ?という気持ちがしてしまって、私的にはややガッカリという感じ?
【ストーリー】1957年、大学で学生たちに考古学を教えているジョーンズ博士(ハリソン・フォード)は、超常現象的なパワーが宿っているという秘宝“クリスタル・スカル”を求め、相棒の若者マット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)とともに再び冒険の旅へと出る。しかし、インディたちの前に、秘宝を付け狙うロシア軍が立ちはだかり……。(シネマトゥディ)
コチラの作品、確かに久しぶりにみる永遠の冒険家ジョーンズ博士の茶目っ気のある人間性を楽しめ、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスが目指したという50年代B級映画のノリは作れていたとは思います。
しかしいささか脚本が雑なのが気になってしまいました。
内容的にも、1~3の要素を継ぎ合わせて、ラストに二人がお得意な?宇宙人ネタにもっていきおわり、、とう感じでなんか冒険を楽しんだ!という満足感が得られませんでした。その宇宙人的存在がますますコブタを冷めさせてしまったのかもしれません。なんかこの世界にそういう要素がくるには違和感があるように感んじるのですよね、、。
最近ではあまり作られなくなった、お宝が隠されたハイテクだかローテクだか分からない仕掛けいっぱいのラビリンスといった世界を旅することを楽しみにしていたのですが、それも予告編でみせてくれたシーンがほとんどでしたし、、。
とはいえ、キャラクターそれぞれはいい味を出してよかったとは思います。
ハリソン・フォードのジョーンズ博士はあれからの年月を感んじさせないくらい、彼らしさを発揮して魅力的でしたしカレン・アレン演じるマリオンも19年経ってもキュートな可愛さを出していましたし、硬質な美貌のケイト・ブランシェットも役にはまっていたと思いますし、今やスピルバーグの秘蔵っ子といわれるシャイア演じるマットもこの世界でマリオンと父親の血をしっかりひいているが分かるシブさを出していました。
なのでそういう、インディーファミリーのノリだけはいい感じに楽しめたとは思います。
【オオブタさんの一言】「悪い予感がする」ってここでも使ってくるんだ~!
50年代B級SFテイストに拘ったということなので、そこを楽しめれる人はいいのではないのかな?

評価 ★★★☆☆
監督: スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮: ジョージ・ルーカス
キャスリーン・ケネディ
出演 ハリソン・フォード
シャイア・ラブーフ
レイ・ウィンストン
カレン・アレン
ケイト・ブランシェット
ジョン・ハート
ジム・ブロードベント


この記事に対するコメント
チャラノリさんへ
あら 夏ばて大丈夫ですか??
ちゃんと水分いっぱいとって、無理なされねないでくださいね(><)
コチラの作品私も。その部分にひっかてしまいました。
面白いことは面白いのですがね~ああいう方向にはいってもらいたくなかったんですよね~
おひさしぶりです
毎日暑いけど、お元気でしたか~?
私は少し夏バテ気味です(笑)
この映画、楽しめたのは楽しめたのですが、宇宙人ネタだったのにはガックリしてしまいました(;^^A
となひょうさんへ
脚本はあらら、というところありましたげど、登場人物は最高でしたよね!
そのやりとりをみているだけでも なんともニヤニヤしてしまいました(^^)
ノラネコさんへ
たしかに、もともと雑な脚本なところはあったのですが、あれだけ自身あるような事を言いまくっていただけに、、期待してしまいました(--;
始のみる姿勢から、私間違えていたのかもしれませんね~
こちらにもー
確かに、本作の流れだと一瞬戸惑ってしまいますよね。
冒険はしているけど、そこまでスケールが大きくなってしまうと。
冒険よりも、その世界観の方が魅惑的になってしまった感じもしました。
それでも、コブタさんが挙げているように、インディ・ファミリーに楽しませてもらえました。
新しいキャラも良かったし、ジョーンズ博士の机の上にパパ(ショーン・コネリー)との2ショット写真が飾ってあったりとか。
最後の神殿?の場面で、壁のどこかにC3POとR2D2が描いてあるらしいっす。見つけるのは困難なくらい小さくてわかりにくいらしいけど。
こんばんは
ぶっちゃけ、脚本の出来は悪いと思います。
散々付き合わされた挙句捨てられた、フランク・ダラボンが怒るのもわかります。
でも・・・インディってもともと一作目以外は脚本の出来は決して良くなくて、アクションのアイディアとキャラの掛け合いで見せているシリーズだったと思います。
そういう意味では今回のは見事なまでに「インディ」してたし、個人的には大いに楽しみました。
今回観て思ったのですが、このシリーズのノリを今に受け継いでるのって「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズだなあと。
あのシリーズに、なぜ自分が大甘になってしまうのか、なんとなくわかりました(笑