実はね、、、、私シルヴェスター・スタローン作品はコレが初めてだったり、、、。
こんなんじゃ、映画ファンと名乗る資格なし??
コブタってシルヴェスター・スタローンの顔って思わず避けてしまうほど苦手なったのでしょうか??
【ストーリー】軍事政権下のミャンマーで、ある闇の存在が明らかになる。アメリカ政府は、各国の精鋭傭兵部隊を組織し、事態の鎮圧に乗り出した。最新装備を誇る隊員たちの中、1人手製のナイフと弓矢を武器に、孤独な戦いを繰り広げるジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)。残忍な殺りくを繰り返す敵を前に、ランボーの最後の戦いが始まった……。(シネマトゥディ)
この映画、舞台とした国が偶然とはいえタイムリー過ぎたことでさらに評判となりましたが、逆にいるとそれだけの映画だったようにも感じます。
舞台をミャンマーに選んだこと、またそういう危険な所にあえて行くボランティアの行動の正否などそういったことを描いている着眼点はいいとは思います。
また人の死と伴う戦いというのが決して格好いいものでも綺麗でもなく無残でしかないということも表現しているのはいいのですが、結局大暴れし終わりとしている所が残念です。
また、ロッキー・ザ・ファイナルのように、「今更ロッキー?!」を「この年月たったからこそ描けたロッキー」と言わしめたように、前作からの年月のったった今だからこそ描ける「ランボー」というの示せなかったのは勿体なかったと思う。
逆にいえば、年齢をまったく感んじさせない納得のいく逞しさと強さをランボーの姿を表現したスタローンは凄いとは思いますが、、、。
もう少し、舞台となるミャンマーを一部分でしか描いていないことで、ただ異様な国にだけなっていて、背景とか歴史がまったくないために深さがありませんでした。
映像とか戦闘シーンは凄まじくて凄いだけに、それだけになってしまったのは惜しいですよね。
でも、アメリカ映画らしく誰の目からみても非道な悪の存在を派手に倒すと言う意味では気持ちいい作品ともいえるのでしょうか?
【オオブタさんの一言】うーん、そうだろうと覚悟はしていたけど、世界の描き方が甘い。
ただ暴れただけだよね、、。ランボーならもう少し深いテーマ性が欲しかった

評価 ★★★☆☆
監督・脚本 シルヴェスター・スタローン
出演 シルヴェスター・スタローン
マシュー・マースデン
ポール・シュルツ
ジュリー・ベンツ
ジェームズ・ブローリン
グレアム・マクタヴィッシュ
ケン・ハワード
ティム・カン
ジェイク・ラ・ボッツ


この記事に対するコメント
ノラネコさんへ
おっしゃる通りなのでしょうね~
逆に社会派なテーマな入り口が出てきただけに、そっちを期待してしまったんですよね。
でも そのように社会派にいきそうで行かないそこがスタローンの味でもあるのかもしれませんね~
こんばんは
スタローンにとっては、ミャンマーの問題も大切だったと思いますが、結局のところランボーというキャラクターの方が大切だったのでしょう。
社会派のテーマよりも、明らかに彼のキャラの方が立っていました。
あと少し何かがあれば、スタローンはもう一段映画作家として高みに上がれると思うのですけど。
イーストウッドになるには何かが足りないのが明確になった作品でもありました。