映画の日二本目はコチラの「紀元前1万年」!
宣伝ほどの派手さや盛り上がりがイマイチないローランド・エメリッヒ監督らしい作品でした。
【ストーリー】人類や野獣、マンモスも生息していた紀元前1万年、勇気ある若者デレー(スティーヴン・ストレイト)は戦士たちを率い、襲い掛かるサーベルタイガーなどと死闘を繰り広げながら旅を続けていた。デレーは他民族の悪の帝王に奪われた最愛の恋人エバレット(カミーラ・ベル)を取り戻すため、失われた文明を目指し……。(シネマトゥディ)
ローランド・エメリッヒ監督作品というので、期待もしないで観に行ったことが、素直に楽しめた要因なような感じです。
とはいえ、設定のわりに全体的に地味。
マンモスが出てくること以外は紀元前っぽさはまったくない、弱さをもった主人公が愛する女性たのめ強く成長するというヒロイックファンタジーとしては王道的で新しさもない物語。
しかも思わせぶりに出てきたものが、すべて意味なく生かされていません。
折角ここまで舞台を作ったならもっといい感じに盛り上げる方法もあったのではないのかな?
見終わった後オオブタさんと、もっと物語を盛り上げる方法を考えてみました。
まずヒロインの青い目をもっと象徴的に表現し神秘性をもたせる。旅の途中に一回くらいは友でありライバルであるカレンとの戦いの場作り、それによって二人の友情を盛り上げる!
お父さんと神の山で再会!「この種籾があれば、部族は安定した生活が過ごせる」と父の言葉を聞き出て行った本当の意味を知り和解。しかし目の前で父を殺される。
その時敵の攻撃により胸にオリオン座の形の傷をうけ、主人公は父を殺された怒りとエバレットへの愛によって奮起して洋服がはじけ飛び、伝説の暗殺拳オリオン座神拳炸裂!そして伝説の勇者となってエバレットと幸せになる。
というのはダメですか??(ってまんま「北斗の拳」??)
【オオブタさんの一言】ローランド・エメリッヒ監督作品なので、細かいことは一切目をつぶって見てあげよう!
そいいう意味で『(観客にとっての)許し』の映画!

評価 ★★☆☆☆
監督・脚本・製作 ローランド・エメリッヒ
出演 スティーヴン・ストレイト
カミーラ・ベル
オマー・シャリフ
クリフ・カーティス


この記事に対するコメント
はらやんさんへ ノラネコさんへ 睦月さんへ SGA屋伍一さんへ
はらやんさんへ
たしかに、これで脚本もよければ鬼に金棒なのでしょうが、その物足りなさがエメリッヒ監督の味ともいえるので難しいところですよね~
ノラネコさんへ
そうなんですよね、部分部分ちょっと設定加えるだけで感嘆に面白くなるのをしないそれがエメリッヒ監督。
コチラの作品皆さんの感想やコメントみて思わず笑ってしまうのがエメリッヒ監督だからとみんな暖かく許してしまっているところなんですよね!
そういう意味では面白い監督さんだと思いました。
睦月さんへ
コチラの作品、映画を見ながら皆さんが想像した展開のほうが明らかに面白そうなのも凄いですよね!
たしかに派手に映画館にはやってくる作品ですよね。内容は地味なんですが、、。でもそれがエメリッヒ監督の味わいなのでそれはそれでいいのでしょうね~
SGA屋伍一さんへ
本当の意味で期待というか思ったとおりのレベルの面白さをもってきますよね~
そして細かく言いたいところを、すべてを許しながら見て、そしてエメリッヒ作品をみた!と満足する、それがこの映画の正しい楽しみ方のようですね。
おはやうございます
おはよっす、コブタさん
>ローランド・エメリッヒ監督作品なので、細かいことは一切目をつぶって見てあげよう!
なんか自分、オオブタさんとスゲー気が合いそうです
よく言えば「期待通り」悪く言えば「予想以上のものは何もない」映画でした
でもマンモスの登場シーンだけで、この映画には意義があったと思います(ま、『キングコング』のブロントサウルス大行進の方が迫力あ・・・いや、何でもありません)
エジプトのファラオには超能力のひとつも使ってほしかったですね。なんたって「愛の力が奇跡を呼んじゃう!」世界なんですから(笑)
こんにちわ
私ね、あの大神様がデレーの父親
だったというオチになるんじゃないか
とドキドキしてたんですが・・・
全くそんなことになりませんでした(苦)。
個人的にはエメリッヒ作品好きですよ。
田舎モノにとっては、シネコンで必ず
鑑賞できる大作系監督ですからね(笑)
ツッコまれ覚悟で、古代を舞台にした
映画を撮っただけでも・・・
彼のやる気をかってあげたいなと
思ったりして(苦笑)。
こんばんは
いかにもエメリッヒらしい大味な娯楽作でした。
そういえば結局お父さんは出てきませんでしたね。
てっきり敵の中にダースヴェーダー的に紛れ込んでたりするのかと思ったのですけど。
何れにしてもシェフがもっと良ければずっと面白く作れる素材でしょう。
こんにちは
コブタさん、こんにちは!
この監督は、ストーリーへの期待以上にびっくりするような映像を見せてくれるという期待感が大きい方ですよね。
毎回何かしら迫力のある絵を見せてやろうという気概は感じます。
これにストーリーのうまさが加わったらスピルバーグになれるんだろうけれどなあ。
motti さんへ 風情♪さんへ
motti さんへ
紀元前っぽさは マンモスくらいでしたね~
あのオリオン座の傷、解りつらくて私は神官よく気がついたな~と思ってしまいました!
なのでせめて主人公の胸に大きくあればもっとハッキリわかったのに、、と、、
風情♪さんへ
本当にローランド・エメリッヒ監督って不思議ですよね!
どのブロガーさんみても、ローランド・エメリッヒ監督作品だから期待しないでいったと描いてあり、そしてやはり思ったとおり面白さの低さというのに、皆それで納得して許している人多いんですよね!それ以前に、イマイチ面白くはないんだろうな~と思っているのに劇場に足を運ばせているという事も凄いです
これもローランド・エメリッヒ監督の人望なのでしょうかね?
こんにちは♪
多々ブ~垂れていますが、120%くらいで全く
期待してなかったこともあって、それなりに
楽しめたかなぁ~と言ったところです。
>ローランド・エメリッヒ監督作品なので、
細かいことは一切目をつぶって見てあげよう!
多くの人にこう言う温かい目で見てもらえる
エメリッヒ監督ってある意味スゴイですよね♪
(゚▽゚)v
TB,コメントありがとうございました♪
コブタさんこんにちは。
映画3本ハシゴおつかれさまw
ぼくも紀元前っぽさが全然ないのが一番の期待外れでした。
>オリオン座神拳炸裂!
僕も北斗の拳思い浮かべましたよ~
ぜア・ウィル・ビー・ブラッド今度見てくる予定です。
また感想UPしたら来ますね。
ジグソーさんへ
私も期待はしてなKったので、そこまでガッカリとかはしなかったのですが、この地味さはなんなのでしょうね~
もっともっと面白くできると思うのにね~
どうも!
お久しぶりです☆
そこまで期待してなかったからか、それなりには楽しめました。
でももう少し面白くできるのになぁ~とは思ってしまいましたね。