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●ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(There Will Be Blood)

ゼア・ウィル・ビー・ブラッドポスター今日は映画の日♪ということで「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「紀元前1万年」「大いなる陰謀」3本一気観!流石にちょっと疲れました。
その一本目はコチラの作品。
たしかにアカデミー賞主演撮ったのも頷けるダニエル・デイ=ルイスの演技でしたが、そのダニエル・デイ=ルイス、ポール・ダノ始めとする俳優人の演技と湧き出てくる黒い液体石油のある映像、で魅せてくれるものの以外はなんとも盛り上がれない感じの作品でした。


【ストーリー】石油ブームに沸く20世紀初頭のカリフォルニア。鉱山労働者のプレインビュー(ダニエル・デイ=ルイス)は、石油が沸く源泉があるという情報を耳にする。息子(ディロン・フリーシャー)とともに石油採掘事業に乗り出したプレインビューは、異様なまでの欲望で富と権力を手にしていく。(シネマトゥディ)


コチラの作品面白くないとはいいませんが、部分部分ではグイグイ観客を引き込むパワーがあるものの全体としてはなんとも散漫な印象を受けてしまいました。
怪優ダニエル・デイ=ルイスに頼りすぎて、脚本の纏め方が甘かったことが全体を散漫にして映画の主題をぼかしてしまったように見えました。
鉱山労働者だったプレインビューが石油と出会うことによって富に固執していく生き様と、人間嫌いでありながら孤独にも耐え切れない矛盾に満ちた人間性を描いていいたのは分かるのですが、物語りにおいて彼が関わってくる人物、ポール・ダノ演じるイーライ、息子のH.W、弟ヘンリー、部下、石油業界の男たちとの相対する存在との絡みがどれも中途半端に感じました。
なのでそれぞれがいい演技をしていたとしても、互いがなんか生かしきらずに終わっています。
観たあとの感覚が、「ジェシー・ジェームスの暗殺」になんか似ているんですよね。
描かれている世界も役者陣の演技も凄まじい!でも見終わったあとに心に深く刻みつけて残っていくものがあまりありません。

そういう意味でもなんか勿体ない感じもがしました。
お互いの演技を生かし切っている内容になっていた「スィーニー・トッド」が主演男優を取ってても良かったのではと思ってしまいました。(これは私のデップへの熱愛ぶりもあってそう見えるのでしょうかね~)

【オオブタさんの一言】ダニエル・デイ=ルイスって素晴らしい役者だけど、最近の作品では演技が同じ感じがする。
全体としてちょっと散漫が感じがした。




ゼア・ウィル・ビー・ブラッドグラフ
評価 ★★★☆☆

監督・製作・原作・脚本: ポール・トーマス・アンダーソン
キャスト ダニエル・デイ=ルイス
ポール・ダノ
ケヴィン・J・オコナー
キアラン・ハインズ
ディロン・フリーシャー

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この記事に対するコメント

madmaxさんへ

このラストって たしかに衝撃的ですよね。

この映画に描かれているのは、プレインビューのサクセスではなく、孤独なんですよね!だからこそ、一見淡々としたシーンにも見入ってしまうパワーがありますよね。

必死でその孤独を埋めようと息子、そして義理の弟と家族をつくるけれどそれで埋めることができず、最後に彼の元にきたのは、、もっとも彼が嫌悪する自分の弱さ傲慢さを撮す鏡ともいうべき存在の神父イーライ。

その状況で、プレインビューがでた行動、、それを言葉じゃなく映像で表現してしまっている所がすばらしいと思ってしまいました!

本当に凄い映画です。

【2009/01/02 22:47】URL | コブタです #-[ 編集]

ラストについて話しちゃってます

役者修行をしてた時、「デイ=ルイス」のようになれっと発破をかけられたのを覚えてます。
 ルイスさんってホント掴みにくい役者さんです。「存在の耐えられない軽さ」から、いきなり「マイ・レフト・フット」で、「ラスト・オブ・モヒカン」。演技が良すぎるんで、すーっと脳を通り越しちゃうんです。それを押しとどめたのが「ギャング・オブ・NY」。かなり衝撃的でした。
 'There will...'は、前作のブッチャみたいな、アドレナリ爆発型の演技と、英国人的な、感情を抑えた、不気味なそれが見れます。特に、彼の生い立ちから生まれたであろう「神」への憎悪、人間不信、権力の過剰な執着。淡々としたストーリーの随所に見られる微妙な芝居がすごく良い。
 《ネタバレ》
 しかしラスト、すでに金と名誉を得て、殆ど隠居って状態になっても、権力欲が衰えない彼の醜い姿が、どうにも繋がりが希薄。初見では、突然過ぎたような気がする。息子との会見でも、どうみてもある種の「愛情」から、彼を突き放したりしたようには見えない・・・最後神父を殺害するシーンもしかり(この場合愛情ではないが)。もちろん作り手としては、そう見えちゃいけないんです。それはわかるけどなぁ・・・。二度見ると違うけど。
 最後のシーンは、かなり後味悪いものでした。もちろん現実のエリートは、ほとんど彼と同じ考えでしょうけど(腹立つが)、この映画の目的はそれじゃない。神との対決、弱肉強食の世界への強力なサーカシズムでしょう。もう、ルイスの迫力がありすぎだった。最後のセリフ「I'm finished」をどう訳すかでちょっと違うのかな。単に自分の人生を含めて「目的を達成した」、その上で「金と名誉も自分も終わった」と言ってるのか。そしてエンドロールの曲。キューブリックを連想させる、背徳の美学への賛歌。が、僕にはラストで「サブライム」を感じ取れなかった、正直。
 実はこの映画、他のコメントでは褒めてます。良くできてますから。冗長すぎた感のあるシーンも、最近のバッサバッサ切ってはつなぐ編集に飽きを感じてたので新鮮だったし・・・。
 一言でいえない・・・映画でした。

【2009/01/01 17:52】URL | madmax #-[ 編集]

SGA屋伍一 さんへ

コメントありがとうございます。
母の地を受け継いでいるのか『つぐない』は内容からなんか二の足踏んでいるところです。

ダニエルとイーライって、この物語の中では実は一番気の合う二人なのではと思ってしまっているコブタです。
あそこまで互いが嫌いなのも同属嫌悪ですし、嫌いも好きも度越すと似たようなものになりますものね~(^^;
ドツカレテアンダルシアみたいなコンビになるのかな~

【2008/05/26 12:32】URL | コブタ #-[ 編集]

こんばんは

自分は『つぐない』と連チャンでこちらを見ました

『つぐない』がけっこうドドーンとショックなお話で、こちらはさらに長くてさらに疲れそうな予感。続けて見るのはやめようかと思ったのですが、滅多に都会に出る機会もないので気合で見ました。そしたら思いのほかマッタリ風味なお話で助かりました

正直見終わったあとは「可も不可もなしだなー」だったのですが、ダニエル・イーライ・HWの関係を色々思い巡らしていたらなんか楽しくなってきたので、ちょいと評価を上げました

ダニエルとイーライはお笑いコンビでもやらせたらいい線行くんじゃないでしょうか。ダニエルがステージ上で相方をやっちまいそうでチト怖いですが

【2008/05/25 21:39】URL | SGA屋伍一 #TyXokUWg[ 編集]

睦月さんへ

ついつい、公開はやめに終わりそうな感じもあったので、「大いなる」をいれてしまいました。

流石につかれました~
といいながら、今週また 「最高の人生のみつけ方」と「隠し砦の三悪人」と「ミスト」というとんでもない組み合わせで観てしまいました(><)こっちはもっと疲れました!!

【2008/05/12 20:09】URL | コブタです #-[ 編集]

ノラネコ さんへ

映画としては面白いのは分かるのですが、、私は純粋に好みではなかったようです。

【2008/05/12 20:05】URL | コブタです #-[ 編集]

こんばんは

観終わってどっと疲れました。
個人的には決して友達になりたくない、究極の自己チュー二人の因縁話ですね。
この手の作品の好きな私としては、かなり満足でしたが、結構好き嫌い別れそうな作品だなと思いました。

【2008/05/12 00:45】URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]

こんばんわ

3本はしごのラインナップの中で
本作と『大いなる陰謀』が入っている
なんて・・・なかなか濃厚ですね(苦笑)。

疲れちゃうのも無理はありません。

個人的にはこの作品、『ジェシー~』
よりかは引き込まれましたよ(苦笑)。

でもおっしゃるように、物語として
どこに焦点を当てたいのか?という
ことが分かりにくかったなあとは
思いました。ずいぶん”あれこれ”な
感じがしましたわ。

でもダニエルとポールの演技合戦は
見ごたえがありましたー。

【2008/05/10 21:50】URL | 睦月 #-[ 編集]

およよよよ

コブタさん、こんにちは。
TB&コメントありがとうございました。
お返しが遅くなってしまってすみませんでしたー。
およよよよ、中途半端でしたか
それでは、さぞかし長い158分だったことでしょう・・・。
はしごするには、ズッシリと重たい作品ですもんね。
私は結構、プレインビューの反骨精神に魅せられたクチですだ。
よそで「個性的な感想ですね」と言われたし。あははん
善の部分が見えにくいキャラクターなんですけど、何か生きようとする気迫が凄くて。もしもヤル気モードゼロの時に見ていたら、ある意味喝を入れられていたかもしれません。

【2008/05/10 19:54】URL | となひょう #-[ 編集]

なななさんへ

ダニエル・デイ=ルイス って本当に好きな事やってそれが認められて、と幸せな方ですよね~
そして この作品、ダニエル・デイ=ルイス を始め演技がみな凄かったこと、人物描写はなかなか凄まじいものがあったこと、それだけにもっとしまった面白い映画になったのではないのかな?と思うだけに、そこが見ていてもどかしいところがありました。
これは私が欲張りすぎなのでしょうかね~

【2008/05/04 01:38】URL | コブタです #-[ 編集]

こんにちわー

コブタさん
そうそう、この人靴職人の修行してたんですよね。
靴作って、たまに映画でてサラっとオスカー持ってちゃうんですものね。
なんて言うか・・・自由ですね(笑

んで作品は好きでした。
面白かったって言うのじゃないとは思うんですけど、なかなか興味深くって。
ストーリーは絶対的に理解が浅いんですけど、ダニエルという人間に魅せられてしまいました。

【2008/05/03 18:14】URL | ななな #7qDEbzaw[ 編集]

swallow tail さんへ

えへ、、映画の日はついつい頑張ってみてしまいます。二人が見たいものをあわせたら、いつも不思議な取り合わせになってしまうんですよね、、
ちなみに「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」13:05「紀元前1万年」17:00「大いなる陰謀」19:25と 午後から怒濤にみてしまいました(^^;
「紀元前1万年」はかなり薄い内容でしたよ~なのでいい感じに休めました。でも映画館にあえて観に行かなくていいかなというレベルであったりもしますしが。
ポール・ダノ、なかなかいい役者さんですよね!
ポストデップかどうかはともかく、先が楽しみです 

【2008/05/03 10:04】URL | コブタです #-[ 編集]

ポール・ダノ~♪

コブタさん、こんにちは。

映画の日に3本観賞!!
すごいですねー。
しかもそのチョイスって・・・(苦笑)
他2本は見ていないし、観賞予定もないんだけど
息抜き作品がないように思えますよ・・・(苦笑)
スワロはぜひ『ジェイン・オースティンの読書会』を加えてもらいたかった!
これ、なかなか素敵な作品で壮大、濃厚と来たら
ほんわかラブリーで〆られますよ(笑)

で、濃厚な本作なんですけどスワロツボを刺激しませんでした!!
個人的にはD・デイ=ルイスよりもポール・ダノの方がツボでした。
いつも何クセかありそうな役ばかりですけど、
あの怪しい牧師には少々気圧されましたもん・・・

【2008/05/03 09:02】URL | swallow tail #-[ 編集]

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