スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


●歓喜の歌

歓喜の歌人気小説が映画化することは多いのですが、コチラはなんと立川志の輔の人気落語が映画化となったもの。
立川志の輔さんの歓喜の歌と、映画の内容が交互に展開される予告編をみて興味を覚え、チッタの無料招待券を使用して鑑賞してきました。

面白い原作、豪華出演陣、それらの要素がいい感じに解け合い心地よいハーモニーを作り出していました。




【ストーリー】小さな地方都市、みたま町の文化会館において、大晦日に二つのママさんコーラスの公演がダブルブッキングをていることが発覚する。それによって、文化会館の職員、ママさんコーラスの面々が引き起こす騒動を描いた群像劇



予告編みたらもう物語が全部みえてしまうし、ベタな人情話といったらそうなんですが、アイテムや伏線などが生きていて脚本がなかなかよかったです。

事なかれ主義のどこまでも責任から逃げようとする公務員気質そのものの飯塚主任(小林薫)、それに対するママさんコーラスのメンバーはごくごく普通の主婦であるものの、並々ならぬ公演に対する熱意と、あなどれない人脈をもった敵に回すとやっかいな存在。そんな両者が繰り広げる物語は、爆笑というより、クスクスという感じの暖かさをもった世界です。またこの手の物語だとやたら感動で盛り上げて行くことも出来るのに、そこは抑えていて自然にこの作品を楽しむことができます。

一見普通のドタバタ劇にみえて、官と民のあり方、それぞれの事情を抱えた人物たち等、現実社会の問題を上手く取り入れつつ、それらを笑いに転化させる所は流石立川志の輔さんという感じです。

笑いというと 早めのテンポでギャグを展開していくのが普通なのですが、これがどちらかというと間を大事にした笑いが多いのもこの作品の特徴。
その間を主役となる飯塚主任演じる小林薫が上手く作り出し映画全体を見事に引っ張っていました。
小林薫さんののらりくらりとした飄々とした演技がもう最高で、適当で場当たり的な言動をするどうしようもない男。それが憎めなくていい感じに演んじていることで、ついついそんなダメな男を観客は応援しながら見守ってしまうそんな魅力が小林さんにはありました。

出来ることなら 年末の空気の中で鑑賞したかった映画ですね~
あの時期に公開って、色々業界の事情で難しかったのでしょうか?ちょっとその辺りは残念です。

大晦日の騒動を描いた群像劇というと、「有頂天ホテル」があるのですが、私はコチラのほうが好みで、観て楽しめてなんとも暖かい気持ちにさせてもらったように思います。

【オオブタさんの一言】 もう少しラスト曲を聴かせてほしかったような気もしました。シナリオがしっかりしているので楽しめるのですが、コーラス団員にもう少し個性をほしかったかな?片桐はいりさんとかけっこう役者自身は個性のある人つかっているのにそれが後半あまり生きていないのは残念です。





歓喜の歌グラフ 評価 ★★★★☆
    kobuta


監督 松岡錠司
原作 立川志の輔

出演 小林薫
安田成美
伊藤淳史
由紀さおり
浅田美代子
田中哲司
筒井道隆
塩見三省

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ





この作品をみると 立川志の輔の落語「歓喜の歌」も聞いてみたくなってしまいました。
レンタルにあるのでしょうか?コチラ、、


志の輔らくごのおもちかえりDVD 1 「歓喜の歌2007」
志の輔らくごのおもちかえりDVD 1 「歓喜の歌2007」立川志の輔

角川エンタテインメント 2008-01-25
売り上げランキング : 117

おすすめ平均 star
star「志の輔らくご」を見よう

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

この記事に対するコメント

風情♪さんへ

コメントありがとうございます!
小林薫さん最高でしたよね!

あの味 小林さん以外出せないですよね!!

主役に小林薫さんを添えたこと、安田成美を歌わせなかったこと!
この映画の素晴らしさはその2点に尽きるといってもいいですよね~

【2008/02/26 22:00】URL | コブタです #-[ 編集]

こんにちは♪

トボケっぷりと飄々は氏でなけりゃと思え、兎にも角にも
本作は小林薫に尽きたと言ったところです。
ボクもオオブタさんの一言に同感です。
片桐はいりとかもっと前に出てきてもようさそうな
キャラがコーラスグループに揃ってましたからね。
安田成美が歌ったらコーラスは絶対に成立しなか
ったことと思いますね! (゚▽゚)v

【2008/02/24 00:11】URL | 風情♪ #s8w929I6[ 編集]

はらやん さんへ

はらやんさんへ

やはりあの予告気になってしまいますよね~!
また 今の人情話は少なくなってきている時代だけに、よけいに現代のこういった人情話がいい感じに思えるのでしょうね~
女が元気な時代って、いい社会という言葉がありますが、まさにそういう世界でしたね

【2008/02/18 19:32】URL | コブタです #-[ 編集]

こんばんは

コブタさん、こんばんはー!

僕も予告を観て気になっていたので、行ってきました。
原作は新作落語ですが、落語らしい人情話でなかなか良かったです。
頼りない男たちに比べて、ママさんたちがポジティブでしっかりしていて。
一家を支えているのはやっぱりお母さんですかねー。

【2008/02/17 22:25】URL | はらやん #-[ 編集]

となひょうさんへ

こういう映画って好きなんですよ!
見て幸せになって 気持ちがホッコリするそんな感じで好きです!

第九、最後シーンがかわってもBGMとして流し続けてもう少し流してくれてもよかったですよね~そこが残念です。
折角それを歌うことが目的の物語だけに、そこを聞きたかったですよね~

うちの母は春の太陽なのかな~時々怒って花冷え興したりしていましたが(^^;

【2008/02/12 14:06】URL | コブタです #-[ 編集]

こちらにもー

おおお、ご覧になったんですねー
しかも、なかなかの高評価。
オオブタさんの仰ることもわかります。
私も、第九の歌は全部は無理でも、もう少し聴きたかったです。
演出も大袈裟になることなく、涙腺を刺激され過ぎることもなかったのですが。爽やかな感動が広がるという感じでした。私は泣かなかったのですが、隣のお姉さんは号泣してたなぁ。
私は、ママさん達の活力に感動しました。
若い頃、パートのオバサンに「お母さんは家庭の太陽なんだよ」と言われたことなんかを思い出し。
そう言えば、私の母はカンカン照りなんですけど。自分が母になる日がきたら、照りつけなくてもいいから太陽でいたいと思いました。

【2008/02/11 22:39】URL | となひょう #-[ 編集]

この記事に対するコメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://asmallpiggy.blog33.fc2.com/tb.php/622-64b24d93
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

歓喜の歌

「歓喜の歌」製作:2007年、日本 112分 監督、脚本:松岡錠司 原作:立川志 映画通の部屋【2008/02/11 22:34】

「歓喜の歌」 ダメダメ男としっかり女

予告の「餃子ですよ、餃子」という台詞が気になって観に行ってきました。 原作は立川 はらやんの映画徒然草【2008/02/17 22:16】

歓喜の歌

 日本  コメディ&音楽&ドラマ  監督:松岡錠司  出演:小林薫      安田成美      伊藤淳史      由紀さおり 【物語】 小さな地方都市、みたま町。町営のみたま文化会館に勤める飯塚主任はや る気ゼロの無責任公務員。年も押し迫った12月30日... 江戸っ子風情♪の蹴球二日制に映画道楽【2008/02/23 23:49】


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。