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●テラビシアにかける橋(Bridge to Terabithia)
【2008/01/30 18:03】 作品 (た) | Trackback(3) | Comment(11)
テラビシアにかける橋今日はレディース・デーということで コブタだけが惹かれている映画をみる日。
ということでコチラの作品を鑑賞してきました。

純粋な子供の目からみた、現実と幻想が混じり合った美しい世界に魅せられてしまいました。
ただ、、、不満があるとしたら、予告編!。物語を見せすぎている感じがしないでもないですよね。
コブタとしてはソコは隠してほしかったな〜という所を見せてしまう予告編が最近多いと思うのは気のせいでしょうか?
お陰でオオブタさんは、この予告編のせいで「なんかコレで充分という感じで観る気をなくした」といって鑑賞しませんでした。こういうのって残念なことですよね、、。

【ストーリー】ジェスは貧乏な家庭に生まれ親や余裕なくジェスや子供に充分に愛情を示せずに家庭でもどこか居場所がなく、スニーカーもお姉さんのお下がりといった事で学校では虐められている状況で何処にもなじめていない状況。そんな時に、風変わりな転校生レスリーがやってくる。彼女は回りを気にせず独自の世界をもち周囲から浮いている少女だった。自分の空想の世界をスケッチブックに絵で表現するジェスと、自分の空想の世界を言語で表現しているレスリー。同じ世界をもつ二人は親しくなり、近所の森に二人でテラビシアという空想の王国を築くが、、悲しい事件が起こり、、、。



スケッチブックのイラストが描くはしから動きだし命を持ち始めるオープニングもお洒落で、幻想と現実の混ざり合いが素敵でした。

 コチラに描かれている世界はちょっと前の時代の今大人になった人が思い出すくらいの過去の物語なようで、子供からみたら厳しく苦手な大人。コブタが子供時代にやったような、雑木林や校庭の隅に基地つくったりという世界を懐かしさとともに入っていけました。

また登場人物が魅力的!
シャイで心やさしいジェスと、奔放で真っ直ぐなレスリーは勿論なこと、ジェスの妹のメイベル、絵おバーと・パトリック演じるジェスの父親に味わいのある先生たちが自然にそして人間味のある深い演技をしているために、現実世界もリアリティーがあり幻想シーンが生きているように感じました。
主役二人が上手いのはある意味当然といったら当然なのですが、妹メイベル演じるベイリー・マディソン演技素晴らしすぎます!この年齢でこの演技とは!ハリウッドの子役のレベルって高いですよね!

現実に居場所のない子供が、幻想世界へと誘われる物語というと、昨年公開された「パンズラビリンス」を想像するのですが、コチラの映画は幻想世界に真逆の意味合いをもたせ、幻想と現実を融合させることで希望のある未来への道を造り出しています。

ジェスとレスリーにとっていじめはあるものの良識ある大人もいて現実は悪い世界ではないものの、親の愛に包まれているものの仕事等で寂しさや疎外感を感じ居場所がなく、学校では彼らの空想力と自由な心をも二人にとって狭すぎる、そんな二人の空想の王国テラビシアは決して逃避の場所ではなく、本当に意味で自由でいられる所で、現実世界に立ち向かうパワーを蓄える所。

しかし現実とテラビシアを結ぶものは、ブラブラと揺れる不安定なロープ。
王国を形成する大切なものが欠け、テラビシアへの道が千切れてしまいます。
その時ジェスがとった行動が、テラビシアを否定するのはなく 現実を拒絶するのでもなく二つの世界を自由に行き来できる橋をつくり、ジェスにとって愛しているけれどままならない現実の象徴である家族を連れて再びテラビシアを訪れるというラストは未来への希望に満ちたものになっています。
いじめにしても、貧しい生活、レスリーの身に降りかかる不幸にしても、納得いくものではないし現実は不条理なもの。その現実にしっかりジェスが向き合っていく強さを身につけ、テラビシアも生き続けることで哀しみよりも心地よい喜びを感じてしまいました。

現実と幻想が絶妙に混じり合った世界を描いた映画は、「パンズラビリンス」「ビック・フィッシュ」とあるのですが、現実から幻想への逃避を描く「パンズラビリンス」、ガチガチの現実に生きている男の世界に幻想世界が入り込んでくる「ビック・フィッシュ」、そして現実と幻想が幸せな融合をみせるコチラ、比べてみると面白いのかもしれませんね。


テラビシアにかける橋 グラフ


評価 ★★★★☆
kobuta

監督 ガボア・クスポ

出演 ジョシュ・ハッチャーソン
     アナソフィア・ロブ
     ズーイー・デシャネル
    ロバート・パトリック


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Comments
--はらやんさんへ--
こんにちは!
コチラの作品、パンズ・ラビリンスと近い時期に公開されていただけに、よけいに類似点と違いがよりみえてテーマがみえてたように感じました

たしかに二つの作品は、光と影 ポジとネガみたいな存在ですよね〜
【2008/07/14 21:46】 URL | コブタです  #-[ edit] | ▲Back to top
--こんにちは--
コブタさん、こんにちは!

確かに「パンズ・ラビリンス」と比べてみるとおもしろいですね。
主人公が想像の世界に行くか、現実に留まるか。
作った監督の陰と陽の気質みたいなものが見えてくるような気がします。
【2008/07/13 16:05】 URL | はらやん #-[ edit] | ▲Back to top
--ジグソーさんへ--
コメントありがとうございます!
たしかに切ないんですが、未来のある切なさなので、心地よくおわれましたよね。

しかし、、みなさんあの予告には不満思われていたんですね〜
予めみせるのは、、導入部分だけでいいのではと思うのに、、ねえ〜
【2008/02/05 12:26】 URL | コブタです #-[ edit] | ▲Back to top
--どうも!--
確かにあの予告は少し見せ過ぎですよね!
でも結構本編とはちょっと違いましたね。

感情移入がしやすい分、ラストがとても切なかったです。
【2008/02/03 16:05】 URL | ジグソー #-[ edit] | ▲Back to top
--SGA屋伍一さんへ ノラネコさんへ--
SGA屋伍一さんへ 
チラシもそうでしたか(ーー;
オチに近いもの それを臭わせるものを示すのは止めてほしいですよね、、
私も年齢では大人になっているものの、この映画の中のような大人にはほど遠く、精進しなければと感じてしまいました。
テリー・ギリアムさんは独自なファンタジーをまた展開されてますよね!
私は好きですが、たしかに夢みるようなファンタジーとは違いますよね!

ノラネコさんへ
コメントもありがとうございます!
コチラもパンズ同様現実世界がしっかり丁寧に描かれていますよ。
だからこそ、幻想が生きていくという意味でもパンズラビリンスとポジとネガのような映画ですね!
コチラの作品を公開に踏み切ってくれたのは感謝しますが、、予告編はなんとかしてほしかったです(−−;;
【2008/02/03 11:00】 URL | コブタです #-[ edit] | ▲Back to top
--こんばんは--
昨日、ほぼ一年ぶりに二回目の鑑賞に行ってきましたけど、やっぱり最初よりも感動できました。
田舎で内向的に育った私としては、ジェスの気持ちは凄くリアルに感じました。
良い意味で、パンズラビリンスの合わせ鏡の様な作品でした。
日本公開をあきらめたディズニーに代わって、配給してくれた東北新社には感謝ですが、予告編で「アレ」見せちゃダメですよね。
【2008/02/01 23:15】 URL | ノラネコ #xHucOE.I[ edit] | ▲Back to top
--コメントありがとうございました--
わたしは予告編は観てないんですが、チラシでやられました
「親友となった二人は森の中にテラビシアという空想の国を作り上げる。しかし楽しい時間は長く続かず突然の悲劇が訪れる。」
そこまで書くなっつーの(^^;)

一見とっつきにくそうに見えて、とても頼もしい大人たちが印象的な作品でした。自分は傷ついている子供たちに出会ったとき、あそこまで頼もしい存在になれるだろうか・・・ と思うと心もとないものがありますが、そうありたいものです

現実と空想の境界が交じり合う作品というとテリー・ギリアムの一連の作品なんかもそうですね。彼の作品は『テラビシア』に比べるとやや病的な感じもしないでもないですが、その中ではわりとそれを感じさせない『バロン』なんかがお気に入りです
【2008/02/01 20:53】 URL | SGA屋伍一 #TyXokUWg[ edit] | ▲Back to top
--となひょうさんへ--
コメントありがとうぎざいます(^^)

あの予告編はないですよね〜お陰で映画の感動や驚きが割引されてしまったような感じです(つ;)

子供のころって こういう夢があるかはおいといて 私はけっこう馬鹿なごっご遊びしていました。
大人にしても地域で子供を見守っている感じで一昔前の世界な感じでなんか懐かしかったですよね。
たしかに子供より 大人が楽しむ映画なのかもしれませんね(^^)
【2008/02/01 00:27】 URL | コブタです #-[ edit] | ▲Back to top
--同感です・・・--
コブタさん、こんにちは〜
お越し頂き、ありがとうございましたぁぁぁ。
そうそう、予告編は見せ過ぎですよねん。私がいつも参考にしている映画サイトでも、プロのライターさんが「情報を一切入れないで見ることをおススメする」というようなことを書いていました。あの予告は、鑑賞前から想像がついてしまいますもんね。

私も、子供の頃を思い出しました。
ファンタジーごっこはしなかったけれど、泥んこになって駆け回ってましたわ。そういう子供時代って大切なんですね。今の子供は、お家でゲームするんですかね?ちょっと淋しい気もします。
この作品は、子供よりも寧ろ子供時代を懐かしむ大人たちの方が楽しめるのかもしれないですね。
【2008/01/31 22:56】 URL | となひょう #-[ edit] | ▲Back to top
--motti さんへ--
おお 早いですね!記事アップしたばかりなのに!!
コメントありがとうございます!

兄妹って、身近であり愛する存在ではあるものの、やっかいで煩わしいと思うところもありますよね!
そんな現実な存在とともにテラビシアにいくラストに凄い感動してしまったんですよね〜
ある意味ジェスにとって現実の中で一番テラビシアに相応しい人物でもありましたよね!
子供達の演技本当に素晴らしかったです!
【2008/01/31 19:20】 URL | コブタです #-[ edit] | ▲Back to top
----
コブタさんこんばんは!
そうなんですよね。
予告で内容わかっちゃうような?
見せすぎって感じですよね。
僕は彼女亡きあとどうなのか期待してたのがあんまりピンとこなかった...。

>現実の象徴である家族を連れて再びテラビシアを訪れるというラストは未来への希望に満ち...

なるほど僕のピンとこなかった部分を言い得てて納得です!

しかし子供たちがみんな良かったです。
【2008/01/31 18:44】 URL | motti #-[ edit] | ▲Back to top
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