一ヶ月間フリーパス券で映画観まくるぞキャンペーン第3弾はコチラ「ALWAYS 続・三丁目の夕日」。
TOHOプレミアスクリーンでの鑑賞だったのですが、早めに劇場でパンフなど読みながらのんびりしていたら、隣の席に壮年の男性がやってきて
「失礼します、よろしくおねがいします」と深々と頭を私にむかって下げてきました。コブタも「いえいえ こちらこそ」と頭を下げて言葉を返した。
映画終わったら、その男性は「ありがとうございました、それでは失礼します」とまた深々と頭を下げて去っていかれました。ここで隣併せになったのも何かの縁共に映画を楽しみましょうね~というその一連の行動にちょっと感動してしまいました。映画館にきている他のお客の態度で頭に来ることは今まで散々あったのですが、こんなに心地よく暖かい気持ちなったのは始めてです。
この男性ってまさに三丁目の夕日な世界を体験してこられた方なのでしょうね~
逆にこぶたはコチラの作品で描かれている時代からかなり経って生まれたこともあり、NHKの連ドラとかでしかこういった世界は知らない世代。
にも関わらず、映画の世界を懐かしいと思わせるのは日本人のDNAの成せる技なのでしょうか?
しかも前作を観ていないのに関わらず観に行ってしまいましたが、分かりやすい人間関係と舞台描写もありさほど問題はなく楽しめました。
こちらの作品が昭和30年代を舞台に日本人が良しと思う美徳の世界を理想化したファンタジー映画だから観ていてなんとも暖かい心地よい気持ちにさせてくれるように作られているように感じます。
日本版フィールド・オブ・ドリームスともいえる内容だと思います。
登場人物も全てにおいたステレオタイプで物語もハッキリいってベタ!
でもそのベタがこの映画の良いところでだからこそ素直に安心して物語に身を委ねることができてます。
そしてそのベタって私自身も結構好きだったりします。
また演んじている出演者が、いい役者さんが多いこともありそういった臭さもいい感じに演じてみせてしまうのもプラスになっているのでしょうね~
このような世界の映画が「古くさい!」とか「ダサい」とか言われずに楽しんでくれる人が多いなら日本もまだ捨てたものではないかな?と思います。
(逆に、こういう殺伐とした時代だからこそ。この映画が愛されていたというのもあるのでしょうが、、)

評価 ★★★☆☆
監督 山崎貴、
出演 吉岡秀隆
堤真一
小雪
堀北真希
三浦友和
もたいまさこ
薬師丸ひろ子


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この記事に対するコメント
SGA屋伍一さんへ
こんにちは!
コチラの作品って、そうやって広い世代の人と楽しむと、映画観た後の時間が楽しそうですよね~
任侠映画観た後とか、そういうムードで出てきたりと、映画って本来そのくらい無邪気に楽しむものなんですよね~
なんか 時々TBの相性ってありますよね、、
コッチからもチャレンジしてみますね~
この映画、昨年集団で観にいきました
ちょうどあの年代が青春だった人たちもいたのですが、かなりのめりこんでごらんになってました
「あんな風によく道に埃がたっていたものだった」と見終わったあとおっしゃってました
あと裕次郎さんの映画を観終わったあと、男性客がみんな彼の歩き方を真似しているシーンがありましたが、たぶんわたしの父もそうだったんだろうな、と(笑)
追記:実はコメントの度にTBも送ってるのですが、ココログとこちらの相性が悪いのか、どうしても届きません(ToT)
ので、ちょっくらうざいかもしれませんがこちらの記事のURL貼らせてください
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2007/12/always_f21f.html
失礼しました
出人さんへ
こういう方だからこそ、この作品に惹かれてこられたのでしょうね~。
コブタはよく、うっかり寝てしまったオオブタさんがいびきかきそうになってきたら突いて起こしているのでもし出人さんのそういう申し出があったら、ニッコリ笑って「分かりました」といい思いっきり突かせてもらいますよ~(^^)
よく
映画を見て劇場から出てくると、なんとなく影響されて仕草や気分が映画の主人公みたいになってるってことあるんだけど、見る前からそうって~。むふふ。
それで思い出しましたが、わたし観劇の時、時々寝てしまうんで、寝不足の時などはあらかじめ「すみません、寝ていていびきなどかいてお邪魔でしたら、遠慮なくひじ鉄してください」と、隣の方に頼むのですが、だいたいためらわれたあと了解していただけるのですが、なんのためらいもなく「はい、遠慮なく」と言われてじろりと睨まれたとき、ずっと起きてました。汗。
きっと、過去に同様の不快を感じられたのだと思いますが、事前に申し出るわたしの気持ちもいくらか汲んで欲しいです。笑。