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●アイ・アム・レジェンド(I AM LEGEND)

アイ・アム・レジェンドポスター予告編からかなり気になっていたコチラの作品、「地球最後の男」を3度目の映画化した作品なそうです。
コブタもオオブタも残念ながらその前の2作は観ていないのですが、色々なネットの情報等みてみるとかなり別もので、コチラはどちらかというと「28日後」に近い設定の内容になっているようですね。



2012年。人類が死滅してしまったニューヨークでたった1人残されてしまったロバート・ネビル。彼は有能な科学者で人類を破滅に追いやったウィルスとの免疫者でワクチンの開発をしながら、彼究極の孤独とウィルスによってダークシーカーズとなった感染者から逃れつつ、愛犬と共に孤独と恐怖戦っていた、、という物語。
ウィル・スミス演じる、ロバート・ネビルの孤独と恐怖はかなり上手く描けており、空しさすら感じてしまうようなネビルのニューヨークでの生活の描写は絶妙!
必要以上に愛犬サムに話しかけ、自分が立ち寄る街にスポットにマネキンを設置して語りかけたりと一見滑稽に見える行動もそうせざる得ない状況が観ていて切なくダークシーカー以上の恐怖を感じます。
映画の中のほとんど一人芝居という状況でいながらそれを一人で見事に世界を作り上げていた所が流石だとも思いました。
また、今回のダーク・シーカーズが、今までのゾンビ類(感染者であってゾンビではないんですが)とちがって、身体能力が異様に高く、妙に頭もいい。(リーダーがいてそれが群を率いている感じだったり、追いかけている相手の動きを封じる、自分たちが苦手とする紫外線ライトを破壊したりといった事が出来ます)
それだけに恐怖も大きく、コブタはかなりビク!と身体を跳ねさせていたために、隣の人には気になりかなり迷惑だったのではないでしょうか?(――;大変失礼しました。(コブタはビビリなので大きい音がいきなり鳴るといった演出に弱いんです)
ただ、、残念なのは、折角設定や状況は面白いものの、SF的にはかなり説明不足な部分とあら?という感じの部分があり、そこが物語の深さを無くしていました。(ネタバレ部分や知らない方が楽しめそうな部分は白で表示します)
まず一番の問題点はウィルスの感染能力がイマイチよく分からないです。
ネズミ 犬などの動物に感染するなら、ニューヨークに棲息しているライオンや鹿なのには感染しないのか。
ダーク・シーカーズの生態や能力がどの程度がかなり謎が多いです。
分かるのは紫外線に弱く、凶暴性があり代謝が高いために運動能力高く、理性はなく凶暴性があり空腹になると食用として人間を襲うということ。

しかしダークシーカーズは死者であるゾンビではなく、生物ではあるからには食べる事ができなければ死滅していくはずなのにニューヨークの人がネビル以外いなくなった状況で3年後も元気に生きていることが分かりませんでした。
3年間何を食用としていたのでしょうね~。鹿とかでもいいのでしょうか?だったら鹿があんなに繁殖出来ているはずもないですよね、、。
またどの程度の意志をもっているのかが分からない。
意外に理性の片鱗を感んじさせる行動をみせていて、(昼間闇に隠れているものつけて獲物の居場所を確定したりするらしいし、ダーク・シーカー犬を使ったり、罠をしかけてきたり、手下に指示を与えているような行動を見せていたり。
その頭の良さが、新たなるゾンビと人間の関係と世界を作り出していくのかとも期待したのですが、その能力の高さはほったらかしになってしまったことにやや不満を感じてしまいました。

監督はゾンビ映画ではなく、誰もいなくなった都会で人間一人がどうやって生きていくのかという人間ドラマを描きたかったとインタビューで述べていて、そういう意味では成功はしているのでしょうね~。

また、イーサンはともかくアナが、あんな世界で生き延びてきたわりに浅はかな行動が多い事に違和感を感じてしまいました。
そういった行動が、ネビルにとっての彼女の存在の有り難みというのを半減させていました。
全てを失い絶望の中で生活していたネビルの前現れた、プラスの思考をもった日だまりのような性格の彼女かなり意味のある存在だったはずなのに、なんか厄介な事を持ち込んできた女性としか感じられないのが残念でした。
あと細かいこというと、、たしか封鎖の時に橋を壊し封鎖されたはずのニューヨーク。それに塞がった所の多いニューヨークによく無事に辿りつけましたよね
、、。

ラストの状況を考えると、、、元々の小説が書かれた時代の所為もあるのでしょうが、、科学者ではあるものの大佐とも呼ばれ軍人のネビル、そのノウハウをもってしたらもう少し外部と双方向に連絡を取り合える手段ってあったと思うのですが、そんな事思うのはコブタだけなのでしょうか?

設定や状況は面白いだけに、もう少しその辺りの詰めの甘さが目だし残念な感じがする感想になってしまいました。

コブタってどうも、SFとかミステリー結構細かいこと気になってしまうようですね~。
とはいえ、、最初から最後までハラハラとしながら世界がどうなってしまうのかと一気に魅入ってしまうほどのパワーのある映画ではありました。

アイ・アム・レジェンドグラフ

評価 ★★★☆☆

監督 フランシス・ローレンス
出演 ウィル・スミス
アリシー・ブラガ
ダッシュ・ミホク
チャーリー・ターハン
サリー・リチャードソン


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この記事に対するコメント

孤独なニューヨークの一人と一匹の時間は良かったですよね~。
あまりの孤独な状況に、引き込まれてしまいました。
その前半部分が凄く素敵なだけに、後半の展開がそれを台無しにしてしまったように感じて残念だったんですよね。
気に入った映画になりそうだっただけに、、評価も(--;厳しくなってしまったようです。
あまり期待してなかったり、この程度のノリで進むのね~という視点で見ている映画はたいしたことなくても甘い記事になってたりする困ったコブタです。




【2008/01/06 11:53】URL | となひょうさんへ #-[ 編集]

こちらにもー

んー、細かい指摘をしてるとキリが無い部分もありますねー
私は、今となってはダークシーカーズのことなんか忘れてしまってます。
愛犬サムと過ごした、ネビルの孤独な生活の方が見どころだった気がしますよね。
私は、サムのパートに食い入り過ぎて、泣いちまったですよ・・・

【2008/01/03 19:18】URL | となひょう #-[ 編集]

mottiさんへ チャラノリさんへ ジグソーさんへ

mottiさんへ 
やはり鹿ですか~(><)
たしかに原作が古典なのでどうしても現代社会に置き換えるとオカシイ所は出てきてしまうのは仕方がないのでしょうね~
なんか すごい好きになりそうな設定と内容だけに、、より粗が気になってしまったみたいです、、

チャラノリさんへ 
おひさしぶりです~
すごい いい感じなんですよね いろんなシーンが! 
だけに、、もっともっと いい感じになっていたのにーーとも思ってしまうんですよね~
私の場合、ジュラシックパークで飛び跳ねたこともあるんですよね(--;
肉体反射だけに、、止められないところが辛いところですーー

ジグソーさんへ
ダークシーカー、いままでのゾンビとは違う凄さというものをもっていただけに、、もう少し設定をキチンと描いてほしかったですよね!
おおお そのオチは、、某ゾンビ映画ですね~(^^)

オチ、、このラストならバットのほうが余韻あったかな~と私も思います、、

【2007/12/31 01:36】URL | コブタです #-[ 編集]

どうも!

一人ぼっちのNYは『なんか楽しそう』と同時に孤独の恐怖が混在しててよかったです。

ダークシーカーのビジュアルは好きだったんですが、いまいちあいつらの実態がつかめなかったですね。

後オチはバッドエンドが良かったです。
扉を開けたら大量のダークシーカーの大群がいて欲しかったです。

【2007/12/24 04:44】URL | ジグソー #-[ 編集]

コブタさん、こんにちは~。
もうほんと、私がレビューで書ききれない想いが、コブタさんのレビューに満載に書かれていて、読んでいて「そうそう。そうなのよ」と思うこと連発でした(笑)

緊張感も伝わって、しかもテンポやスミスの演技が良かっただけに、もう少し設定をつめていてくれれば、もっと良いものになったのでは・・・と思うだけに、とても残念です。

>コブタはビビリなので大きい音がいきなり鳴るといった演出に弱いんです)
わぁ~、お仲間ですね。
実は私もそうなんですよ!
バッと出てきたり、大きな音が出たりなんかするシーンは映画館に座っている椅子がかなりガタっとして、いつも友達から笑われます(;^^
でも観たい気持ちの方が大きいんですよね(笑)


【2007/12/19 08:51】URL | チャラノリ #ng6VXe5U[ 編集]

僕も昨日みてきました♪

監督の狙いの部分としては本当に楽しめましたね。
僕もああいうビジュアルが見たかった!
そこは存分に楽しめました!

しかし原作が古典となってしまっているものは細かいこと考え出したら粗が出まくりますねw

ダークシーカーは鹿食べてたんでは?

【2007/12/18 18:44】URL | motti #-[ 編集]

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