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●ベオウルフ 呪われし勇者

ベオウルフ ポスターファンタジーというと、剣と魔法と魔法の世界で、冒険と夢に溢れたRPGなお気楽な世界を想像するのですが、ここ最近はダークさやシリアスなテーマをもった作品が増えてきていますよね。

コチラの『ベオウルフ 呪われた勇者』もそういった流れの一つにある作品です。


人々を殺め恐怖の存在となっている忌まわしき“悪魔グレンデル”それを倒すためにやってきた勇者ベオウルフ。彼は見事に“悪魔グレンデル”を倒すことに成功するが、“悪魔グレンデル”の母親に仲間のほとんどを殺されてしまいます。ベオウルフは彼女を倒すために彼女が住むという洞窟にいくが、そこにいたのは想像を絶するほどの美女。彼女はベオウルフに自分と交わる事を条件に富と権力を約束します。ベオウルフは彼女と交わり契約を交わしてしまうが、、。という物語。

この作品で描かれているのは、愛や夢や冒険でなく、欲に魅せられ翻弄されていく人間の姿。登場人物のほとんどが欲深く自己顕示欲が強く、欲のまま行動していながら何一つ満たされてない人生を過ごしています。

そういったなんとも言えない世界観とテーマ性は面白いと思うものの、登場人物に深みがまったくなく世界に魅力感じられませんでした。

これはCGの所為ではなく、大雑把な脚本がそれを台無しにしていて、主人公ベオウルフも苦悩しているのは分かるものの、その苦悩の中身がイマイチ観る側に伝わってきません。

具体的に呪いがどれほどのものかもイマイチ分からず、王になって戸惑いはあるものの、恋いこがれていた女性を后としてもらい、それなりに幸せなれるはずなのに満たされず戦闘に明け暮れ、何故か若い侍女と浮気までしていて、幸せになれないのは怪物の所為ではなくベオウルフの心がけが悪いだけではとさえ思えてしまいました。

また回りの人物の行動も何を表現しようとしているのかがよく分からない、、。
マルコヴィッチ演じるアンファースも、ベオウルフに対して何をしたいのかが見えず、奴隷との関係もわけ分からず何を伝えたいのかが見えてこないです。

もう少しこのテーマなら面白い作品が作れたのではないのかな~と感じてしまいました。

しかしこの作品今回 モーションキャプチャーをつかったCGで作成されているのですが、新しい映画のあり方を作り出してはいました。

いままとは異なり 体型がとか年齢とかの問題をすっとばして役者は演技だけを考えたらいいというのは面白いなと思いました。

逆にセットも衣装もないので、役者としては演じるのもかなり大変な面もあるとは思いますが、新しい可能性が色々あるのではないのはないでしょうか?

ロードオブリングのゴラム、パイレーツオブカリビアンのデイヴィ・ジョーンズとか、こういった役をしたときの演技評価も考えていかないといけない時期もきているのかもしれませんね!

ベオウルフ グラフ評価 ★★☆☆☆


監督 ロバート・ゼメキス

出演レイ・ウィンストン
アンソニー・ホプキンス
ジョン・マルコヴィッチ
ロビン・ライト・ペン
ブレンダン・グリーソン
クリスピン・グローヴァー
アリソン・ローマン
アンジェリーナ・ジョリー


この記事に対するコメント

演技力

コブタさん、おはようございます。
寒いですねー。

>体型がとか年齢とかの問題をすっとばして
>役者は演技だけを考えたらいいというのは面白いなと思いました
なるほど。
役作り一環で体型を変えなければならない役ってありますよね。
『モンスター』とか『マシニスト』とか。
たしかに体重を増やしたり減らしたりってすごく大変なことだと思うけど、
役のために10kgも太ってスゴイというのは
ちょっと違うんじゃないかなって違和感を感じていました。
この技術をもってしたら大きな体型変化の努力は必要ないですものね。 

以前、コブタさんが記事に書いてらっしゃった石庫門。
肉まんがすごくおいしそうなのになかなか買えない・・・
スワロは映画鑑賞者で中華を食べている人をあまり見かけないです。

【2007/12/20 08:07】URL | swallow tail #-[ 編集]

ノラネコさんへ

コチラにもコメントありがとうございます!
なるほど神話ですか~。
たしかに違う次元で物語が作られている感じですよね~。

私は、どうも理詰めに物事を考えてしまう質なので、こういうってどうも好きにはなれなかったんですよね~(--;

【2007/12/11 22:50】URL | コブタです #-[ 編集]

こんばんは

つまるところこれは神話なんだと思います。
神話の登場人物は、一つの様式を表すために、極端な人物でなければならず、必ずしも感情移入の対象にはなりえません。
普通映画にするときはキャラクターを現代的に改変するのですが、これは大真面目に神話性そのものを描いたと言えると思います。
個人的にはかなり好きですが、日本では受けないでしょうね~。

【2007/12/09 23:44】URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]

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