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●厨房で逢いましょう(EDEN)

edenドイツの映画って繊細でなんともいえないほろ苦さをもった作品が多いように感んじる。
コチラも、切なくなんともほろ苦い味わいをもった作品だった




フトッチョで恋に不器用なの天才シェフと平凡な主婦との交流を描いたこの作品、あまりの切なすぎる恋の物語にもう中盤あたりから涙が出てきた。

グレゴアは南ドイツの保養地にあるテーブルが3つしかないレストランを営んでいて、来年の2月まで予約で一杯になるほどの人気天才シェフ。
料理の腕はピカイチであるもののメタボ体型で人付き合いが苦手なために、恋もしたこともない。
そんなグレゴアが、行きつけのカフェのウェイトレスをしているエデンとダウン症の娘レオニーと出会う。
グレゴリの作った料理はエデンの夫や娘に対する不安を癒し心を幸せに満たしていき、口下手なグレゴアは料理に自分の思いを込めていく。料理を通して二人の仲は深まっていくものの、グレゴアは自分の料理を幸せそうに食べるエデンに愛を感じ、エデンは自分を幸せに見たし娘共々受け入れてくれるグレゴアに深い友情を感じていて二人の想いは微妙にすれ違いをみせていた。
グレゴアの切ない思いは届くことはなく、グレゴアの料理で満たされたエデンは夫との関係も修復していき幸せになっていくが、、という物語。

タイトルにもなっているヒロインの名は楽園という意味をもち、その名の通り無邪気で真っ直ぐで美しい女性。
しかしその存在がグレゴアにとって「エデン(楽園)」そのものととるのか、「エデンのリンゴ」で触れてはいけない物だったのかという事に見ていてかなり悩んでしまう。

グレゴアの作った料理を至福の表情で食べ、お皿についたソースすべてを嘗め取ってしまうほど喜んで食べてくれるエデンその姿は本当に魅力的で可愛い。その様子はグレゴアにも最高の幸せと、狂おしいまでの恋の苦悩を与える。

エデンだけが幸せに満ちて、物語が進むにつれ回りの男性の人生を狂っていくのをみて、魔性の女にすらみえていくエデン。
あらゆるものを彼女によって失いながらもあえて求めることもせず直向きにエデンを見守るグレゴアの愛に引き込まれていってしまう。

後半の展開が意外過ぎる方向にいくことで、コブタ自身かなり戸惑い衝撃を受けた。
それでも最後まで変わらずエデンへの愛を抱き続けて料理を続けているグレゴアをみて、彼の料理がエデンにとって「楽園」であったように、彼女への愛もグレゴアにとって「楽園」の鍵だったのかなと思えるラストに、見ていてかなり救われた気持ちになった。

eden グラフ見てかなり切ない物語、なのに見終わって観客もまたグレゴアの愛がこもった料理に満たされて癒されるそんな不思議な味わいをもった作品で、コブタはかなり好きなタイプの映画だった。
でも 好き嫌いはかなり分かれると思う。

評価 ★★★★☆ kobuta

監督 ミヒャエル・ホーフマン

出演 ヨーゼフ・オステンドルフ
シャルロット・ロシュ
デーヴィト・シュトリーゾフ
マックス・リュートリンガー

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