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●グラインドハウス~U・S・Aバージョン (GRINDHOUSE)

GRINDHOUSEこの映画、どう観るか悩む人も多いと思います。
U・S・Aバージョンで観るか、配給会社によって作られたキラー・チェーンバージョンで「デス・プルーフ」「プラネット・テラー」それぞれ楽しむか、、、。
結局私は、タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督が二人で作り上げた、本来目指した姿であるコチラを鑑賞することにしました。

それぞれの監督作成部分のみを単体でロングバージョンになっているキラー・チェーンが気にならないといったら嘘になりますが、コチラをみて良かったと深い満足感を味わっています。




タイトルとなっている「グラインドハウス」”とは、かつてアメリカにあったB級映画ばかりを2本立て、3本立てで上映する映画館の総称。
そこで上映されるのは、低予算で作られたセンセーショナルなバイオレンス・エロスなどアイデア勝負の内容を扱ったなんとも味のあるB級映画ばかり。
入場料も安いために、何度も同じフィルムを使い回し結果映像や音声はボロボロに、あげくはリール喪失といった事もまかり通っている世界。
そんな映画館で育ち、映画を愛し感性を磨いたタランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督がタッグを組んで作った作品がコチラ「グラインドハウス」です。

観客は「グラインドハウス」においてタランティーノ監督「デス・プルーフ」ロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラー」の二本立てを観に行くそういう設定で楽しめるコチラの作品、ただ二本の映画が楽しめるだけではなく、「グラインドハウス」にありがちな傷だらけのフィルム・リールの喪失といった状況まで疑似体験でき、それに加えロブ・ゾンビ 、エドガー・ライト 、イーライ・ロスらが撮影した思わず観に行きたくなるほどインパクトのある架空の映画の予告編などまで楽しむことができ、グラインドハウスワールド気分を満喫することができます。
(キラー・チェーンバージョンは 嘘予告編などはつかずにそれぞれの映画が、ロングバージョンになって単体で鑑賞することになります。)

この作品、二つの映画も予告編もハッキリいって無茶苦茶でお馬鹿で下劣な世界。そういった部分がかなり笑えるんですが、同時に二人の監督の映画に対する愛情と観客を楽しませてあげようという想いが映画の隅々まで満ちていて、なんともいえな暖かさと心地よさをもった空気を醸し出しています。

ロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラー」は、ゾンビ映画をロドゲリスらしい勢いだけで強引に進んでいく展開で、無駄とも言えるほど格好いいアクションで味付けした内容です。
とにか始めから最後までハイテンションで飽きることなく進むこの物語、みていてとにかく楽しいし気持ちいいです。
また男性ファンがかなり盛り上がるシーンから、物堅いにおいてかなり重要だと想われる部分までのリールが喪失してすっぱり抜けてしまってますという仕掛け、ぶっとんだ設定とぶっ飛んだ展開ぶっとんだ台詞、あえてやり過ぎな程まで誇張した演出、観ているだけで楽しめる内容になっていました。
最近かつてに比べれば、やや大人しい見やすい映画を撮るようになってきたロドゲリス監督ですが、久しぶりに弾けたロドゲリスワールドが復活していてコブタとしてはかなり満足の作品でした。

タランティーノ監督の「デス・プルーフ」は、カーアクション用に不死仕様にした車で、高速で疾走し人を殺すサイコキラー、それに狙われた女の子との攻防を描いた物語。

タランティーノ監督の作品のほうは「プラネット・テラー」に比べ、アクションに継ぐアクションということで物語を繋ぐのではなく、ハイテンションによる登場人物の台詞で魅せ、そして最後は息詰まるカーアクションで盛り上げるという展開。
サイコキラーが行う二つの犯罪を観客にみせ、それぞれがどのような状況へ陥っていくのかというのを観客は時に笑いながら時にはハラハラしながら見せてみれます。
笑いながら人を殺していくサイコキラーの極悪非道さと、サイコキラーが逆に被害者の逆鱗に触れ恐怖に怯えながら逃げまどうという真逆の展開が面白く、観てここまで爽快さを感んじるこういった殺人鬼が出てくる作品もないと想います。
サイコキラーを描いた映画でいながら、恐怖より心地よさを覚えるというタランティーノ監督らしい捻りのある作品でした。

コチラの作品 通常1800円の入場料の所、二本立てで3000円!!時間は191分。
たしかに高いです!!でも、これだけ楽しませてくれたのならこの値段でも許せるかなと想ってしまいました。
191分なんて時間をまったく感んじさせないくらい濃く楽しい作品でした。
(でも、私が子供時代は、、二本立てでも通常価格だったのにな~しかも今3時間超える映画もざらにあるのにということで、ここでこういう価格設定してくる配給会社に不満がないわけではありませんが)

「デス・プルーフ」「プラネット・テラー」それぞれ観ても充分楽しめるのでしょうが、これはその他の予告編も含めて、元々一つの作品。
やはり、制作者が意図して狙ったこの形式で楽しむべきですよ~。

グラインドハウス

評価 ★★★★☆ kobutakobutakobuta
オオブタさんは★★★☆☆

監督 ロバート・ロドリゲス
クエンティン・タランティーノ
ロブ・ゾンビ
エドガー・ライト
イーライ・ロス

出演 ローズ・マッゴーワン
ブルース・ウィリス
フレディ・ロドリゲス
ジョシュ・ブローリン
マーリー・シェルトン
ジェフ・フェイヒー

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この記事に対するコメント

ジグソーさんへ

おお バトン、久しぶりなので喜んでうけさせてもらいます!

どちらも、楽しそうです(><)

【2007/09/03 23:16】URL | コブタです~ #-[ 編集]

どうも!

またまた参上しました!

今回はバトンをお持ちいたしました。
ちょっと特殊で『愛しの映画館バトン』『愛しのモンスターバトン』のお好きな方を!
もちろん両方でもOKです(笑)

お暇なときでいいんでやってくれるとうれしいです。

【2007/09/01 02:39】URL | ジグソー #-[ 編集]

ジグソーさんへ

やはり、タランティーノ。ロドゲリス監督二人の気持ちを考えるとコチラを観るべきだな!と思ってこちらから鑑賞しました!

この二つのなんとも愛しくも馬鹿らしい映画がグラインドハウスで上映されているという前提になることで、そのお馬鹿さが単なるオバカではなく粋な物へとなってきますよね!

たしかにあの音、、耳に残りますよね~
いろんな意味でコブタのツボにはまった作品でした。

週末キラー・チェーンの『デス・プルーフ』を観に行ってくる予定です。

結局グラインドハウス キラーチェーンで、、これだけで通常の4倍近くの入場料を払うことになりそうなコブタです(--;

【2007/08/30 15:14】URL | コブタです~ #-[ 編集]

どうも!

コブタさんもこっちバージョンで見ましたか!
やっぱり最大限楽しむならこっちですよね!

本当につくりがすばらしいです。
僕にはすごく新鮮でした。
特にフェイク予告に行くときの『テ~テテテテ~』って音楽が頭から離れません(笑)

『プラネット・テラー』だけでも僕は十分に☆5でしたよ。
もうチェリー・ダーリンの虜ですよ(笑)

まぁ『デス・プルーフ』も良かったですけど・
3時間見てこんなオチかい!!ってところが最高でしたね(笑)

【2007/08/28 00:43】URL | ジグソー #-[ 編集]

睦月さんへ

ジャパンプレミア。。タラちゃんが見れるなら無駄どころか、最高な時間ではないですか~

プラネットテラーもお勧めですよ~!

久しぶりにハイテンションのロドリゲスワールド全開で楽しめますよ~

【2007/08/27 22:51】URL | コブタです~ #-[ 編集]

となひょうさんへ

コチラの作品、わざB級な映画テイスト満載で作ったのも、グラインドハウス内で上映されているとい設定の元つくられているので、やはりこの最初のバージョンが正しい姿だと思ってしまいました。

また ついているフェイク予告編が最高なんですよ!
監督も豪華ですし!!なんとニコラス・ケイジまで巻き込んでます(^^)

【2007/08/27 22:45】URL | コブタです~ #-[ 編集]

こんばんわ

TB&コメントありがとうございます!

もともと2本立て用として作られた作品なのだから、2本立てで観ないとそのホントの面白さは分からないような気がしますね・・・私、無駄にジャパンプレミアで1本だけ観てしまったので、今更ちょっと残念に思っています(苦笑)。

プラネットテラーの試写会も当たらんので、公開を待つばかりですわ(笑)

【2007/08/27 22:44】URL | 睦月 #-[ 編集]

U.S.A.バージョン

こんにちわ。
TB&コメントありがとうございました。
コブタさんや他にもこのバージョンで見た方の記事を読んで、カットされても2本立ての方が楽しめるのかもしれない気がしていますー。2本で1本みたいな感じで。
特に、『デス・プルーフ』の方は無駄な場面が多い印象だったから。まぁ、そのB級感が持ち味な訳だけど。
私は何よりも、数々のフェイク予告編を全て見たかったなぁ。『プラネット・テラー』の上映前に、ロドリゲス版のフェイク予告は見れたんだけど、かなり面白かったから。

【2007/08/27 20:18】URL | となひょう #-[ 編集]

二純さんへ

そうですよね!
やはりこの二人が本来作り上げた世界であるコチラが 本当の姿ですよね!

その二本、全体を通して楽しめたのは「プラネット・テラー」なんですが、、「デス・プルーフ」のあの見終わったあとの爽快感はたまりませんよね!

どちらも感性は似ているようで、計算なしでパワーで物語をすすめていくロドゲリス、トリッキーに計算して物語を組み立てるタランティーノと二人の持ち味がうまく出てましたよね!

【2007/08/27 00:01】URL | コブタです~ #-[ 編集]

コブタさんが言う通り1本ずつ観るより2本まとめて観ないと意味がないですね。

ゾンビ好きの私には「プラネット・テラー」に興味があったのですが、「デス・プルーフ」の方が好きかな。

単なるスリラーに終わらせない。後半はスタント・ウーマンとの死闘になだれ込ませ、豪快なヒロイン・アクションに着地させる。破綻を恐れぬ大胆な展開は、まさにタランティーノの真骨頂。会話の面白さにも、この異才の力量を垣間見ることが出来て満足しました。

【2007/08/26 21:29】URL | 二純 #-[ 編集]

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