Date:2007/04/16 21:30
長いこと積鑑賞になっていたDVD「フォー・ブラザース/狼たちの誓い」を鑑賞!
個性の違う4人の男の家族愛と戦いを描いたこの作品ワイルドな男臭さを楽しめる作品でした。
デトロイトのストリートで生まれたボビー、ジェレミー、エンジェル、ジャックは血の繋がりはないどころか、肌の色も違うものの、みなマーサーに引き取られその深い愛情の元で育てられた兄弟同士。その4人がマーサーが強盗事件に巻き込まれ殺害されたことによって、デトロイトの街に揃うことになる。
マーサーの死をそれぞれ悲しむ4人はマーサーを殺した犯人を突き止めて復讐せんと立ち上がる。
するとそこには卑劣な陰謀の陰が、、 という物語。
4人兄弟が集まり、母の死の真相を調べようとするまでがやや冗長でダレを感じてしまうのですが、兄弟が暴れ始めると一気に物語が盛り上がり、面白くなってきます。
季節は12月mかつて自動車産業で賑わっていたもののそれも寂れきった後のデトロイトという舞台、そしてストリートで育った転んでもタダじゃおきない、そして敵にするとかなり質の悪い主人公たち、4人の根底に流れている母の愛情、そして少しずつ見えてくる母の死の真相といった描写がなかなかよく、物語にいい味わいをもたせていました。
また 出番は少ないながら母マーサの存在感、直情的で暴れん坊のボビー、仕事をもち愛する家族もあり兄弟の中では最も常識のあるジェレミー、見かけによらず頭脳派のエンジェル、若さと直感力のあるジャックと4人のキャラクターがそれぞれよく、4人が兄弟同士特有の子供っぽく男臭いがさつなじゃれ合う様子が、他のバディーアイコンとは違った雰囲気を作り出しています。
ガンアクションシーンも迫力満点で、キャラクターもいいし、脚本もそれなりに良くできているのですが、コブタが期待しすぎたせいでしょうか、思ったほどには大きい興奮と感動は感じられませんでした。
面白いし、コブタが好きな要素も多いはずなのに、この微妙にツボに嵌らなかった感じはなんなのでしょう、、ちょっと不思議です。

監督 ジョン・シングルトン
出演 マーク・ウォールバーグ
タイリース・ギブソン
アンドレ・ベンジャミン
ギャレット・ヘドランド
テレンス・ハワード
ジョシュ・チャールズ
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この記事に対するコメント
aiさんへ
面白いといえば面白いのですが、なんか興奮するほど燃えないんですよね、、観ていて。
なんでなのでしょうね。
同じです
あたしも期待して観てしまったぶん満足度に欠けてしまいました。
人種が違う兄弟という設定が今ひとつ生かされて無かったことと、
更正した彼らによる「暴力」沙汰だったので、なんだか釈然としなかったんですよね。