Date:2007/04/14 01:54
ドニー・イエンがアクション監督・主演で、天下無敵のカンフーヤンクアクション映画、「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」を観てきました!
いや~流石 ナルシストドニー・イエンがアクション監督しただけある、彼のナルシストっぷりが前面に押し出された作品でした。
龍虎門の創設者フーフーの息子であるドラゴン(ドニー・イェン)とタイガー(ニコラス・ツェー)は兄弟であるものの、とある事情で兄ドラゴンは龍虎門を離れており、そのまま生き別れとなり月日は流れていった。
タイガーは叔父ウォン・ホンロンの元で修行し鍛え、龍虎門の教えのとおり弱きものを助けるという生き方をしていた。
ある日 レストランで食事をしているときに、そのあたりを牛耳っている秘密結社「江湖」と大乱闘となり、その乱闘の場で、タイガーは生き別れた兄ドラゴンと再会する。ドラゴンはなんとマフィアのボディーガードとなっていた。
そして その時を同じくしてさすらいの武闘家ターボ・セックは龍虎門に教えを請うために訪れていた。
この三者が、強敵に立ち向かうべく熱い戦いを繰り広げるという内容で、簡単に言うとカンフー映画の王道ともいうべく、師匠の死と敗北、そして強さを身につけ再戦という内容の物語です。
やはり 香港映画のお家芸ともいうべくカンフーアクション、またドニー・イエンが関わっていることもあり、アクションシーンはかなり見応えがあり、その動きは楽しめます。
もともとアクションスターでないニコラス・ツェー ショーン・ユーの二人もそれなりに魅せるアクションをさせてしまう所は流石でした。
ただ物語はカンフー映画にありがちな、かなりツッコミ所満載で、ドラマ部分はかなりベタ+クサい展開で進んでいきます。
そこを笑って流せれば この映画は楽しめると思います。
コブタは、そのドラマ部分の怠さに、、ちょっと気分が萎えてしまいました。(--;
あと、、ドニー・イエン、、アクション監督どころか脚本にも加わっているのではないの!というくらい、ドニー・イエンの見せ場の多さと、ドニー・イエンが美味しい展開も凄いな~と思ってしまいました。
師匠からの「兄を捜し、二人で力を合わせて敵に立ち向かうのだ!」という遺言を聞きながら、兄を捜すことは一切せず、同門の友人ターボと敵にかちこみにいく弟、、弟とターボが倒されたのを見計らったかのように現れ一人で格好良く敵を倒す兄、、オオブタさんは、そういった部分を突っ込んで楽しむのもこの作品の醍醐味とは言ってましたが、、コブタはそういった楽しみ方はできませんでした(--;
でも コブタのこの感想だけだと、、この作品の良さはあまり伝わらないようなので、一緒に観たカンフー映画好きのオオブタさんの評価も付けておきますね。

★★☆☆☆

(オオブタ)
★★★★☆


監督 ウィルソン・イップ
出演 ドニー・イェン
ニコラス・ツェー
ショーン・ユー
ドン・ジェ


この記事に対するコメント
隣の評論家さんへ
コブタも楽しめたことは楽しめたのですが、どうもドラマ部分が怠すぎて(--;
マッハ!みたいに 物語そっちのけでアクションに次ぐアクションでいってほしかったんですよね~
でも流石に本場のカンフー映画です!
アクションシーンの見せ方は見事でしたよね(^^)
前髪切れ!
コブタさん、こんにちわー
TB&コメントありがとうございました。
ちょっとついていけなかったですか?私は、どちらかと言うとオオブタさん寄りでしたかね。何か、もっともっとハチャメチャなものを想像していたので。アクションシーンにはかなり引き込まれておりましたです。
前髪(爆)。ドニー・イェンは特に鬱陶しそうに見えました。ていうか、それ程似合っていなかった気も。男はやっぱり、短髪で勝負してよーん
兄弟の幼い頃の回想シーンで、叔父さん?の若い頃も前髪が長かったのに気がつきましたか?この原作そのものが、登場人物はみんなロン毛なのかもしれないなぁ なんて思ったのであります。