「初恋が来た道」で感動させ「HERO」では痺れさせてくれたチャン・イー・モウ監督の新作「LOVERS」ですが 私としてはガッカリしてしまった作品です。
たしかに「HERO」に引き続き アクションと風景と衣装が織り成す映像は素晴らしかったです。
得に予告編にもあった チャンツィイーのダンスシーンは圧巻でした。
ただ、、この映画の素晴らしいところは その映像の美しさと 見ごたえのあるアクションだけで、、脚本がかなりイマイチなのが残念でなりません。
映画のコピーで「三人の最大の武器は愛」とあるので。。
政治の腐敗により世の中が荒れ果てた時代、飛刀門の盲目の女剣術士 官使 捕使のリーダー、それぞれがテーマである愛をもって様々な互いに仕掛けをしあって そしてラストあっというドンデン返しでもって世界を動かしてしまうといった壮大な話考えていただけに。。大変な世情がほったらかされ 最後は単なる三角関係のもつれで終わってしまったのが残念でなりません。
そういう時代だからこそ 愛に生きるのは悪いとは思いませんが「HERO」みたいにそれそれが信念もって行動しているといったところを魅せてほしかったです。
期待が大きかっただけに、、、(−−;ハァ
評価 ★☆☆☆☆
監督 チャン・イーモウ
トニー・チン・シウトン
出演 金城武
アンディ・ラウ
チャン・ツィー

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