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●マリー・アントワネット(Marie Antoinett)

マリーアントワネット海外での興行成績が微妙ならしいこの作品、、というのはこの作品の主人公マリー・アントワネットの印象はあまりよくなく、悲劇の王妃としてよりも、フランスきっての悪女・派手好きな愚かな王妃、と世界的にあまりいい印象がないために、客が思ったよりも入らなかったそうです。
しかし、日本は名作漫画「ヴェルサイユの薔薇」の影響もありマリー・アントワネットに好意的な味方をする人も多いことで、マスコミでもいい感じで盛り上がっているようですね。

こちらの作品、「ロスト・イン・トランスレーション」で一躍脚光を浴びた、女性らしい繊細で鋭い感性が持ち味のソフィア・コッポラ監督の新作でもあります。

こちらの作品も女性らしい繊細さと鋭さでマリー・アントワネットを描いたなかなか面白い作品だとは思いました。 





オーストリアの皇女アントワーヌがが14歳のとき母マリア・テレジアの命令でフランス王太子の元にに嫁ぐことになる。
国境付近で仲のよかったお付き、愛犬、持ち物すべてを取り上げられ、一人でフランスのヴェルサイユ宮殿へ入ることになったマリー。
そこでまっていたのは、いつでもどこでも衆人環視の中で生活しなければいけない異様なヴェルサユのしきたりの数々、善良ではあるものの自分に対して無関心の夫ルイ16世、陰口だらけの宮内。
オーストリアとフランスの同盟が彼女は後継者を産むことで初めてその価値を認められるものの、指一本ふれてこないルイ16世との間に子供が出来るはずなく、周りからのプレッシャーだけを与えられ、マリーは次第に宝石・衣装・お菓子・パーティーなどの興じてその空しさを粉らす生活が始まる。。。

ヴェルサユにおいて彼女が感じどう行動したかが描かれているのですが、こちらの作品彼女の上におこった悲劇の数々を描くのではなく、彼女が異様な状況の中でも失うことのなかった天真爛漫さそして、そしてマリーの怒濤の人生の中で彼女自身が見つけた喜びをポップに表現しています。
なので、あえて誰もが知っている彼女の最後までは描かず、捕らえられ宮殿を後にするところまででこの映画が終わっています。

マリー・アントワネットを演じているのは、キルスティン・ダンストン、ドイツ的で柔らかさのない顔で日本人からあまり愛されていない女優さんですが、クラシカルな顔のため、16世紀のドレス姿が似合っているように感じました。
子供時代に「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイヤー」において、少女のまま吸血鬼にされ幼い姿のまま成長できず瞳だけが大人になっていくというクローディアを怪演したその才能は健在で、無邪気で結婚に期待をふくらませる14歳の少女から、同盟の為オーストリア王族としてフランス王妃としての高貴な王族としての姿、愛を知り大人の女となり、母親としての姿と 時代によって変化していくマリーアントワネットを見事に演じています。

いままでの彼女が演じた女性の中で、一番魅力的なのではないのかな?とすら思ってしまいました。

王妃としての自分の勤めはオーストリアとの同盟を堅固なものとすることでそれ以外を軽視した彼女の行動は正しいとはいえませんが、この時代のファッションリーダーとして常に新しいお洒落を提案し続け、素晴らしいものは素晴らしいと素直に表現すべきと世界で初めてスタンディングオベーションを行い、この時代にロハスを実践したという、鋭い感性と芸術性をもった非凡な女性としてのマリーアントワネットの姿は、現在の女性がみても何か共感できる部分も多いのではないでしょうか?

ただもう少し突っ込んだ部分を描いてほしかったという不満はありますが、ポップな曲に乗った映像とともにマリー・アントワネットの人生を楽ししむにはいいのではないでしょうか?

ただ、この作品マリー・アントワネットの人生をかなり駆け足で表現しているので、出てくる登場人物が把握しきれないところがあるのと、マリーアントワネットの息子の長男ジョゼフの葬式シーンも誰が死亡したのかがいまいち分からないといった部分があるものの、マリーアントワネットの新しい魅力を楽しむにはいい作品だと思います。

監督 ソフィア・コッポラ

出演 キルスティン・ダンスト
    ジェイソン・シュワルツ
    ジュディ・デイヴィス

評価 ★★★☆☆

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この記事に対するコメント

睦月さんへ

たしかに 綺麗!可愛い!それがメインといったら メインな映画でしたよね!
そこで無邪気に楽しめるか、ちょっとひくかで変わってきそうですよね~

【2007/01/30 20:23】URL | コブタです  #-[ 編集]

こんにちわ。

TB&コメントありがとうございました。

歴史上の人物を、ポップさとロックテイストのコラボで描写するあたり、かなり斬新で面白いと感じたんですよ。

ただ、単純にこういうガーリーな世界が自分の肌に合わないだけなんですよね(苦笑)。
素直に「可愛い!」「キレイ!」って喜べればもっと楽しめたのになあ(苦笑)。

【2007/01/29 13:01】URL | 睦月 #-[ 編集]

myonさんへ

おひさしぶりです~
本年度もよろしくおねがいします~(^^)

マリーアントワネットというと 悲劇性とか、無知さを描いたものが多いと思うのですが、こちらはキュートさを描いているところでは面白いですよ!
ただ 後半の人生かなりかっとばしていきますのであら?と思うことはあるかもしれませんが、映像もポップで楽しめます!

【2007/01/28 23:41】URL | コブタです  #-[ 編集]

NoTitle

お久しぶりです♪ 遅くなりましたがあけましておめでとうございます! 今年も宜しくお願いしますm(_ _"m)

この作品…海外での評価がイマイチと聞いていたので心配だったのですが、カラフルな色使いの中でマリーアントワネットを一人の女性として描いてるところが興味深いです(*´∇`*)
私も早く見に行きたいと思いますw

【2007/01/27 23:35】URL | myon #-[ 編集]

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マリー・アントワネット

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