皆さん開けましておめでとうございます!!
今年もよろしくお願いします!
元旦に見た映画は「リトル・ミス・サンシャイン」「トゥーピッグス(TV)」を見てきました!
アリゾナに住む6人がひとつ屋根の下で暮らすフーヴァー家。
独自の成功論を振りかざしやや傍若無人な父リチャード、ヘロイン常用者で気ままな祖父、同性の恋人と仕事を双方失い自殺をはかった叔父フランク、家族を嫌いパイロットを夢みて沈黙の誓いを貫き通す長男ドゥエーン、天真爛漫な末っ子オリーブ、バラバラの家族を必死に纏めようとする母シェリル、そんな彼らが同じ家に生活しながら バラバラの心で生活していました。
そんな時、娘のオリーヴが念願の“リトル・ミス・サンシャイン”コンテストに繰り上げながら参加できることになります。
彼ら一家はオンボロの黄色のミニバスに乗ってコンテスト会場のあるカルフォルニアを目指して度立ちます。
果たして家族は無事コンテスト会場へとたどりつけるのか?という物語で アリゾナーからカルフォルニアへ向かう旅を中心に描かれたという物語です。。
第19回、東京国際映画祭で最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、観客賞の三冠を手にした作品というと、怒濤の感動作と思われそうですが、どちらかというとゆっくりとした展開でほろ苦く甘く しみじみとした味わいのある作品でした。
家族全員それぞれ何処か可笑しいようでもどうしようもなく凡人、物語の中で奇跡が起こるわけでもなく、彼らがそれぞれこの旅で大事な物を失い、そして家族の絆を取り戻し、傷を癒しつつちょっぴり成長するそれだけのお話なのですが、家族みんながなんとも愛おしく見えてきて世界に引きこまれていきます。
家族それぞれを演じる役者陣が素晴らしく、平凡で冴えない人間を自然にさりげなく、そしてなんとも愛嬌たっぷりに演じています。
特にアビゲイル・ブレスリンが演じるオリーブが最高です!
また どんなに悩んでいようが、悲しんでいようが、ついつい誰もをホッとさせてしまう 娘役のオリーブの存在感が秀逸でした。
オリーブの存在が、一家に暖かい光を与えていて、誰も彼女には敵わないそんなパワーをもっていて、家族が彼女によって救われ一つになるラストが爽快の一言です。
アビゲイル・ブレスリンはポスト・ダコタ・ファニングと噂される、彼女のほうがサラリと自然な子供らしい姿を演技をするのが上手い感じがします。サインの時も可愛かったのですが、こちらではキュートさを楽しむことができます。
また明らかにダコタ・ファニングより 将来的に美人女優になれそうですね。
普段は眼鏡っこなんですが、お化粧して舞台にいる時、ふとした拍子に色っぽいと思えることもありました。
そして 他のミスコンに参加している子役も秀逸で、なんとも大人によって歪んだ美至上主義の様子を見事に表現していました。
彼女たちがとてつもなく、異様にみえてそれが、無邪気で無心なオリーブの可愛らしさを引き立てていました。
ヘロインなどが同性愛自殺といった要素が出てくるのでPG-12となったと思うのですが、誰もが悩みながらも生きているこの物語多感な年齢の人こそみてもらいたい内容だと思います。
派手さはないけど、暖かさに満ちたこの作品、寒い冬にもぴったりな作品なのではないでしょうか。
評価 ★★★★☆





この記事に対するコメント
ai さんへ
アビゲイルちゃんは本当に可愛かったですよね!
演技も自然で 子供らしい魅力を楽しめるキャラクターでしたよね!
たしかに みんなオカシイし、それぞれが痛みや悲しみを抱えているのに、なんかみて暖かくなるそんな物語ですよね!
ラストのオリーブの踊り最高で、家族みんなで舞台にいるシーン ジワーと涙がでてきました!
素敵な映画をみれて幸せだったなと思いました
遅ればせながら駆け込み鑑賞!
アカデミー作品賞にノミネートされてますから見逃せなくて行って来ました!
アビゲイルちゃんは素直で子供らしい演技が光っていましたね。
ダコタちゃんは「演じている」のがわかるのですが、アビゲルちゃんは役そのもので背伸びしてない演技が可愛らしかったです。お腹ぽっこりも(^_^)
ことごとくシュールな内容なのにそれをコメディとしてさっぱりとえがいているのがこの作品の良さですね。
コメディなのに作品賞にノミネートされた理由がわかる奥の深い内容ですね。
ジグソーさんへ ボレロさんへ
ジグソーさんへ
あけまして おめでとうございます!
こちらこそ 仲良くしてください!^^
はい これは お正月みて正解でした^^
ベタでなく そして大げさでなく 自然な雰囲気がいいんですよね~
素敵な映画でした
ボレロさんへ
あけましておめでとうございます^^
今年もよろしくお願いします^^
この映画素敵でしたよ^^
お勧めです!
遅くなりましたが
明けましておめでとうございます。
もう、最近忙しくて映画見てないんですよね~(>_<)この映画面白そうですね~。見て見たいと思います。
今年もよろしくお願いしますね~^^
どうも!
遅ればせながらあけましておめでとうございますぅ~
今年も仲良くしてくださいね♪
にしても新年最初にいい作品を持ってきましたね。
この映画は本当に評価が高いですよね。
ベタな展開がありそうで無く、幸せそうに見えてつらいこともあったりで引き込まれっぱなしで観てました。
あのバスがかわいらしかったなぁ~
aiさんへ sasori さんへ 睦月さんへ さわっこさんへ
aiさんへ
これ PG-12になっているのは、ヘロインを刷っているシーンがあるのと、、同性愛を堂々と認めているところなどにあるのでしょうね。。。
でも 中学生以上の悩める青春を過ごしている年齢の人には是非みてもらいたいなとも思いました。
派手ではなく静かな感動できる作品でしたよ(^^)
sasori さんへ
こちらこそ その節はお世話になりました!
今年もよろしくお願いします!
睦月さんへ
これ 最高でした!
なんとも切なく あったかい作品ですよね!
ほっこりの表現がまさにぴったりですよね^^
さわっこさんへ
あけまして おめでとうございます!
本年度もよろしくおねがいします!
この作品はいいですよ!
暖かい涙が流せる作品です!
NoTitle
コブタサン!
明けましておめでとうございます!!
さわっここの映画まだ見てないのでコメント出来ないのですが、新年のご挨拶をさせて頂きたくコメントさせてもらっちゃいました
今年もなにとぞよろしくお願いします!
今年はコブタさんを見習ってもっとレビュー書けるようにしたいさわっこです~~
最近アニメばっかりみてるもので…(照
こんばんわ!
もう、抱きしめたくなるような
素敵な作品でしたよね!
コブタさん。
2007年の一番最初を飾る作品がコレだとは・・・
とてもナイスチョイスです♪
控えめな演出ではありながら、
そこにギュっと凝縮したような
ブラックユーモアと優しさに、
心がほっこりしました。
最高です♪
ご挨拶。
明けましておめでとうございます!
昨年は(X-MENの時)お世話になりました。
今年もよろしくおねがいします^^
数々の受賞からも
いい映画なんだろうなって感じていました。
それでもたしかPG-12かなんかでしたよね?
末っ子娘の美少女コンテストに家族で大移動ってこと位しか知らないので、レビュー楽しみにしています。