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●武士の一分

武士の一分一ヶ月フリーパスチケットつかって観られる映画はすべて観るぞキャンペーン第10弾は「武士の一分」でした。
山田洋次監督の藤沢周平時代劇映画化三部作の最後を飾る作品として、今月観る予定の作品の中で最も期待の高かった作品です。


三村新之丞は、近習組に勤める下級武士。毒見役という役目に嫌気がさしながらも、美しい妻・加世と中間の徳平と平和な毎日を送っていました。ある日毒見の後、新之丞は激しい腹痛と高熱に襲われる。あやうく一命はとりとめたが、意識を取り戻した時は、視力を失っていた。
人の世話なしで生きられなくなった自分を恥じ命を絶とうとしたが、加世と徳平のために思い留まりそれでも共に生きる覚悟をする

ある日、加世が外で男と密会しているという噂を新之丞は耳にして、、という物語。

一人の武士としての生き様を描いた物語のようで、日本人が本来もっていた清貧さ倫理感を描いた物語のように思えました。
愛する自己を犠牲にしても護ろうとする想い、他者にはもちろん自分に恥じぬ生き方、それらを外れた行動を恥と思う考え方。おそらく外国人が見るとやや理解できない展開なのかもしれませんが、コブタは、新之丞と加代と徳平の3人が中心に織りなすこの物語に引きこまれ最後は静かだけど深い感動と暖かい涙を流させてもらいました。

今失われつつある日本人らしい純朴で美しい愛の姿に、現代の人間が観て新鮮さすら覚え感動させているように感じます。

また ラスト武士の風上にもおけないと観られがちの島田が、他者の力ではなく自分の意志で武士として全うするというラストもこの作品の深さのように感じました。

また 登場人物それぞれの演技が最高で、いい感じに自然で穏やかな季節とともにそれぞれの心情を絡ませて進んでいく物語を観客はハラハラとかドキドキとかそういった激しい心情でなく、静かに見守るという状態でみせていく山田洋次 監督の手腕は流石だと思いました。

実は コブタはこの映画を観るまでは 主演が木村拓哉さんだということに引っかかりを覚えていました。
私自身木村拓哉さんは格好いいと思うし タレントとしては大好きなので、役者としても上手いとは思うのですが、、彼自身のタレントとしてのスター性が逆に演技の面でも邪魔してて、何役してても木村拓哉本人が透けてみえてしまうのを感じていました。
(トム・クルーズが何しても トム・クルーズ演じる○○となってしまうのに近いのかな?)

でもこの作品において その点が見事に払拭されていたのには驚きでした。良い意味で肩の力が抜け、自然な演技で 純朴な武士三村新之丞を演じ上げていたように感じました。
改めて 彼の表現者としての才能に驚かされてしまいました。

日本アカデミー賞を 今回辞退ということで世間を騒がせていますが、、これは素直に受賞しても良かったのではないのかな?と思います。

評価 ★★★☆☆

監督 山田洋次
出演 木村拓哉
    檀れい
    笹野高史
    小林稔侍
    赤塚真人
    綾田俊樹

 話は変わりますは、、、ラスト我が家だとこういう感動的な方向にはいかないのでしょうね、、、
コブタの作った料理に気がつかないか、、
「このひと味もふた味も足りない味を作れるのはお前くらいだーー」
と言われるか、、(--;

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武士の一分
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この記事に対するコメント

睦月さんへ aiさんへ

睦月さんへ 
睦月さんは 木村拓哉さんの大ファンなので、この偉そうに語って気を悪くされてないかちょっと心配だったんですよ(><)

キムタクらしさが良い意味でなく、等身大の若い武士を上手く演じているように感じました~。
脚本もよく独特な時間の流れがまたいいですよね!


aiさんへ
これは 面白かったですよ!
物語がコブタのツボだったりもします!
結婚している人が観ると、さらに深く世界を感じられるのではないでしょうか?
きっと aiさんも気に入ると思いますよ!

【2007/01/07 21:46】URL | コブタです #-[ 編集]

まだ未見ですが

>役者としても上手いとは思うのですが、、彼自身のタレントとしてのスター性が逆に演技の面でも邪魔してて、何役してても木村拓哉本人が透けてみえてしまうのを感じていました。

コブタさんの印象そのまんまでまさにあたしの足が向かないのもコブタさんとまったく同じ印象だからなんですよ~(~_~;)

自然体な演技は評価するものの、どのドラマを観てもやっぱり「木村拓哉」から抜け切れないのと同じで。
キムタクファンだったらすぐにでもGOだったのでしょうが、さほど・・のあたしは行かずに過ぎてしまいそうです。
でも作品にはたしかに惹かれる物があるんです。
コブタさんの手ごたえも感じましたしDVDになったらしっかりチェックはしておきたいと思います(^_^)

【2007/01/03 16:51】URL | ai #-[ 編集]

あけおめです!

コブタさん。
あけましておめでとうございます!

さて。この作品、コブタさんも置きに召したようで
ホントに嬉しいです!
私はかなり高評価しましたよ、ハマりました。
何度でも観たくなるような優しさに溢れ、
さまざまな人達のそれぞれの一分に心を
突かれました・・・。

拓哉くん。
すっごく良かったと思います。
彼の俳優としての新境地を観たという気が
しました。

それではコブタさん。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

【2007/01/02 01:14】URL | 睦月 #-[ 編集]

出人さんへ

コメントと関係ないのですが、、
ブログパーツクリックありがとうございました!
お陰様で可愛いドラゴンが生まれました(^^)

確かに、あの家族でヒーローでなくなったとき、見事に 本来もっているオーラをオフにしてきましたよね!
こういう 演技も出来るんだと感心してしまいました!
まだ パスも残っていることだし もう一回観に行ってみようかなとも思っています!

今年も ブログに遊びに行かせてもらうと思いますが!ふつつかもののコブタをよろしくお願いします!

【2007/01/01 21:45】URL | コブタです #-[ 編集]

キムタク

目を開いてるときは、ちゃんとキムタクやってて、視力をなくしてからは、キムタクじゃなくなってたって感じじゃないですか? わたしはそのあたりが、やるなって思いました~。

【2007/01/01 21:03】URL | 出人 #X.Av9vec[ 編集]

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武士の一分

【映画的カリスマ指数】★★★★★ その゛一分゛・・・しかと心に迫りましたでがんす  カリスマ映画論【2007/01/03 04:21】

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  武士の一分・・・評価  4   5→かなり面白いっ   4→面白いっ   3→ふつーかな   2→まぁまぁ   1→イマイチ ■... 三日月のしっぽ。【2008/02/05 11:56】


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