FC2ブログ

●ビューティフル・マインド(A Beautiful Mind)

ビューティフル・マインド1この作品は昔試写会で「94年ノーベル経済学賞を受賞した実在の人物、ジョン・ナッシュの半生を描いたドラマ」ということしか知らないで観に行き、思いもよらない方向に話がすすみ衝撃を受けた作品です。


プリンストンジ大学大学院の数学科のナッシュ(ラッセル・クロウ)は天才であるものの、社交性もなく不器用で偏屈な性格で周囲から変人扱いされるような人物。唯一の友人はルームメイトのチャールズ(ポール・ベタニー)だけ。ジョン・ナッシュは「非協力ゲーム理論」発見しその功績が認められ念願のウィーラー研究所に進んだすすむことができます。
諜報員パーチャー(エド・ハリス)にソ連の暗号解読を依頼され彼はスパイとして極秘任務として暗号解析の仕事を続けていきます。時期を同じくして、聴講生のアリシア(ジェニファー・コネリー)とと出会い二人は愛しあうようになり、結婚します。しかしその幸せを脅かすように、尾行や生活を見張る者の存在、そして命まで狙われるようになり、、といった感じで、サスペンスタッチで物語りがすすんでいきます。

そして物語中盤で明かされるナッシュに纏わる秘密が明かされたとき、ゾッとしてしまいました。

最初 偉人の伝記風の物と思って観ていたら、スパイサスペンス風になり、そして後半精神病に苦しむ男の心理サスペンス風ともなりそしてラストまで観てみると全体が夫婦愛を描いたの感動ドラマであったことに気がつかされるのですよね。


物語も凄いのですが、不器用で繊細なナッシュ演じるラッセル・クロウ、知的で愛情深い妻を演じるジェニファー・コネリー(アカデミー賞とりましたが)、快活でいながらどこかつかみ所のない友人を演じるポール・ベタニー、ナッシュの人生に陰を落とすエド・ハリスそれぞれがいい演技していっているんですよね~。

主人公ジョン・ナッシュは凄い人物ではあるものの、社交性0で人依怙地で人に対して失礼極まりない言葉を平気で言うそんな人間としては魅力はないんですよね、それを愛しさすら感じる存在として演じてしまったラッセル・クロウは素晴らしいの一言です。
たしかに天才で凡人である私達の理解を超えた存在であるようですが、自己顕示欲、出世欲が強く、自分の能力を世に知らしめたいと思いとても人間的なんですよね、その彼が精神病を自覚し、それと戦いながら周囲の人の優しさにふれ、そして自分の居場所を見つけていくまでの物語、ついつい魅入られてしまいます。

内容は衝撃なものの淡々と進んでいく物語を、ラッセル・クロウをはじめとする俳優陣が見頃に盛り上げています。

オオブタさんも 初めてこちらをみて(ネタの方が、ネットや映画雑誌などの情報で知ってしまっていたものの)「おお~」と感嘆の声をあげていました。

皆さんも このなんとも不思議なジョン・ナッシュが作り出す世界を観られてみては如何でしょうか?
誰に感情移入するか、物語をどうみるか で人によって、かなり感想が変わってくる作品ではないでしょうか?

評価 ★★★★☆

監督 ロン・ハワード
出演 ラッセル・クロウ 
   エド・ハリス
   ジェニファー・コネリー
   クリストファー・プラマー
   ポール・ベタニー

にほんブログ村 映画ブログへランキングオンライン



ビューティフル・マインド
ビューティフル・マインドロン・ハワード ラッセル・クロウ ジェニファー・コネリー

おすすめ平均
stars素晴らしいです
starsドラマチックな実話
stars久々に感動しました。
stars演出が凄い
starsマインド 

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

この記事に対するコメント

aiさんへ

ラッセル・クロウも 映画の度に雰囲気かえてくる俳優さんですよね~
そしてどの人物も深さを感じさせるように演じてきますよね!
その 幻覚の人物の行動力が 病状に比例しているっていう話 関心してしまいました。
最後のほうが ただ 突っ立ってみているだけになったところをみると、、改善されてきていた ともみれるのでしょうかね~

【2006/10/13 12:28】URL | コブタです #-[ 編集]

いい作品でした

ラッセル・クロウも性格俳優として味わいのある役者さんですよね。
タイトルの中に何ともいわれぬ多くのメーッセージを秘めていてそのことにもうまいな・・と観終わった後に感じたものです。
ある方が言っていたのは、「始めは誰かと一緒にドアを入ってきたり(自分では動かせ無いから)、ただ立ち尽くしていた幻覚の人物が、やがて自分で扉を開けて入ってくるようになる。・・・ここに精神が更に病んで重くなっている事を象徴している・・・」と言う事でした。
これってすごいと思いませんか?

【2006/10/12 23:00】URL | ai #-[ 編集]

この記事に対するコメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://asmallpiggy.blog33.fc2.com/tb.php/329-be06da86
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)