今日はスペイン映画のお話でもしたいと思います!その大好きな映画の一つ「オール・アバウト・マイ・マザー」!
私はかなり好きなのですが、何故か評価が「スッゴクいい!」と「イマイチ」とに割れているのが不思議です。
大体において女性からの評価が高く、男性からはイマイチ受けていないように見えます。(そんなことない!!とおっしゃられる男性の方もいっぱいいらっしゃると思いますが)
この映画の登場人物の心情を理解でき感情移入できるかどうかで面白いかどうかが決まっているのでしょうか?
様々な状況に置かれた4人の女性(?大きな意味での女性)息子を失ったシングルマザー・母となるシスター・一線で活躍する女優・女性となったオカマの それぞれの生き様を描いているのですが、タイプは違うものの、それぞれが違った意味での女としての強さ、懐の深さをもって素敵で魅力的です。
脚本に加え、キャスティングが最高なのがまたこの映画をより素晴らしいものにしているのだろうなと思います。
どうも演技以外のところで騒がれることの多いペレロペ・クルスですが、この映画の中のペネロペは私は一番好きです!(ウーマン・ザ・トップのキュートさもいいのですが)
男性の皆さん、女しか分からないのかーなんて倦厭しないで、可愛い清楚なペレロペ・クルスを楽しむだけでも価値ありますよー!
評価 ★★★★★
監督 ベドロ・アルモドバル
出演 セシリア・ロス
ペレロペ・クルス
マリサ・バレデス
アントニア・サン・ファン

この記事に対するコメント
カゴメさん こんにちは!
熱いコメントとTBありがとうございました!
私も早速遊びにいってTBさせてもらいました!
一緒にみた主人の反応がイマイチで 語り合えなかっただけに 同じように感動できた人たちにここで出会えて嬉しいです!
TBさせてくらさい
検索で貴記事を発見!拝読させて頂きました。
>そんなことない!!とおっしゃられる男性の方もいっぱいいらっしゃると思いますが
はいっ、いるですよ!
ペネロペの、父親との公園での別れのシーン。
何度観ても泣けます。
ということで、是非、私の記事、TBさせてくらさい。
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隣の評論家さんこんにちは
私の周りの友人は 夫婦でみて 旦那様の評価がのきなみ低かったんですよね、、繊細さ心情を読み取れる 感性が必要なのかもしれませんね。
この作品をイマイチだ!と言う男が居るのですか?私は素晴らしく感銘を受けました。この作品以降、アルモドバル監督の作品を観るようになりました。「トーク・トゥ・ハー」「バッド・エデュケーション」もなかなか良かったのですが、この作品を超える事はないですよ。
ちなみに、男女で意見が分かれるという事でしたが、おすぎさんはこの作品が大好きらしいです。「ワタシノ人生を変えた映画ベスト2に輝くわ」ですって。この上ないくらいの賛辞ですね。