Date:2006/07/13 22:14
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Amazy |
7月11日パラマウント・ピクチャーズが東京地裁に提訴していた1953年度問題決着がつきましたね!
こちらは 2004年1月1日より著作編法改正になり、映画の著作物保護期間は公表後50年から70年に延長されたことで発生した問題です。
2003年でちょうど満期を迎えることになる1953年度発表作品の扱いにおいて、パラマウント・ピクチャーズと低価格DVD販売事業社とが争そっているのは、2003年12月31日24時まで権利をもったものは2004年0時から新しく著作物保護期間が延長が適用されるかということで、パラマウント・ピクチャーズは切れる直前に延長適用となったとし、低価格DVD販売事業社は24時を迎えた段階で権利は切れたとしていました。
この53年度作品は「ローマの休日」「第十七捕虜収容所」「シェーン」「宇宙戦争」「東京物語」など 名作も多いんですよね。
それだけに、この問題は注目されていたのですが、この度、東京地検の判断は、53年度作品は2003年をもって保護権利は切れ、パブリックドメインに帰属する著作物と結論をだしました。
それによって これらの作品は引き続き低価格でお買い求めできるようになりました。
しかし、この問題によって、いったい著作権って何のためなんだろうなと考えさせられますよね。
監督や出演者のものというより、企業財産でしかなく、今回50年が70年に延長されたことの意味もよく分かりません。
一説によると、、●ッキー・●ウスのキャラクターの権利が切れそうになると、著作権法が改正されるという噂もありますが、、なんかそれらの制作に携わった人の想いから離れたところに行ってしまっているような気がするのはコブタだけでしょうか?
ただし、500円前後でかつての名作を買える 低価格DVD、かなりお得な商品とは思いますが、画質の面でやや難あるという噂も聞きます。
ああ 懐かしい またちょっと観てみたいかな というノリでみるにはいいものかもしれません。
なので 特典のはいった大手メーカーから出ているものとどちらを お買い求めするのかは、それぞれの判断によるのでしょうね。


この記事に対するコメント
ai さんへ
そうなんですよね~
なんか 制作者への敬意から 延長下したという感じではなく、「もっと稼いだれ~!!」という企業的な発想で延長した要素が強く、そこれ「うーん」と思ってしまいますよね。
70年といったら 制作に関わった人殆ど亡くなってしまいますよね。
映画って会社のものなの?遺族のものなの?映画ファンのものなの?考えてしまいますよね、、
難しい問題ですね
50年から70年に延長された意味はあたしも疑問でした。低価格で購入できるのは嬉しい人も多いかもしれませんが、今はレンタルが出来るようになってその恩恵がどれくらいの意味を持つ物なのかも正直よくわからないです。
この問題はなんとなく権利に固執した利益主義の騒ぎだった感じも否めませんね。