人気少年漫画原作のDEATH NOTEを観に行ってきました。
原作自身はコブタも好きでジャンプ連載時から夢中で読んでいたのですが、映画化が決まったときこれを映像化するとなると、大丈夫なのかな???というのが正直の感想であった映画だけに楽しみだった作品です。
この映画は オオブタさんが遊んでいる どこでも一緒の携帯版「おはなしアプリ」のトロの想像では「胸キュンで死んじゃう話?」ということでしたが(あながち外れていなかったり、、)、、
ノートに名前を書かれたら40秒後に心臓発作で死亡してしまうとという 死神のノート(DEATH NOTE)を手にしたのは、犯罪者を憎む天才青年 夜神 月(ライト)だった。ライトはそのノートを使って、犯罪者を次々と殺害していき、犯罪のない理想的世界を目指す。
やはて犯罪者が次々死亡していくことで、誰もがその異常性に気が付き、マスコミやネットでも騒がれはじめ ライトの行為は「キラ」という名で民衆から支持をうけていくようになる。
警察もキラ逮捕に調査を始めるが、何の糸口もつかめずにいたが、そこに世界的天才探偵Lが現われて、彼は大胆な方法で キラが日本人で関東に住んでいることまで突き止めてしまう。そしてキラことライトとLの天才と天才の戦いが始るという物語です。
一見荒唐無稽な内容なんですが、その正義を元に犯罪者を死をもって裁くものと、その行為を悪として手段を犠牲をもろともせず手段を選ばないLの戦いが、そしてDEATH NOTEの限定された機能をどう生かし ライトが彼の行動を阻止せんと動きだす存在と闘っていくかということが見所の作品になっています。
この映画は前編で、キラの誕生とLと対峙するまでにいたる所までが描かれています。
原作を全て読んだ物としては なかなかうまく纏めていて(逆にいうと無駄な部分 原作は多かったのねとも思えてしまいました)、原作ではあっさり殺害された南空ナオミのエピソードに変更を加えさらに悲劇性をもたせ話を盛り上がらせ 映画としてもかなり楽しめる内容になっていました。
また 第二のキラをまだ出さずに、キラVSエルの図式を描くことで、シンプルにしそこも成功の秘訣だと思いました。
また 犯罪者を何故そこまで執拗に裁くようになったかという動機付けは原作より描かれていたように感じました。
役者陣も 異様に豪華で 主役ライトが藤原竜也 無気力で不健康で奇行の多いLを松山ケンイチ キラの行為を憎み手段を選ばず犯罪者を餌にキラを捕まえようとするLのやり方にも嫌悪感を抱く良識的人間の代表で ライトの父親でもある捜査部長の夜総一郎を鹿賀丈史、そして南空ナオミに瀬戸朝香 Lの代理人ワタリに藤村俊二 そして死神リュークの声が中村獅童と錚々たる顔ぶれです。
みなさん それなりにいい演技してしているのですが、無感情で何考えているかわからないL役原作に近い雰囲気を出していたのですが難しかったのか時々違和感を感じてしまうところがありました。
また全体的みな内容が内容だけに緊張したシーンが多いこともあり、声を張った感じの力の入りすぎた演技が多く,
もう少し肩の力を抜いた演技をしても良かったのではないかなと思ってしまいました。
それと、、あまりにも原作まんまの姿のCGのデカテカした顔のリュークがやや絵を安っぽく見せていました。しかし逆にまったくの人間にしてしまっても それはそれでインパクトなくなってしまったりと悩む所だったのでしょうね。
まあ 多少感じるものがあったものの、素直に楽しめる映画でした。
後編で 全編では存在の薄かったミサの活躍、そして第二のキラを交えたキラとLの戦いがどう進んでいくのか楽しみです。(原作では Lの敗北で終わるのこ勝負、映画ではどう決着がつくのでしょうね)
あと テロップの途中で帰った人、、その後リュークの台詞があったんですよーーそれ聞き逃していますよ~。
評価 ★★★☆☆
出演 藤原竜也
松山ケンイチ
香椎由宇
瀬戸朝香
細川茂樹
戸田 絵梨香
中村 獅童
この記事に対するコメント
ai さんへ
おおお ai さんも お話アプリされていたんですね~
「ムネキュンで死んじゃう話」なんですよね まさに!
原作のコブタも好きなんですが、日本の漫画原作の映画が今まで酷いものが多かっただけに 今回もかなり駄目だろうと予測の元で観ていただけに、このくらいの出来だったので 安心してしまったんですよね。
後半、原作とは異なったラストにするということですので そこでもちょっと楽しみなんですよね~
デス・ノートの話というか・・
レビューを読んでいて携帯版「トロのお話アプリ」にくいついちゃったあたしです(笑)先月から始めて、あたしも「デス・ノート」って教えてるんですよね~。スケジュールに書き込んだらあたしも聞かれたっけ(^_^)
肝心の映画のほうですが、リュークのCGは頑張ったで賞ですね。でも映画全体があれでちょっと安っぽくなってしまったのは同意する点です。
原作の世界観が独特なので、ファンであるがゆえにの違和感はどうしてももってしまいますが、後半への期待は持たせてくれています。
睦月さんへ
そうなんですよね 少年ジャンプにしては珍しい ダークヒーローが主役なんですよね。
原作 第一部まででしたら 面白いので是非読んでみてください!
リュークが好きなんですね~多分後編はもう一人死神でてきますよ!かなりタイプの違うのが?そちらのほうが 睦月さん好みだとコブタは思います(^^)
こんばんわ!
TB&コメントありがとうございました!
コブタさんも原作読んだのね。やっぱこの漫画流行ってるんだなあ・・・。なんてったって、題材が面白いからね!睦月も早く原作を読みたい!
リュークの存在が、最初、あれだけ浮いているような気がしましたが、それでも観ていくうちになんてことなくなりました。リュークファンは多そうだけれど、やっぱり睦月もリュークがお気に入り。獅童ちゃんの声がマッチしてたなあ♪
後編がとっても楽しみ♪
ちゃどさんへ
TBコメントありがとうございます。
原作読んでいても 悪くない出来だと コブタも思いました。
主人公も舞台が多いせいか 舞台っぽい演技になっていましたし、台詞がそういう感じのものも多かったからでしょうね~
ドラマ ありそうですねこのまま人気あがれば、、(^^)
山越蒼月さんへ
たしかに 対決感は薄かったですね~どちらかというと これから対決しますという内容でしたから、、
まあ いままでの漫画原作の実写映画の中ではかなりデキいいと思いますよ~
でも お菓子 そこにHITとは 山さん さすが目の付け所、、人と違いますね~(^^)
俺も今日(もう昨日か・・・)見てきました~、原作好きなので行きましたが・・・感想的には見事に普通でした(・´ω`・)まったく心理戦なかったですからね~、でも原作なんか持ち出すときりないので評価はそこそこじゃないかと・・・
ただLのお菓子バーベキュー(?)は俺的に
HITしました(笑)
どもです。コブタさんも観られたんですね!
僕は原作未読なのですが、この映画、かなり楽しむことが出来ました。
ライトとLの対決が非常に面白く、先の展開が気になります。この流れだとドラマ版とか出来そうですね(笑)
役者は確かに肩に力はいってたかもしれません。ヒロインと瀬戸朝香はちと棒だなぁと思いました。
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