コブタの視線、番外編 オオブタの視線です。
先行上映で、ポセイドンを観てきました。オリジナルの「ポセイドン・アドベンチャー」は観ていないのですが、船が転覆するという部分だけが一緒で後は全然違うとのこと。
ディザスタームービーなので、これだけで充分楽しめました。
圧巻は巨大津波のシーンですが、これは凄かったです。上映前に流れた「日本沈没」の予告編とは大違いです。
余談ですが「日本沈没」安っぽいなりに、ヒルズ、清水寺、国会議事堂の崩壊シーンは良かったです。で、話を戻して、ポセイドンですが、カートラッセルが元消防士の元NY市長という役です。思わず
「バックドラフト」の続編!?とか思ってしまいました。>_<
さて、シナリオですが、全くありません。面白そうな設定もあるのですが、船と一緒に沈没してしまったようです。
ほぼリアルタイムで進む脱出劇。一つの困難を超えると次の困難が押し寄せてきて、伏線など張っている暇なんぞあるようならば、次の障害を作った方が良いという状態です。
リアルさを目指しているので、とにかく生き延びるためには上を目指すのみ。他人の身の上話などどうでもいいのです。実際に巻き込まれた場合はそんな状態でしょう。最も自分は最初に死ぬタイプですが。
シナリオを削ったお陰で、息つく暇のない90分となったので、「デイ・アフター・トゥモロー」、「マッハ」、「トム・ヤン・クン」なんかが許せる人であれば楽しめます。
隣に座ったおばさんなんか、エレベータが落ちそうなシーンでは、ハンカチを口に当てて、ヒーヒーと悲鳴を押し殺し、部屋に水が大量に浸水してきたときはハッと息を吸い込んでいたぐらいです!!(^^;
わかる、わかる。私だって息止めちゃいますから。
ということで、いつものペーターゼン監督作のように3時間ぐらいあったら、逆にだるい映画となっていたかもしれないので、これで良かったと思います。
オオブタ評価 ★★★☆☆
コブタ 評価 ★★★☆☆
監督 ウォルフガング・ペーターゼン
出演 カート・ラッセル
ジョシュ・ルーカス
リチャード・ドレイファス
エミー・ロッサム
シンダ・パレット
マイク・ボーゲル
ミア・マエストロ
ジミー・ベネット
アンドレ・ブラウワー
ケビン・ディロン
フレディー・ロドゲリス
ステイシー・ファーガソン


この記事に対するコメント
aiさんへ
映像の迫力は 今の時代だからできたって感じですよね!!
次々襲いかかってくる炎と水の恐怖、、そんな時に人間ドラマとかいっていられないのかもしれませんよね!
本当にすごいシーンの連続で 最後まで一気に魅せられてしまいました!
大迫力で楽しみました
オリジナルは当然のように知らないんですけど、
現在だからこそ出来たであろう沈んで行く船のCGの迫力はすごかったですね。
人物の背景描写が薄くはあって、その部分を言えば物足りなさもありましたが、
単純にパニック映画としては次から次へのアクシデントに見入り、
まさに「息もつかせぬ」テンポで面白かったです。
隣の評論家さんへ
コメントありがとうございます。
やはりああいう状況下での 行動を中心に描くことで、苛酷さを表現出来ていた感じですよね。
最近の 世界の自然災害の様子をみても 色々考えさせられることがありますよね。Byオオブタ
カートラッセル 専属秘書か~(’ ’
渡しは お手伝いさんでいいかな、、それなら まだ出来そう(><)Byコブタ
コブタさん、こんにちわ~!訪問ありがとうございました。今回は、『オオブタさん作』なのですね。オオブタさんもこんにちわ。
本作ですが、ほぼ同意見で頷く事ばかりでした。シナリオを削った事で、オリジナル作品とは別物に思えましたの。削っても感情移入してしまったシーンが多々あって。例えば、『エレベーター』でのシーン。苦汁の選択に、「海猿」や「日本沈没」では見られないであろうリアルさが描かれていてゾッとしてしまいました。実際に、こういった災害に遭遇したら、もっともっと過酷であるかもしれないのですよね。人間は自然の脅威には絶対に太刀打ちできないものなのだとすら思いましたから。
余談ですが、カート・ラッセルは元々好きでしたが。今回も素敵でした。専属秘書に立候補したい!でも、必ずや書類審査の時点で落選する事でしょう。やっぱり『オヤジ好き』と思しき、隣の評論家でした。
スワロさん、こんばんは。
そういえば、エミーはデイアフターに出ていましたね!あれも津波と一緒に人物描写が流されていましたね。
CG超大作は迫力あればいいかなぁーと思っています。
スワロさんこんにちは!
オオブタさんが 「たまには俺も書いてみたな~」という発言をうけて こちらの記事を書いてもらいました!
オオブタさんは いままで3回目ほど 記事かいてもらっているんですよ!
コブタが苦手なホラー映画とか担当してもらっています(^^)
おや、今回はオオブタさんの担当ですか?
では、はじめまして、ですね。
スワロが映画を見たのswallow tailです。
この作品を見て「バックドラフト」繫がり!?と思った人は少なくないようですね。
おまけにエミー・ロッサムは「デイ・アフター~」とかぶっちゃってるし。
だからあんなに人物描写が少なかったのか~と思ったり。
ちなみにスワロも息を止めてましたが、
どうやら溺れ死ぬ運命にあるようです。
mottiさん、コメントありがとうございます。
やっぱり息を止めてしまいますよね。
オリジナルは設定しか使っていないので、こっちではこの人が死んでしまうのかー!という楽しみ方のありますよ。
ポセイドンアドベンチャーは何度もテレビなどで見てるし、今回コレはみにいかないつもり。
でも判っちゃいるけど見たら迫力が面白いツボですよね?
一緒に息をとめて潜ったり..w。わかるわかるw