fc2ブログ

●リバティーン (Libertine)

リバティーンデップ好きこコブタが撮影しているという話の段階からも、心待ちにしていた「リバティーン」ようやく公開といことで、観に行ってきました。

17世紀、イギリス、技術・芸術・思想あらゆる物が発展し変貌している時代、権力に身を委ねることもなく、欲望のままに人と身体を交わせ、あらゆる意味での自由を求めた過激なロマンチストでいて、伝説の詩人ジョン・ウィルモットことロチェスター伯爵の短い生涯を描いた物語です。

今回デップ演じるのは このロチェスター伯爵。
欲望のままに女性や男性を抱き、過激で猥褻な詩や戯曲を作り、いつもワインを手放さずしらふでいることがほとんどないそんな人物。

子供が出来てから、明るいもしくは感動的そんな内容の作品が多かったデップですが 久々にデップがキレた演技をして本領を発揮したという感じでした。


決して、強いわけではないし、器用なわけでもない、世の中が変動し未来がみえないこんな時代に彼を夢中にさせるものはなく、その瞬間瞬間思いのままに過激に卑猥に生きていくことでしか自分を感じられない、そんなロチェスター伯爵の姿は凄まじかったです。
また 彼をめぐる ボロボロになったジョンを愛していながら拒絶し自分の夢と才能を生かした未来を選んだ舞台女優エリザベス・バリーを演じるサマンサ・モートン、奔放すぎるジョンを理解できずにいながらもそこから去ることも出来ずボロボロになったジョンを受け止めようとする妻のエリザベス・マレット演じるロザムンド・パイクの、演技も素晴しく、物語を盛り上げていました。

残念なのが、、映像が変に拘りすぎたのか、全体的に淀んだ空気が流れているかのように暗くて見辛く、カメラワークが時々酔いそうになるくらい動き、役者の演技を存分に観せてほしいのに、カメラワークがそれを半減させていたように感じました。

また 脚本も、場面場面のつながりが悪く、流れをいちいちガタガタとさせているような感覚をうけました。
ジョン・ウィルモットの生涯を、文献から拾ってきたエピソードだけで繋いでみたという感じで、彼自身の内面に踏み込んだというところまで行ってないように感じました。
役者が頑張っていなければ、かなり微妙な映画になっていたような感じさえしました。
マルコヴィッチも、もっともっと深い演技出来るはずなのに、この脚本だと、その良さを生かし切ってないように感じました。

題材もいい 役者もいい それだけに勿体ない感じですよね。

評価 ★★★★☆ (注 デップが関わるとそれだけでコブタは評価甘めです。なので この★そのままとらないでね!)

監督:ローレンス・ダンモア
出演:ジョニー・デップ
   サマンサ・モートン
   ジョン・マルコヴィッチ
   ロザムンド・パイク
   トム・ホランダー

にほんブログ村 映画ブログへランキングオンライン

この記事に対するコメント

アキオさん
そうなんですよね!
デップの演技ついつい魅入ってしまいまいました!

やはり 凄い俳優さんですよね!!!!

【2006/05/01 10:38】URL | コブタです #-[ 編集]

トラバもさせていただきましたよ!!確かに役者に救われた映画かもしれませんね~。ほんと後半からのデップの演技は凄まじかったです!

【2006/04/29 14:14】URL | アキオ #-[ 編集]

隣の評論家 へ
TBつながったとき 思わず声あげて喜んでしまいましたよーー!
なんか ブログの会社のにとってのシステムの違いとか ブログのあるサーバーによってとか色々相性が出来ているみたいですね(><)
でもまた繋がるようになってきたのかなと期待しつつ。

この映画、見所はジョニーその一点ですよね!

【2006/04/28 10:26】URL | コブタです #-[ 編集]

コブタさーん、TB&コメントありがとうございます。ん?TB復活かしら。油断は禁物ですが、祝・成功。
俳優陣が素晴らしかったねぇ。ジョニー・デップはこうでなくちゃ!とか思いましたよ。
>決して、強いわけではないし、器用なわけでもない、世の中が変動し未来がみえないこんな時代に彼を夢中にさせるものはなく、その瞬間瞬間思いのままに過激に卑猥に生きていくことでしか自分を感じられない、そんなロチェスター伯爵の姿は凄まじかったです。
ホント、ホント。そこが何よりも見どころでしたね。あっぱれ、ジョニー!

【2006/04/27 19:18】URL | 隣の評論家 #-[ 編集]

swallow tail さんへ
そうなんですよね~
本当に 本当に ジョニー初めとする役者さんたちが いい演技しているだけにもったいなすぎます!!
でも でも、、DVDでたら絶対購入して、何度もみてしまうのでしょうね、、(。。

【2006/04/21 14:50】URL | コブタです #-[ 編集]

コブタさん、おはようございます。
この映画、本当に勿体無かったですね。
いい役者さんがそろっていたのに、脚本がイマイチ・・・
スワロも思いました。
流れがつかみづらく、もう一度観たいんだけど・・・
ジョニーは魅力的でしたけどね。

【2006/04/21 06:50】URL | swallow tail #-[ 編集]

アクセル さん こんにちは!
あらら なんでかしら(つ;)
TBって結構不安定ですよね!記事によって ついたりつかなかったりして、、
でもでも コメントありがとうございます!
この作品 ジョニーの演技だけでしたよね?
逆に。。

【2006/04/16 11:39】URL | コブタです #-[ 編集]

ジョニーの演技に鳥肌ものでした。
ただ、映画の内容に感動できないのが淋しいところです。
TB受付ないので(;´Д`) うぅっ。。コメントだけで。。

【2006/04/14 21:51】URL | アクセル #-[ 編集]

ブァネッサさん
 こんにちは! コメントありがとうございます!
コブタもジョニーの怪演を満喫しにいったという感じでした。
デップじゃなきゃあの脚本でロチェスター伯爵あんなに深く表現できれなかったですよね。。

【2006/04/12 16:39】URL | コブタです #-[ 編集]

こんばんは(:D)┓ペコリ
初めてお邪魔します。
この映画の後半のジョニーの芝居の余韻にまだ浸っているブァネッサです。
でもこの作品自体は何もかも中途半端でしたよね。物語にはさほど入り込めなかったけどジョニーのあの演技が観れただけでも良かったですね。
TBさせていただきます。

【2006/04/11 22:56】URL | ブァネッサ #-[ 編集]

myon さん
コメント、TBありがとうございます!
才能とび美貌を兼ね揃えたデップだからこそ出来た役ですよね。
もう、格好良かったです~(><)!

二純 さん
あのプロローグで一気に引き込まれ、エピローグで見事に締めてくれましたよね!
おっしゃる通り、あの字幕からだと天才詩人の良さって出ていませんでしたよね。。私自身英語カラキシ駄目なんですが、それがやや悔やまれてしまいます。

睦月 さん
睦月さんのおっしゃるとおり 脚本がヘタでしたよね。
でも あのデップの演技を観れただけでもこの作品の価値はあるとコブタは思っています。

【2006/04/11 19:30】URL | コブタです #-[ 編集]

こんにちわ。
ジョニー・デップが出ているから、この作品は成り立っていたし、ジョニー・デップが演じたからロチェスターも成り立っていた。・・・ジョニー・デップ様様映画だと思います。
彼の生き方はすさまじく、痛々しいのだけれど・・・いまいち心に響かない・・。とにかくジョニーの鬼気迫る演技ばかりが先行していて・・それ以上のなにものでもなかった作品という印象です。

【2006/04/11 12:34】URL | 睦月 #-[ 編集]

TB&コメントありがとうございます。最初と最後のダイアログが印象的。終わったときにニヤリとさせられました。強い志を通して最後に気持ちいい。彼の伝えたかったメッセージが分かったような分からなかったような。伯爵の不思議な魅力に引き込んでいく、そんな映画のはずなのに、どうもこの日本語字幕が陳腐で、天才的な詩人である伯爵の魅力を伝えきれてないように思いました。字幕が映画の価値を下げているようにも思いました。

【2006/04/10 22:33】URL | 二純 #-[ 編集]

こんばんは!! 久しぶりにジョニーの本領発揮というかんじで、本当に彼の演技は素晴らしかったですよね!! これほどこの題材にぴったりな俳優はいないと思いますw

TBさせて頂きますm(_ _)m

【2006/04/10 20:35】URL | myon #7QmUqn5Q[ 編集]

この記事に対するコメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://asmallpiggy.blog33.fc2.com/tb.php/156-77b1ebbe
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

リバティーン

つ、ついに観ましたよ~♪(>▽ 私とジョニーと映画と…【2006/04/10 20:36】

リバティーン(先行上映)

【映画的カリスマ指数】★★★☆☆ 奔放がゆえの孤独、絢爛がゆえの闇  カリスマ映画論【2006/04/11 02:05】

リバティーン

「リバティーン」 THE LIBERTINE/製作:2005年、イギリス 110 映画通の部屋【2006/04/27 19:29】

『リバティーン』

イエス!!みてきました!!ジョニー・デップの最新作『リバティーン』。今回はミニシアターを中心に公開している“京都シネマ”に観にいったのです。この映画館に行くのは初めてだ びびっと★Vivid☆【2006/04/29 14:12】