評価 ★★★☆☆
製作年: 2010年
製作国: アメリカ
日本公開: 2011年1月7日
配給: 20世紀フォックス映画
監督・製作: トニー・スコット
製作: ジュリー・ヨーン
ミミ・ロジャース
エリック・マクレオド
アレックス・ヤング
出演:デンゼル・ワシントン
クリス・パイン
ロザリオ・ドーソン
正月ボケの頭に、丁度良い長さと、心地良い刺激を与えてくれる映画でした。
【ストーリー】操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備ミスによって走り出す。大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載した777号を止めるべく、鉄道会社と警察は手を尽くすが、列車はさらに加速していく。事態を察知したベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントン)は、この日初めてコンビを組んだウィル(クリス・パイン)と共に、決死の覚悟で暴走列車に立ち向かう。
(シネマトゥディ)
実在の物語が元となっているということで、物語には意外性とかはまったくないのですが、テンポが良い事で素直に楽しめました。
暴走を線路の止めようと追いかける主人公である機関士二人と、暴走列車を車で追いかける溶接工と様々な方向から追いかけていく様子、また児童の乗った列車とのあわや接触、最初の列車停止計画の実行と失敗といったイベント、機関士二人の家族の問題と、見せ方もよく、様々な要素が上手く絡みハラハラと楽しむ事ができます。
まあ、実際の物語が元になっていることもあり、あと家族との問題や、鉄道会社の上層部の動きなどがベタで大体結末が予想ついてしまうので、そこに意外性はないのですが、無人でただ突っ走る列車の気持ちわるさと、普通の労働者がヒーローとなっていく様子は見ていて気持ち良いです。
また主演二人を初め、登場人物それぞれが、人間臭い、良い味を出しているのでだからこそ、応援したくもなるし、そんな人物が家族の為、住民の為に立ち上がりヒーローとなるという物語が盛り上がるのでしょうね。
【オオブタさんの一言】一気に加速して、テンポ良い物語は良かったけど。列車自身の疾走感は思ったよりもなかったかな

この記事に対するコメント
Re: こんばんは
> この前ドラマ見てたら、アメリカの消防士の死亡率が他国に比べて以上に高いって会話がありました。
> アメリカ人は良くも悪くもヒーロー志向が強すぎるので、無茶するのが原因らしいです。
> この映画なんて正にそれですけど、結果的にそういうメンタリティがハリウッド映画の面白さにも繋がってるんでしょうね。
たしかに、フロンティア魂なのでしょうか? アメリカのあの熱さって、他の国にはないものがありますよね。アメコミにおいても、様々なヒーロー物がとても好きですしね!
馬鹿だけどやる! まさにそんな国ですね。
こんばんは
この前ドラマ見てたら、アメリカの消防士の死亡率が他国に比べて以上に高いって会話がありました。
アメリカ人は良くも悪くもヒーロー志向が強すぎるので、無茶するのが原因らしいです。
この映画なんて正にそれですけど、結果的にそういうメンタリティがハリウッド映画の面白さにも繋がってるんでしょうね。