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●パーマネント野ばら

●パーマネント野ばら
これ 実は、、先月9日に一人でみて凄い感動して、オオブタさんにも熱く語った作品に関わらず、、
すっかり感想を記事にするの忘れていました。

なので 今更ですが、、UP

いや~思っていたのと全然違う方向にいく物語にビックリでした!





【ストーリー】娘を連れて出戻ったなおこ(菅野美穂)と、その母まさこ(夏木マリ)が営む町に一つの美容室「パーマネント野ばら」。町の女性たちは日々店に集ってはおしゃべりに興じ、恋にまつわるさまざまな悩みや人には言えない小さなうそを告白していた。一方、なおこは高校時代の恩師カシマ(江口洋介)と恋をしていたが、その恋にもある秘密が隠されていた……。
シネマトゥディ


西原 理恵子さんって 独自の空気をもった世界を作り出す凄い作家さんです。
そしてその西原作品を映画化となると、、スタッフがその原作に魅せられて作ったという感じで上手く世界を膨らませ、また別の魅力をもった作品になるみたいですよね。

『イケちゃんとボク』もそうだったのですが、散文的な感じで描いている漫画を上手く要素だけを凝縮して描き出した世界が思いの外素晴らしく観ている人を引き込むパワーをもっています。

西原 理恵子さん原作だけあり、出てくる人は誰もがハッキリ言って負け犬状態に関わらずポジティブにエロに生きていて逞しく、やることなすことブッとんでいて無茶苦茶!だけど人間臭く愛すべきキャラクターとなっていて、リアルにその存在感を感じることができそれが何とも心地良いです。

そんな土佐の田舎町の風景だけでも十分魅力的なのですが、この映画の面白いところはソコだけではなく、そんなあけすけに性や愛を語る人達の中でどうしようもない孤独を抱える主人公の存在感。

泥臭い人間達の世界に舞い戻ってきた菅野美穂演じるなおこにとって、その場所は彼女と娘を暖かく迎え入れてくれる唯の場所であり、なおこにとって様々な思いでがありすぎる場所で、しばらく離れていたことで生まれる異質感のある場所。

なおこは港町に住む人達の行動を、穏やかに笑いながら傍観という姿勢をとっています。
唯一傍観者としではなくつきあっているのが高校時代の恩師で恋人のカシマ。彼に対してだけは甘えや怒りといった感情をストレートにぶつけられる相手で、彼女とっての聖域ともいえる場所。

みっともなくても、格好悪くてもむき出しの自分で生きている港町の女達、それに比べ穏やかで理想的な恋愛風景を展開していくなおことカシマ、この世界が交わったときになおこは何を知り感じるのか?
港町が様々なダメ人間やなおこを受け入れたように、、なおこも自分自身と街の世界を受け入れていくというラストため息つきながら観てしまいました。

また、この作品キャスティングが最高! 母の夏木マリ、幼なじみの小池栄子など、誰もが生半可じゃない生命力ビンビンで存在感を出しています。
またこれだけ濃いキャラクターばかりで、一つの世界をまとめ上げている所もこの映画の凄いところのように感じます。

そしてヒロイン演じる菅野美穂が最高なんです!
穏やかさの中に危うさを含んだなおこのを見事に演じきっています。彼女のこの何とも言えない笑顔が観ていて切なくていいんですよね~

菅野美穂復帰一作目の映画ということですが、最高の再スタートをきれたのではないでしょうか?


●パーマネント野ばら


評価 ★★★★☆

監督 吉田大八

原作 西原理恵子

出演 菅野美穂
小池栄子
池脇千鶴
宇崎竜童
夏木マリ
江口洋介




この記事に対するコメント

ノラネコさんへ

菅野ちゃん最高でした!

彼女が演じたからこそ、このヒロインがこんなにも素敵になったとしか言いようがないですよね!

どちらかというと、インパクトの強いキャラクターに囲まれた中で、彼女の穏やかさの中に激しい想いを秘めた人物を演じ、上手く溶け込ませつつ引き立つ演技をするって菅野美穂だからこそできたように思えます!

私も原作読みましたが、通じている世界でありながら違う空気をもっている所が面白いですよね!
いけちゃんとぼく もそうでしたが、西原 理恵子さん原作って映画に使われると面白い科学反応起こしますよね!

【2010/07/21 00:08】URL | コブタです #-[ 編集]

こんばんは

菅野ちゃんいいですよね。
この世代ではピカイチです。
先日、ある企画書出したんですが、イメージキャスティングのところ彼女にしちゃいました(笑
この話は原作も持っているのですが、映画版は原作とはまた違ったよさがあったと思います。

【2010/07/20 23:02】URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]

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