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●告白

●告白このブログでも 何回か書いてますが、、私は中島哲也監督がって才能素晴らしいとは思うけど、、嫌いな監督だったりします。
作家性の強いクセのある作品を作ることから、好き嫌いがキッチリ分かれるのも仕方がないと思うのですが、、

今まで、中島監督自身のサドっ気が滲んでそこが気になり、いくらコメディータッチやファンタジーな空気を纏わせてもその雰囲気に乗れませんでした。

でも、、今回はストレートに中島監督らしさを押し出してあり、、その突き抜け方が観ていて気持ちよかったです。





【ストーリー】とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は始まっていく……。
シネマトゥディ


もともと原作も凄い内容なんですが それに中島監督らしさを加えることでトンデモない映画に仕上がってました。

原作小説のもつ 言葉による威力に加え、印象的な映像を加える事で途轍もない衝撃的なものにしてしまう所は流石としかいいようがありません。

各登場人物の告白、彩度を抑えた雰囲気ある映像と共にトーンを抑えて表現することで、描かれている人間の孤独、痛み、怒り、悲しみ、そして憎しみにといった人間の生々しい感情を浮き彫りにしていきます。

コチラの物語に出てくる人は、純粋といったら純粋で己の想いに怖いほど真っ直ぐ過ぎてその為に他人に容赦なく行動していくといったように、壊れているのですが、それが異世界の異様さかというと、、現実社会に実際存在しているレベルの異常さというのがまた怖い所。
根底に流れているのが現在社会問題にもなっている、いじめ 頭でっかちな子供達 少年犯罪、少年法、モンスターピアレンツ等リアルな要素で、観客は普段はニュースでの中のことと遠くで感じてたその問題がトコトン最悪な形で集約された世界を間近で見せつけられてしまいます。

また映画としても出来がかなりよく、まず脚本が素晴らしいのに加え、役者陣の演技がキレていて、映像もまたクール過ぎるほど決まっていて、、逆に余計な要素がまったくない為観ていてガツンガツンと衝撃がぶつかってきます。

中島監督の作品の中で 最も凄い映画となったのではないでしょうか?

今までの中島監督の作品は『面白いけれど、、●●●、、』という感じだったのですが、、この映画に関しては見終わったあとの感想が『凄い!!!』の一言でした。


【オオブタさんの一言】下手な脚色なしで見やすく非常に面白かった。原作そのまま過ぎてビックリ



●告白
評価 ★★★★★

監督・脚本 中島哲也

原作 湊かなえ

撮影 阿藤正一
尾澤篤史

出演 松たか子
岡田将生
木村佳乃




この記事に対するコメント

ノラネコさんへ ななさんへ

ノラネコさんへ 
確かにあざといとは思うのですが、キッチリ作り込んでしまっているので、その完成度の高さに感心するしかないんですよね!!

ななさんへ
いえ 中島監督はマゾではなくサドッ気があって、出演者を追い詰めて演技する所がある監督なんですよ!
ハリウッドリメイクですか、、うーん 逆にエレファントとかそういうノリで作るならまた違った味わいになって面白くもなるのかしら、、

【2010/06/25 17:51】URL | コブタです #-[ 編集]

こんにちは

わたしもこの作品傑作だと思いました。
中島監督作品は初見です。
なるほどもともとマゾっけのある撮り方するんですか。
えらく映像が綺麗だなぁ,センスあるなぁとも思いました。

>脚本が素晴らしいのに加え、役者陣の演技がキレていて、
>映像もまたクール過ぎるほど決まっていて、、
>逆に余計な要素がまったくない・・・・
そうですね,その通りだと思います。
素晴らしい要素が集積して見事な衝撃作になってました。
ハリウッドリメイク殺到してるそうですが
これを超える作品にはならないんじゃないかなぁ。

【2010/06/13 14:14】URL | なな #-[ 編集]

こんばんは

いやはや、物凄くあざとい映画だと思うんですが、ここまで突き抜けてクオリティの高いものを見せ付けられると文句の付けようもなく・・・・
ヒット作ってこうやって作るんだよな、と思わず納得させられてしまいました。

【2010/06/11 23:32】URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]

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