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●第9地区(DISTRICT 9)

●第9地区(DISTRICT 9)この日『月に囚われた男』『第9地区』『シャッター・アイランド』の三本を鑑賞したのですが、、

どれも方向性は違うものの面白い映画。

でもこの作品が一番 ガツンときて 印象に強く残った映画でした!


【ストーリー】ある日、ほかの惑星から正体不明の難民を乗せた謎の宇宙船が、突如南アフリカ上空に姿を現す。攻撃もしてこない彼らと人間は、共同生活をすることになる。彼らが最初に出現してから28年後、共同居住地区である第9区のスラム化により、超国家機関MNUは難民の強制収容所移住計画を立てるのだが……。
シネマトゥディ


モキュメンタリーって最近また流行ってきていますが、このジャンルの作品が成功するかどうか?というのは、描かれているとんでもない部分についてリアルさを描けるか?にあると思います。

本当にドキュメンタリーとしてみせてしまう方法と、ブレア・ウィッチ・プロジェクトのようにあえて多くを描かず謎を多くすることで訳分からない謎要素も楽しませるという手を使っているものが多いようです。

コチラの作品の面白い所は、ドキュメンタリー要素を織り交ぜつつ物語があり、当事者ともいえる登場人物の殆どが事態の全容を把握している人が殆どおらずにも関わらず観客には全てを認識することが出来る事。
ドキュメンタリータッチで面白いのではなく、もう映画として見応えがあり楽しめる作品です。

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をさらに発展させ、娯楽映画として発展させたのが『クローバー・フィールド』だとすると
『食人族』をさらに発展させた形になっているのがコチラの『第9地区』。

一見、荒唐無稽で滅茶苦茶な事が映画の中で繰り広げられているようで、そこでの人間の行動や行為は人類が過去において何度もおこなってきた事。
出てくる人間はみな、、いろんな意味で人間らしく、無邪気なようで狡猾で貪欲、、その事をまざまざと見せつけられて観客は言葉を失ってしまいます。

とんでもない運命に陥る主人公ヴィカスも、所謂他のSF映画に出てくるようなヒーローではなく、無邪気で家族を愛するごくごく普通の人間で悪人ではないものの善人かというと欲深いし弱いし卑怯な部分もある。
世界の為でも、宇宙人の為でもなく、自分の為に行動していく男で、戦闘能力も高いわけではなく、頭脳明晰であるわけでもなく、特殊能力をもつわけでもなく(特殊な状況には陥るけど)ある意味SF映画の主人公にはなりえない人物。また実際、彼が何かをこの最悪な状況になった宇宙人と人類との関係に変化を与え解決する力もありません。

だからこそ感情移入もしやすく、ハラハラと彼がどうなっていくのかを見守ってしまうのではないでしょうか?

この映画の、憎い所は、ラスト何も問題が解決していない所なんですよね。もしかして続編が作られるのかもしれませんが、このラストの状況だと観客はただため息をつくしかないですよね、、。

映画としてはかなり面白いのすが、自分が人間なだけに、人間の嫌な所を見せつけられるという意味ではキツイところあります。


【オオブタさんの一言】素直に面白いといえる映画



●第9地区(DISTRICT 9)



評価 ★★★★☆

監督・脚本 ニール・ブロンカンプ

脚本 テリー・タッチェル

製作 ピーター・ジャクソン

音楽 クリントン・ショーター

出演 シャールト・コプリー
デヴィッド・ジェームズ

この記事に対するコメント

ばちろうさんへ 風情♪さんへ マサルさんへ ノラネコさんへ

ばちろうさんへ 
本当にいろんな意味で人間的で、一般の観客に近い所にいる主人公でしたよね!
だからこそ、一見酷いと思えることも そういうことをすることを理解できるし、情の部分も素直にそうだよねよ思えるんですよね。
結構いろんな生物が弾けるとか、人体切断とかのシーンも多く、痛いシーンが苦手なので、、頑張ってみましたよ!でもそれも含めてこの映画の面白さになっているんですよね

風情♪さんへ 
いろんな意味でバランスも良かったですよね!
オスカーは流石にとるタイプの映画ではありませんが、それだけの力がある作品でした!

マサルさんへ 
兎に角映像と物語にパワーがあるので、深いこと考えず映画に没頭できるんですよね!
モキュメンタリーって私もオオブタさなんから教えてもらった言葉です。
フェイクドキュメンタリーとは、同じものという説と、同じものとかいう意見があり、、その違いは何なんだろう??と今色々調べている所です。
オオブタさん曰くフェイクドキュメンタリーは偽物ですよドキュメンタリー風に表現し、モキュメンタリ-は荒唐無稽な事を本当ですよとドキュメンタリー風に表現するとかいってますが、、私には何が何やら、、(・・)

ノラネコさんへ
ラストの光景は何とも切ないシーンでしたよね。
その行為のみが、彼がヴィカスであることを証明することで、、妻への愛だけが人間であったことの名残という状態は可哀想でした、、
でも、、ブタさんって、この映画だけでなく、、結構酷い扱いされているものって多いですよね、、

スプラッター映画では、もう死体ではあるものの切断されるとか、、(TT) 何故。、!

【2010/04/22 21:38】URL | コブタです! #-[ 編集]

こんばんは

私はこの映画のラスト好きです。
異形の存在となっても、妻のために花を作るヴィカスの姿に涙しましたよ。
熱血で切ない、少年漫画的な漢の映画でした。
ところでクライマックスで、ブタさんが一瞬酷い扱いになってましたけど・・・・

【2010/04/22 21:15】URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]

こんにちは

この映画、もう笑ったりドキドキしたりオエっとしたり、とにかく2時間アホみたいに楽しめました。

ご指摘の通り、「人間像」をちゃんと描いているように(後で考えれば)思えますが、しかし上映中はそんなことを考えるほどヒマな時間帯もなく...。この映画、もし上映中の私の映像が見れたなら、さぞかしアホヅラを晒しているのだろうなぁ、などと思ったりします。(^^;

それにしても、こういう作りの作品を「モキュメンタリー」っていうってのは知りませんでした。勉強になりました。

【2010/04/22 11:40】URL | マサル #qDBtKGMg[ 編集]

こんにちは♪

強烈な社会性と一個人の人間性をバカバカしい設定と&重火
器での大暴れでコーティングして説教クサくさせない作りして
いるのは見事としか言いようがないですし、オスカーノミネート
も頷けるってぇやつで♪ (゚▽゚)v

【2010/04/19 10:38】URL | 風情♪ #s8w929I6[ 編集]

おっしゃる通りですーー

通常のSFではありえない主人公でしたね。
特殊能力があるわけでもない普通の人が巻き込まれてしまう
このお話。

本当に人間の弱さ、醜悪な部分もさらけ出していたけれど
情の部分もちゃんとあるし、もし自分がその立場であれば
そうなってしまうのも否定できないところだなぁと思いました。

グロイシーンもあったので苦手な人もいるかも知れないですよねこれって。

あの終わり方はちょっと『うーーーん』ってなっちゃったけど
見ごたえのあった映画でした。

【2010/04/18 23:05】URL | ばちろう #-[ 編集]

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