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●母なる証明(MOTHER)

母なる証明母の愛というと 無償の愛とか 穏やかな母性愛 といったものを思い浮かべることが多いと思うのですが、
愛というものは深ければ深いほど、単なる甘い世界だけではないもの。

この映画はそんな母の愛を描いた作品です。


ポン・ジュノ監督作品なので、単なる美しい美談といった映画を撮るはずないというのは、映画ファンなら前もってわかると思いますが、、
ウォン・ビン目当てで『母と息子の愛の物語』と思って見に行くと面食らってしまうそんな物語。




 

【ストーリー】早くに夫を亡くして以来、一人息子のトジュン(ウォンビン)と静かに暮らすヘジャ(キム・ヘジャ)。そんなある日、街で殺人事件が起こり、もの静かなトジュンが第一容疑者に。事件の解決を急ぐ警察がトジュンを犯人と決めつけ、無能な弁護人も頼りにならない中、ヘジャは真犯人を捜し出し、息子の無実を証明しようとする。
シネマトゥディ


『チェンジリング』 『私の中のあなた』 そしてこの『母なる証明』と
今年は母親の愛というものを、今までとは違った観点から描いている映画が多いですよね。

どれも母親が子供の為に形振り構わず行動する姿を描かれているのですが、、その愛の表現を美しいと感動するというより凄まじさに圧倒されるものなんですよね。
そしてどれも 彼女たちが必死で行動したことに対して報われる結果とならない物語。
最後そんな状況でそれぞれの彼女のどうするのか、あくまでも希望という名の終わりなき苦悩の日々を過ごす、あるいは解放され自分の人生を生きていくもの。そしてこの映画の母は、、、


母親の中でもっとも過激な行動をしていき、もっとも苦悩に満ちた子供への愛を注ぐのがコチラの映画。。

コチラの映画において、母親には名前はなく、あるのはトジュンの母という立場だけ
知的障害の息子トジュンが明らかに適当な警察の捜査だけで犯人とされてしまう。

天使のような純粋なトジュンが殺人などするわけもないと、母親は真犯人を捜すために行動を行っていくのですが、その行動はなりふりかまわず時には常軌を逸したともいえる行動へと発展していきます。
そして彼女が行き着く先は、観る側にとてかなり衝撃的なもの。

観客は彼女の行動とラストをどう見るのかでこの映画の意味ってまったく変わってくると思います。

行き過ぎた狂気に近いととる人、母親としてはそうなるのは理解できるしあの結果も仕方がなしと思う人、、様々だと思いますが改めて母とはどういうものなのかというのを考えさせられたのではないでしょうか?

愛というものは清らかで美しいものと世間で表向きではそうなっていますが、その実態は綺麗事だけではなく人を酷く傷つけるものでもありドロドロと人を醜くするものでもあるもの。
それが母子の愛であっても同じこと、純粋であればあるほど凄まじいものとなる そういうことを堂々と描いてしまうところが ポンジュノ監督の只者じゃないところなのでしょうね。

人間ドラマだけでなく しかもミステリー映画としても 観ていて納得のいくオチで描いていることでそういう観点でみても、母がどう犯人に行き着いていくのかという流れを楽しむことができます。

『母なる証明』好きな映画ではないけれど、凄い映画であることは確か!
好きではないけど ほかの人に観てもらってこの凄さを堪能してどう思う?って聞いてみたいそんな映画です。


【オオブタさんの一言】あまり好きな映画ではないかな?
息子にも母にも 俺は感情移入できずにあまりはまれなかった。




母なる証明


評価 ★★★★☆

監督・脚本 ポン・ジュノ
脚本 パク・ウンキョ
出演 キム・ヘジャ
ウォンビン
チン・グ
ユン・ジェムン
チョン・ミソン


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この記事に対するコメント

ノラネコさんへ

コメントありがとうございます!
本当に 強烈という言葉すら甘い 壮絶な母映画でしたね(><)

ポン・ジュノ 監督 やはり、、凄いですよね、、
ノラネコさん 今からでも遅くないです!やってしまってください!

あの オオブタさんのブログホワイトアウトの記事から リンクでいけますのでよかったら覗いてやってくださいな(^^)



【2009/11/08 15:57】URL | コブタ #-[ 編集]

こんばんは

今年の母物の中で一番強烈な映画でしたね。
「チェイサー」もそうですが、韓国映画は媚びないというか、観客に対して容赦が無いです。
OPの変な踊りで先ず引き込まれ、ラストシーンでノックアウトされました。
同世代にこういうのを作られると、思わず自分は何やってるんだろうと我が身を振り返っちゃいます(笑
オオブタさんのこっそりブログみたいなあ・・・

【2009/11/07 22:48】URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]

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