Date:2009/08/30 18:08
このシリーズもこちらでとうとう最終章に!
どう纏めるかが 一番気になるところ!
やや無難な気もましたが、上手く纏めたなという感じです。
面白かったのですが、製作側が狙ったであろうドラマチックなラストにたいして、感動するという面白さではなかったです。

【ストーリー】“ともだち歴3年”の2019年、世界は世界大統領として君臨する“ともだち”に支配され、殺人ウイルスがまん延する東京は壁で分断。都民の行動は完全に制限されていた。そんな中、カンナ(平愛梨)は反政府組織として武装蜂起する一方、“血の大みそか”以降、行方がわからなくなっていたケンヂ(唐沢寿明)が突然現われる。(シネマトゥディ)
この映画、というか原作の設定は面白いのですが はっきりいうと荒唐無稽!
また、無茶な設定をテンポと勢いのノリで上手く感じさせないパワーをもっているのすが、今回大きく広げた物語の纏めに入ったこともあり全体の勢いがややおち映画のパワーが若干オチた気がしたのは私だけでしょうか。
とはいえ 『ともだち』は誰なんだ? そして彼をそこまで狂わせた動機は?といった ミステリーとして重要なWHO とWHYをしっかり描ききったことで納得して観ることができました。
ただ、、壮大な物語のわりに、その広がりがなく。漫画が原作で物語も漫画ちっく それだけに実写でやった場合にリアリティーのなさが軽さにつながるのは仕方がないのでしょうね。
原作をまったく読んでないこともあり、もともと各登場人物に思い入れもないし、また出てくる登場人物がかなり多いこともあり、三部にわけてじっくり描いたとはいえそれらの人物をしっかり描ききれてないこともあり、人物が全体的に薄く感じることろがあります。
また カンナとか ユキジとかの主要人物、他に思わせぶりに出てきた人物の殆どが 物語においてあまり役にたってないところがまたちょっと不満をかんるところだったりもします。
やはり原作読んでから観たほうが 深く楽しめるところがあるのかももしれませんね!
【オオブタさんの一言】テンポもよく結構面白かったかな?原作を読みたくなった。
ただ 時間をぶっ飛ばしたこともあり 人物がやや薄くなったような気がする。
前作を一切復習しないでいったので。。『そうだよ ぼくだよ』の友達の正体が分る最大のポイントのところ
『、、、、、、誰だ、、、!! お前!!』状態だったのは 秘密です。

評価 ★★★☆☆
監督・脚本 堤幸彦
プロデューサー 飯沼伸之 / 甘木モリオ / 市山竜次
エグゼクティブプロデューサー 奥田誠治
原作・脚本 浦沢直樹
脚本 長崎尚志
出演 唐沢寿明
豊川悦司
常盤貴子
平愛梨
香川照之
石塚英彦
宮迫博之
藤木直人
古田新太
森山未來
小池栄子
黒木瞳
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