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●ちゃんと伝える

●ちゃんと伝える自分の父親が癌に侵されて余命が短いという事実に迫まれてやっと父と向き合おうとした主人公。
しかし、そんな時に自分も癌に侵されていて、自分のほうの病状は重く父親よりも早くこの世を去る可能性もあるという状況。
そんな状況で主人公は何が出来るのか?という物語。

コチラあまりこういった邦画に興味を覚えないオオブタさんが珍しく 観てみたいといった作品です。


丁寧な静か描写が素敵な作品なので、物足りなさをチョット感じました。

内容的には 形をちょっと変えた『おくりびと』という感じなのでしょうか?



【ストーリー】毎日1時間だけ父親が入院している病院へ通う史郎(AKIRA)だったが、ある日、自らの体も病に冒されていたことを知ってしまう。父親より病状は悪く、父親より余命が短い可能性が高いという不測の事態に襲われた史郎は、家族や恋人のことを思うばかりに、そのことを誰にも言えずにうろたえてしまう。
シネマトゥディ


この映画、同じように癌で無くなった父に捧げた映画ということもあり、いわゆる不治の病の闘病や悲劇を描いた泣かせの映画ではなく、ある家族の日常をさり気無く描いた内容。

実体験から生まれた物語ということで闘病中の家族の様子が非常にリアル。
家族の通院というスケジュールのはいった静かに日常が繰り返される日々。家族それぞれが形にならない不安を抱えながらもあえて表面的は穏やかな状態に勤めている感じや、その日常がある日プツンと終わり、葬式後無くなった家族抜きの日常が続いていく、そういった様子が非常に丁寧に静かに表現されていました。

私の場合も、毎度同じ道で病院に行き家族の元を笑顔で訪れ家に帰る。そして家で一人でいるときに頭の中でいろんな感情がグルグルまわりボーとする。そんな繰り返しだったな~とこの映画を観て思い出してしまいました。

また、ずっと同じ街で暮らしてきた一家の生活観と 教師として親よして主人公を育ててきた親子の関係というのも味わい深く英がいていたように思えました。

ただ残念なところは、主人公の両親の夫婦の関係、主人公と父親の関係、主人公と彼女の関係は『ちゃんと伝える』とういう映画のテーマにあるような しっかり向き合っていこうという意思を感じるのですが、何故主人公はもう一人しっかり向き合わなければならないはずの母親が その『ちゃんと伝える』の対象になっていないのか、、それが気になってしまいました。

また 父親の癌の発病を知った後に、自分も同じように余命わずかの状態だったという 特異なシチュエーションがあまり生きてないように感じました。
そういった状況だからこそ、普段の主人公なら絶対しないこともやってしまったという事もありましたが、、父親の人生のリミットと、自分の人生のリミットと 二つの時間に対する緊迫感がというものがなく、また二人があまり闘病しているようには見えないというところが状況を曖昧にしてしまったように見えました。

作品と作品のスパンが短い日本では奥田瑛二に檄痩せしてもらうとか、、ミュージシャンであるAKIRにウェイトコントロールしてもらうということも出来なかったのはわかりますが、それぞれがなんだかの治療をうけている様子が殆どないために元気に見えてしまうんですよね。

奥田瑛二の演じる父親の様子と、この患者をやさしく見守ってくれる先生の性格からも 日帰り退院という条件つけでも釣りの約束を果たせるように出来たのではないかなという感じもしたのは 私たち夫婦だけでしょうか?


テーマもよく内容的にも好きな映画だけに、もう少しテーマを深く掘り下げてほしかったかな?





【オオブタさんの一言】言いたいこととか 描きたいことは察しろと言われたら分るんだけど 観る側に伝わりきってない。
せっかくの面白い設定を生かしきってない


●ちゃんと伝える

評価 ★★★☆☆

監督・脚本 園子温
プロデューサー 梅村安
エグゼクティブプロデューサー 丸茂日穂
撮影 上野彰吾
出演 AKIRA(EXILE)
伊藤歩
高橋惠子
吹越満
綾田俊樹
諏訪太朗
佐藤二朗
でんでん
高岡蒼甫
奥田瑛二  

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