Date:2009/08/14 13:03
今度はスミソニアン博物館が舞台ということで結構期待していったんですが、、
面白くないわけではないですが、前作のワクワクがあまり感じられませんでした。
博物館にあるあらゆるものが動き出すというワクワクよりも、小手先なベタなギャグに走ったのが敗因でしょうか、、
【ストーリー】警備員として夜のニューヨーク自然史博物館を平和に戻して以来、ビジネスも息子との関係も良好なラリー(ベン・スティラー)。ある日、スミソニアン博物館の展示物から、助けを求める電話が舞いこむ。何と、世界征服を企むエジプト王ファラオが、歴史上の有名戦士たちを率いて戦いを始めようとしているとのことだっだ。
(シネマトゥディ)
コチラ、面白くないわけではないのですが、、求めていた方向とは異なる方向に映画が行ってしまったようです。
せっかくのスミソニアン美術館を映画の中でバーチャルで楽しめると思ったのですが、映画ネタののベタなギャグを織り交ぜた単なるパロディー映画となってしまっていました。
スミソニアン美術館なら、もっとアカデミックネタで楽しませて勉強させてくれると思うだけに残念です。
また前作はまっさらの状態からのスタートで、個々の展示品といかに向き合って付き合っていくか?コイツとコイツが一緒に動いて活動している!といった意外性とかも楽しめたのですが、、、今回はそこを狙いすぎて逆に強引さを感じてしまった感じがしました。
あと主人公が前回駄目男が、警備員の仕事を通して逞しく成長するといった要素があったのですが、今回は人生に成功した段階からスタートしており、それも彼の能力や才能が認められた結果の成功であるに関わらず何故ラリーがそのことに喜びを見出せていないのかがよく分かりません。
そういったこともあり、あまりラスト感動することができないんですよね。
やはり、、この映画のネタは一作だけでやめといたほうが良かったのかもしれませんね、、。
【オオブタさんの一言】なんか 単なるパロディー映画になった感じ。

評価 ★★★☆☆
監督・製作 ショーン・レヴィ
製作 クリス・コロンバス / マイケル・バーナサン
製作総指揮 トーマス・M・ハメル / ジョシュ・マクラグレン / マーク・ラドクリフ
脚本 ロバート・ベン・ガラント / トーマス・レノン
出演 ベン・スティラー
エイミー・アダムス
オーウェン・ウィルソン
ロビン・ウィリアムズ
リッキー・ジャーヴェイス
クリストファー・ゲスト
ハンク・アザリア
アラン・シャバ
ビル・ヘイダー
スティーヴ・クーガン
ジョン・バーンサル
ミズオ・ペック
この記事に対するコメント
ノラネコさんへ 出人さんへ
ノラネコさんへ
なんか 普通のギャグ映画になってしまったところが ちょっと不満でした。
前作が好きだっただけに、好きなものに対しては 続編の評価ってどうも私はシビアになってしまうところが困ったものです(--;
出人さんへ
指摘ありがとうございました!
こっそり色々数字部分直しておきました(^^)
でもスミソニアンがいままで どのくらいの映画で登場したか!というあの建物や風景も含めた空間!ということで、この映画をみていきたくなってしまうところはありましたよね!
同感でした
わたしも第1作の方が、何倍もおもしろかった。
ただ、スミソニアンを実際知ってる人は、わたしの何倍もおもしろかったかも~と思いました。
あと、タイトルには「2」が必要ですよね。今は自明ですけど。
こんばんは
映画としての完成度は間違いなく前作なんですけど、こういうゴチャゴチャといろんなものを詰め込んだ映画に弱いもので、これはこれで結構好きです。
吉本のコントみたいな悪役との掛け合いや、イアハートとの一夜限りの切ないロマンスも結構楽しめました。
まあパロディ色は強くなってましたね。