これって邦題をみると、不誠実で自己中な最低男がいっぱい出てきて、それらに振り回されている女性たちがキッパリそいうった男たちを
見切り、自分の幸せを手に入れる映画に思われそうですが、原題の「HE'S JUST NOT THAT INTO YOU」にあるように不誠実というより 「相
手は自分に興味がない」という不毛な関係なら、そこは見切りをつけて次のステップに進んだほうがいいよね?という内容。
映画はなかなか、男女の心理の確信をついていて楽しめます。誰もが自分の過去に思い当たる節がありチリリという痛みを持ちながらも楽しめる映画なのではないでしょうか?
映画は楽しかったのですが、、隣にいた高校生くらいの女の子二人が困ったもので、、五月蝿い(--;
妙なテンションで、映画の細かいところでイチイチウケて、足をバタバタさせて大げさに喜ぶ。
そして二人でしゃべりながら笑う。
感情移入バリバリで、テンションも高く「イヤ~ン ダメダメ~」とずぅ~としゃべっている。
5・6回注意しましたが、その度に「ごめんなさ~い」と謝るけれどまったく態度変わらず、、
そういう映画の観方は お家でやってください!!お願いです!(><)
【ストーリー】いつも自分が空回りしてしまい、一向に運命の相手に出会えないジジ(ジニファー・グッドウィン)、同居して7年になるのに結婚する気のないニール(ベン・アフレック)とは、本音を隠しつつも実は結婚したいベス(ジェニファー・アニストン)……。メリーランド州ボルチモアを舞台に、さまざまな事情を抱えた男女9人の恋模様が交錯していく。
(シネマトゥディ)
素敵な映画やドラマの恋愛を観ていると、自分もそういう恋愛できたらな~と思うもの!
それがあるだけに、恋愛モードに入ってしまった人の妄想は暴走しやすく勘違いが多いのも現実ですよね。
でもこの作品、とくある映画のような恋から、チョットずつ外した展開にしつつ、最後うまく映画チックに纏めてあるところがいい感じです。
普通は恋愛成就を前提に描くものですが、逆にあらゆる駄目パターンを見せていくという発想の勝利!
。
それらのエピソードが、自分の経験や友達に起こったことを彷彿させるエピソードが酷く身に覚えを感じる部分も多く、「そうそうあるあるそういうこと!」と物語に引き込まれる人も多いのではないでしょうか?
そして、きっちりと互いが相手と向き合おうとした、またそういう態度を示したカップルは良い結果を残し、また優柔不断さからの流れや勢いで繋がりをもったカップルはそれなりの結果になるという部分も好感をもて納得できるラストになっています。
逆にそこがいかにもご都合主義な映画っぽさではあるのですが、映画の中くらい一生懸命努力した人が報われたほうがいいものですよね!
でも、、この映画を観てあら?と思ったのは、、、、ジジのいう恋愛における例外パターンのほうにばかり当てはまるんですよね。
メールで連絡とりあったのは一週間以上たってから、、3ヶ月くらいして映画デートらしきものをしてオオブタさんが映画中と食事中に爆睡でこの人とそういう意味で付き合うことはないなとコブタは確信、それから5年くらい単なる友人関係、、、で結婚でもするかと、、いう流れ。
実は親同士が大学時代の先輩後輩で、同じ会社に勤めていたり、オオブタさんの父親と私の叔父が大学時時代犬猿の仲だったとか、オオブタさんと私は昔同じ福岡県小学校を通って、社会人になって東京で再会する!
と、慣れ初めや繋がりを言うと大概友人から『そんなに色々つながっているって運命の人なんだよ』といわれるほど、設定だけいうと映画のような二人なのに、、なんでドラマチックとは程遠い関係なのでしょうね~
それが現実というものなのでしょうね~!

評価 ★★★☆☆

監督 ケン・クワピス
原作 グレッグ・ベーレント / リズ・タシーロ
脚本 アビー・コーン / マーク・シルヴァースタイン
製作 ナンシー・ジュヴォネン
製作総指揮 ドリュー・バリモア / トビー・エメリッヒ / ミシェル・ワイス / マイケル・ビューグ
撮影 ジョン・ベイリー
出演 ベン・アフレック
ジェニファー・アニストン
ドリュー・バリモア
ジェニファー・コネリー
ケヴィン・コナリー
ブラッドレイ・クーパー
ジニファー・グッドウィン
スカーレット・ヨハンソン
クリス・クリストファーソン
ジャスティン・ロング
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