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●重力ピエロ

●重力ピエロ 最近観た邦画って、伊坂幸太郎さん原作の映画ばかりなのでは?と思うほど多いですよね。

丁寧に作ってある映画だとは思うのですが、最近みた伊坂幸太郎さん原作映画の中では一番釈然としないものをのこして終わってしまった映画でした。

これはこの映画が微妙だとか、つまらないと言っているのではなくどう評価していいのかよく分からなかったというのが正直な感想です。

一見感動的にみえる物語なのですぅが、、気持ち悪い違和感を覚えたのは私だけなのでしょうか?

その気持ちわるいというのは、好みの絵柄のジグゾーパズルを買ったけど、なんかパーツが上手くはまってくれないでボコボコした出来上がりになってしまったような感覚。



【ストーリー】遺伝子を研究する泉水(加瀬亮)と芸術的な才能を持つ春(岡田将生)は、一見すると仲の良さそうな普通の兄弟だ。そんな二人の住む街では、謎の連続放火事件が発生していた。泉水と春は事件に深く踏み込み、家族を巻き込みながら次第に家族の過去にも近づいていくのだが……。(シネマトゥディ


役者陣の繊細な演技も素晴らしく、犯罪被害者にとっての事件の決着とはどういうものなのか、家族愛といったテーマも表現されているとは思うのですが、全体としてみてしまうと全てがモヤモヤとしたものになってしまったように感じました。

私が惹かれる要素も多いのに、独自の空気感のせいか映画の世界に心と噛み合わせることができませんでした。

一番の原因はラストに納得が出来てないということ。家族のトラウマをあれで解消されたかのように描いていいものなのか。

世間や裁判所は、この物語での一連の出来事というのは理解し裁けるものではないとは分かるのですが、このラスト状態は明らかにテーマからズレた着地をみせていると私は観てしまいました。

またプロット作りこみすぎたことで世界が狭く閉塞感があり、しかも登場人物の設定が物語りを進めるために存在しているところが解明されていく謎や、衝撃の展開に対して、驚きを与えてくれません。

もう少し、全ての要素をツッコンでいってくれたら面白い映画にもなったと思うのですが、いろんな意味で宙に浮いてしまい着地できなかったようです。



●重力ピエロ


 
評価 ★★★☆☆


監督 森淳一

プロデューサー 荒木美也子 / 守屋圭一郎

エグゼクティブプロデューサー 豊島雅郎

原作 伊坂幸太郎

出演 加瀬亮
岡田将生
小日向文世
吉高由里子
岡田義徳
渡部篤郎
鈴木京香


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映画批評








この記事に対するコメント

ノラネコ さんへ

ノラネコ さんへ
ですよね~
結局、家族愛が前向きな素敵なものではなく、同じドロドロをともに背負う共同体になってしまっているのが、この映画に感動できないところな気がしました。

たしかに映画化というのは難しい世界なのかもしれませんね 文章、もしくは舞台とかだと意外にスルーできていたのでしょうね~

【2009/06/03 23:48】URL | コブタです #-[ 編集]

トラウマ、解消してないでしょうね。
あれでは今までとは別の、もっと複雑でドロドロしたトラウマを二人とも抱え込んでしまうのではと思います。
文章ならなんか納得できるのでしょうけど、映画になるとどうも嘘くさい。
力作なのは確かですが、映画向きの素材ではなかったという事でしょうか。

【2009/06/01 20:58】URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]

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重力ピエロ・・・・・評価額1500円

「重力ピエロ」という不思議なタイトルからは、映画の内容がまったく想像できない。 実際、掴みどころの無い不思議な映画である。 この原作... ノラネコの呑んで観るシネマ【2009/06/01 20:55】


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