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●CASSHERN

賛否両論激しいこの作品 とっても気になっていたのですが TVで放映されやっと鑑賞することができました。

確かに 酷評されるのも分かるのですが 私自身は紀里谷和明監督の 美学と哲学を存分に感じることのできる 素晴しい作品だったと思います。
アーチスティックな映画でありながら、戦いの愚かさ 正義というものの否定 をしつつ 本当に人に必要なものって何なのかをしっかり表現してきているのは凄いと思ってしまいました。

やや 見辛い感もあるものの CGを駆使した映像は、実写でもない アニメでもない 独特で幻想的な美しくも残酷な世界を作り上げていました。


物語ではなく 幻想的な映像 台詞で テーマを表現するという方法はかなり斬新すぎて 映像脚本共に複雑にしてきたこの作品 かなり評価が割れてしまったようですが 私自身は 一つ一つが美しいイラストのような映像 映像とズレた 登場人物に対してというより 観客に対して語りかけてくるように響く台詞など独特な表現の世界コブタはハマレ
ました。

あと 原作ファンの人からしてみたら 別物すぎて受け入れられないのも分かる気もします。

たしかに 物語は解り辛く 映像もアーティスティックすぎて 一見訳分からないという 映画かもしれませんが、自己満足的な正義を振りかざしているハリウッド映画よりも よっぽど 戦争をする人の愚かさ悲しさを描いていたように思いました。

また 主人公とヒロインの演技がかなりイマイチなこともあるのですが それを台詞少なめでうまく映像でみせるとおうことでカバーしていたようにも感じました。

それに 複雑な映像 脚本なのですが テーマはかなりストレートに表現されているので そこは観ている側にハッキリ伝わるってくるところがこの映画の特徴なのかもしれません。

全編色彩の抑えたられていた映像が、それぞれの登場人物が愛する者とのささやかで幸せな時間を過ごしいる姿になると鮮やか色彩で表現され人間にとって本当に大切な物が何なのかを表現しているように感じました。

ただ、、完全にこの紀里谷監督と伝えたい想いや物語を完全にくみ取るには 一度みてそれぞれの登場人物の抱える過去を理解し人生を見届けた上で心に下絵を描き 次にそれに色をのせるという感じで 最低2回はみる必要があるように感じました。



評価 ★★★★☆ 

監督・脚本・撮影・編集 紀里谷和明
脚本 佐藤大 
   菅正太郎
出演 伊勢谷友介
   麻生久美子
   寺尾聰
   樋口可南子
   宮迫博之 
   佐田真由美
   要潤
   西島秀俊
   及川光博
   唐沢寿明
   小日向文世
   大滝秀治
   寺島進
   三橋達也

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