fc2ブログ

●マシニスト (The MACHINIST)

もともとやせているクリスチャン・ベイルがさらに30kも減量して挑んだことで、特殊メイクなしでゾンビのように成り果てている姿に見る人に衝撃を与えたこの作品、、その映像の迫力にまけてつい観にいってしまったものです。

自動車工場で機械工(マシニスト)として働くベイルはここ一年間ほとんど眠れす、おかげで骸骨のようなやせ細った姿になってしまいます。不眠症に苦しみながらも友人である娼婦のスティービーや空港でウェイトレスとして働くマリアとの交流を癒しとして日々生活していた、ところが、工場でアイバンという黒人の男性が働くようになり 少しずつ日常生活が狂いはじめていく、、という物語なんですが、、

クリスチャン・ベイルのやつれ衰えた姿は凄まじいの一言ですが、、ミステリアスで不安を誘う独自の重苦しい雰囲気のストーリー展開は、、ハラハラさせるものの、もうすでにいろんな映画で使われたようなネタ満載のため 新しさは感じることは出来ませんでした。

罪 償い 罪悪感といったものがテーマのこの作品、天国・地獄 市街地・空港と2箇所行き先を告げる行き先案内とか、小道具とかシーンにそれなりにこだわりもって作っているんですが、オチがすぐ分かってしまうつくりで もう少し脚本を練れば、もっと面白いものになったのではないかなと思えるだけに残念です。

クリスチャン・ベイルの体を張った演技!それがこの映画の一番の見所でしょうか?この作品でも彼は凄いいい演技をしています。
いろんな事態に錯乱していく様子、そして判明したあとの主人公のラストの表情は素晴しいです。
それだけに なんか惜しいな、、という感じがします。

●●●●●●●●●●●●


評価 ★★★☆☆

出演: クリスチャン・ベイル
    ジェニファー・ジェイソン・リー
監督: ブラッド・アンダーン

ランキングオンライン


●●●●●●●●●●●●

この映画 公開していたとき 劇場が「枕をもっていったら1000円」というキャンペーンをおこなっていました。、、それで家にあった小さい枕を2個もってダーリンと二人で映画館に突入!


恥ずかしいのでチラリと枕を見せて チケットを無事購入!したと思ったら、「アイテム割引のお客様~記念撮影しますからこちらにーー」といわれてしまい、、恥ずかしくも 夫婦でロビーで枕もって写真とられてしまいました、、

この割引制度どのくらいの人が利用したのかな??



眠れない方は こちらの枕どうですか?
熟睡の極み!極上の知的低反発体まくら純日本製100%【低反発枕プレミアード】です


この記事に対するコメント

ai さんへ

今思えば、この作品が描きたかったものが、恐怖や謎ではなく、罪悪感に怯える男の心情なので、あのラストで私は良かったと思います。
やはり クリスチャンベイルの演技が この作品に深さをあたえていましたよね!

【2006/07/22 18:53】URL | コブタです #-[ 編集]

ラストは印象的

終わり方・・意外なものがあって、あの安堵するように横たわるシーンがとても強く印象に残っています。
使い古されつつあるオチですがクリスチャンベイルの迫力ある演技でだいぶその印象を解消してくれたようには思うんですよね。
あたしは面白く観れた作品でした。

【2006/07/21 22:17】URL | ai #-[ 編集]

この記事に対するコメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://asmallpiggy.blog33.fc2.com/tb.php/10-a4a0ef3b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)